地元の魅力を知ってもらうきっかけづくりを 〜生産者、製造者、消費者をつなげる取り組み conducted by 神田外語大学鶴岡ゼミ〜
生産者、製造者、消費者をつなげる活動を!
私たち「鶴岡ゼミ」は、鶴岡公幸教授の指導のもと、食品マーケティングを研究しています。そして実践的な学びの一環として、地元・千葉県の企業と共同で商品を開発し、販売する活動を行っています。日本では現在、年間約600万トンのフードロスが発生しています。
また、世界で食料不足に困っている人が8億人以上いる中、まずは身近なところからフードロスを削減しよう、また地域の人に地元・千葉県の“名産品”を知ってもらおうという思いをもって私たちは地元企業とのコラボレーションおよび商品開発に取り組んでいます。
ここからは、SDGsとつながる私たちの「地産地消」の取り組みについて詳しくご紹介します。
トピックス(1) 商品を通じて千葉の魅力を伝える
鶴岡ゼミでは、地元・千葉県の企業と共同で商品を開発し、販売する活動を行っています。
今年度は、千葉県の南房総・館山の「びわはちみつ」と九十九里の「山武の海の塩」を使用した「はちみつレモンケーキ」を、千葉県の洋菓子店「スイーツ・ミズノヤ」と共同開発しました。地産地消の推進を目的に、千葉県産の農産物を使用しています。これらの「びわはちみつ」や「山武の海の塩」のように、地域にはその土地ならではの農産物が意外にも多く存在します。こうした農産物の数々を知ることも、地産地消につながる大きなきっかけであり、また大きな一歩です。
このように私たちは、地元企業と共同で商品開発を行い、私たち自身で販売することを通じて、生産者、製造者、消費者のつながりをより一層強くすること、また地産地消を推進することを目指しています。
トピックス(2) 地域イベントでの販売を通じて地域のつながりをつくる
私たちが作成したオリジナルキャラクター「キャロちゃん」をモチーフに、一昨年には、千葉県洋菓子協会と商学連携し、千葉市産のニンジンを使用したキャロちゃんスイーツを開発しました。学内販売のみならず、同市のイベントでの販売やプロジェクトにも貢献しました。
特に「千葉湊大漁まつり」は、地域の方々に直接販売をする機会となりました。これにより、千葉の魅力を私たち自身で伝え、私たち消費者と生産者、そして製造者といった地域のつながりをつくることができたと感じています。
また、「食のブランド化」推進事業として取り組む市のプロジェクトにて、キャロちゃんスイーツが千葉市産品の一つに選ばれ、地産地消に貢献することができました。
トピックス(3) わたしたち学生がパートナーシップで地産地消を推進する意義
地産地消とは、地元で作ったものを地元で消費することです。地産地消のメリットは、フードロスを減らすことや、地域のつながりをつくるだけではありません。地域で生産したものを、その地域で消費することで、輸送する際の物理的な距離を抑えることができ、環境にも優しい取り組みとなるのです。
「SDGs17パートナーシップで目標を達成しよう」のもと、私たち学生が、地域の架け橋となり、生産者と製造者、そして消費者をつなげ、地元の魅力を知ってもらい、地産地消を推進していく。そんな思いをもって、私たちは地元企業の協力と学生ならではのアイデアで、活動を行っています。
サークル紹介
私たち神田外語大学鶴岡ゼミでは、マーケティングを実践的に学ぶ過程で、「地産地消でSDGsへ貢献すること」を目標に、食品製造業・飲食業との共同プロジェクトの取り組みを行っています。現在4年生7名、3年生13名が所属しています。その他にも、Harvard Business Schoolで取り扱われている英文を用いた英文講読や、マーケティングテキストをゼミ内で作成することを目的とした企業研究も行っています。
また、実践的なマーケティング活動として、マイナビ主催の「千葉限定キャリアインカレ」にも取り組んでいます。
メンバー紹介
神田外語大学 外国語学部 国際コミュニケーション学科 国際ビジネスキャリア専攻 加藤大成
神田外語大学 外国語学部 国際コミュニケーション学科 国際ビジネスキャリア専攻 山谷晟也
神田外語大学 外国語学部 イベロアメリカ言語学科 スペイン語専攻 井出美月(左)
神田外語大学 外国語学部 イベロアメリカ言語学科 スペイン語専攻 正田大和(右)
大学プレスリリース記事
サークルロゴ
他のSDGs特集記事もチェック!