大学生3人が、日本コカ・コーラ主催の「リサイクルって、Loveだ」展で実感!- リサイクルって、楽しいんだ!
飲み終わったあとのペットボトルは、リサイクルボックスに入れる。このように、分別を行っている人は多いですよね? 実は、日本のペットボトル回収率やリサイクル率は、欧州や米国と比較しても、とても高いのだとか。何とも誇らしい!
この意識をさらに高めるべく、今回、リサイクルに興味をもつ3人の大学生が、日本コカ・コーラ主催のイベント「リサイクルって、Loveだ」展に参加! この催しは、10月20日(日)の「リサイクルの日」に合わせて、10月18日(金)~20日(日)の3日間限定で開催。遊び心のある仕掛けを通して、「リサイクルって心地いい!」と体感できる、笑顔があふれる企画展だったのです。それでは、当日の様子をお伝えしましょう!
ペットボトルのリサイクルはたくさんのLoveがつながったあかし
大学生3人が「リサイクルって、Loveだ」展に訪れたのは、開催初日の10月18日。東京六本木にある東京ミッドタウンの会場は、元気でポップな雰囲気の赤色で統一されていて、ステージはハート型!「Love again リサイクルって、愛をつなぐことなんだ。」がキーコンセプトとなっています。ハート型に折りたたんだPETボトルを使ったビジュアルが使われており、足を踏み入れるだけで心がウキウキと弾みます。
この企画展は、サスティナブル・ネイティブとも言われるZ世代の価値観をヒントに企画したものとのことで、リサイクルを義務感から行うのではなく、日常生活の中で自然に行われているサスティナブルな行動がもたらす“心地よさ”に焦点を当てた企画展となっています。
入口には「一本のリサイクルペットボトルは、数え切れない誰かがきちんと戻してくれた、無数のペットボトルからできている。一人ひとりの想いからできている」「リサイクルって、愛をつなぐことなんだ」というメッセージが掲示されていて、Z世代の山村怜士さん、櫻井かりんさん、前田玲奈さんは共感しながら読んでいました。
また、使用済みのペットボトルは回収されたあと、どのような工程を経て100%リサイクルペットボトルに生まれ変わるのかについてもステージ上にわかりやすく展示されていて、3人は興味津々の様子。ボトルを約8mm角に裁断したものなどを見て「リサイクルって、こういう手順を踏んで行われるんだ!」と、関心を抱いていました。
どこに届くのか、誰に届くのかわからなくても、その1本は確かにつながっている
ステージの中央にはリサイクルボックスが設置されていて、そこに持参した空のペットボトルを入れると、ステージ上の自動販売機のうち1台にランプが点灯し、100%リサイクルペットボトルでできた「コカ・コーラ」をもらえるという仕掛けが施されています。つまり、使用済みペットボトルが新しいペットボトルに再びリサイクルされる『ボトルtoボトル』の過程を体験できるようになっているのです。
いよいよ3人も体験することに! 空のペットボトルをリサイクルボックスに投入すると……会場に未来を想像してわくわくするような音楽が鳴り響きます。そして、1台の自動販売機の上にディスプレイされている「コカ・コーラ」のオブジェの電飾がキラッと輝きました! その販売機の前まで行き、ボタンを押してみると……見事に「コカ・コーラ」を獲得!
コカ・コーラ社は『ボトルtoボトル』の推進で業界をリード!
PETボトルリサイクル推進協議会の調査によると、日本国内でのペットボトルの回収率は実に94.4%! そのうちリサイクル率は86.9%だとか(ともに2022年度)。消費者の意識が極めて高いことがわかります。
しかし、一方で課題も……。回収されたペットボトルが、新しいペットボトルに再びリサイクルされる『ボトルtoボトル』の比率は、飲料メーカーの取り組みや消費者の協力により年々向上しているとはいえ、未だ29.0%(2022年度、前年度より8.7ポイント増)に留まっているというのです。
清涼飲料業界の業界団体である、一般社団法人全国清涼飲料連合会は、2021年に「業界として、2030年までに『ボトルtoボトル』比率50%を目指す」と宣言していますが、そのためには、さらに多くの使用済みペットボトルを分別された綺麗な状態で回収する必要があります。
コカ・コーラ社では「コカ・コーラ」や「い・ろ・は・す」などのブランドで、すでにリサイクルペットボトルを100%使用しており『ボトルtoボトル』の推進で飲料業界をリードする存在です。これまでにも、業界団体や政府省庁、他社とも連携し適切な分別回収とリサイクルへの協力呼び掛けに取り組んでいます。今回の企画展も「リサイクルの日」に合わせて、消費者に今まで以上に気持ちよくリサイクルに取り組んでもらえるきっかけとなるよう、開催されました。
楽しみながらリサイクルの大切さを実感。学生3人から、質問と感想続々!
正しく回収してリサイクルすれば、ペットボトルは新しいペットボトルとして再利用できるのです。
今回の展示で『ボトルtoボトル』への理解が深まった3人は「これからも、ペットボトルが再びペットボトルに生まれ変わるように行動しよう!」と、リサイクルへの意識がさらに高まった様子。イベント体験後は、それぞれが疑問に思ったことを日本コカ・コーラ株式会社 広報・渉外&パブリックアフェアーズ本部の宍倉麻矢さんに質問していました。
山村くん:「コカ・コーラ」は炭酸飲料「い・ろ・は・す」は非炭酸飲料ですが、どちらのペットボトルも同じリサイクル素材で作られているのですか?
宍倉さん:単一素材でできています。ただ、炭酸飲料のほうは内側から圧力がかかるので、設計方法や重さなどには違いがあるんですよ。
櫻井さん:ペットボトルをリサイクルに出す際に、私たち消費者が気をつけるべきことは何かありますか?
宍倉さん:家にいるときは、住む地域の自治体ごとに定められたルールに沿って分別していただきたいです。ラベルをはがしたり、ペットボトルと缶は分けて出すなどを心がけてくださいね。また、外出時であれば今日皆さんが空のペットボトルを入れてくれたリサイクルボックスに、ぜひ投入してください。ここでかならず知っていただきたいのは、リサイクルボックスはゴミ箱ではないということ。紙くずなどは入れずにペットボトルも飲み残しをせずに捨ててもらえると、リサイクルがしやすいのでとても助かります。ペットボトルのリサイクルスキームにのせることを意識していただけたら嬉しいです。
前田さん:サスティナビリティーを推進する企業として、私たち大学生などの若者に期待していることはありますか?
宍倉さん:皆さんは、サスティナビリティーというものが日常に浸透している世代だと思います。日々のアクションを通して社会に参画したり、私どものような企業とこれまでにない視点でのコラボレーションなども期待しています。
楽しみながらリサイクルへの理解を深め、企業のかたに直接質問まですることができた大学生3人。イベント中、終始楽しそうでしたが参加した感想はどうだったのでしょう?
前田さん:リサイクルに対して少し難しいイメージをもつ人もいると思うのですが、今回の展示は「リサイクルって、Loveだ」展というタイトルも会場の雰囲気も明るく軽快で、親しみやすさを感じることができました。リサイクルは大事だとわかっていても日常生活では意識する機会が減りがちなので、そういう思いをこのイベントで再確認できてよかったです。
櫻井さん:ふだんからゴミの分別はしていますが、捨てたあとはどういう過程でリサイクルされていくのかを知らなかったのでその流れを学べてためになりました。今までリサイクルボックスに何気なく入れていた使用済みのペットボトルが、新しいボトルにつながっていくのだなと、今回の体験を通してはっきり認識できておもしろかったです。
山村くん:自分が住んでいる地域は海沿いで、海岸にペットボトルが散乱している様子をよく見かけます。その光景を見慣れていることもあって使用済みのペットボトルはゴミという意識でした……。でも、今回僕たちが教わったように、ペットボトルはリサイクルされるのだということを多くの人が知れば、ペットボトルのポイ捨ては減っていく気がします。このイベントに参加したことで、リサイクルに対して、よりポジティブなイメージをもつことができました。
イベントを楽しんだだけではなく、ペットボトルの分別やリサイクルに対する学びを深めた3人。飲み終わったペットボトルの行先に、少しの"Love"を持って次のペットボトルに変わるよう……今回の企画にあるようなZ世代の価値観がきっかけで取り組む重要性を今回のプログラムを通して実感したようです!
日本コカ・コーラでは本企画展のほかに、リサイクルの日に合わせてデジタルでも『ボトルtoボトル』の啓発コミュニケーションを展開しています。
リサイクルボックスが主人公のスペシャルムービーをコカ・コーラ公式YouTubeチャンネルで公開するなど、消費者へのリサイクル呼びかけを積極的に発信。そちらも、ぜひ覗いてみてくださいね!
提供:日本コカ・コーラ株式会社