長いようで短い夏休み。一人で冒険（たび）を始めるのはなかなか勇気がいるけれど、一緒に飛び出す仲間がいれば、自分の視界がもっともっと広がるはず！ 大学生が、大学生におすすめしたい「新しい冒険（たび）」を体験できるサークルを紹介します。今回紹介するのは、「慶應義塾大学フリースタイルバスケットボールサークル SHAMGOD」さんです。

Q1.どんな活動をしている？

バスケットボールを用いたハンドリングとダンス、音楽を融合させたパフォーマンス「フリースタイルバスケットボール」のサークルです。三田祭をはじめ、七夕祭・矢上祭・芝共薬祭など慶應義塾大学の学園祭や、聖心祭や成城祭など他校の学園祭に向けて日々練習をしています。地域のお祭りなどでパフォーマンスをすることもあります。基本的に練習は週1回ですが、イベントの前には週2回の練習に加えて、深夜練を行うこともあります。

Q2.一番自慢できることは？

最近では、メディアへの出演機会を多くいただけるようになったことです。例えば、Little Glee Monsterさんのミュージックビデオに出演したご縁から、テレビ朝日の『ミュージックステーション』に出演した経験もあります。昨年度は、avex主催の夏フェス「a-nation」にも出演しました。また、ここ数年は毎年、三田祭の初日のトリを務めることが多く、それも私たちサークルの自慢です。

Q3.サークルを象徴するような面白エピソードは？

題して「ロスト祭り」！ ロストとは、パフォーマンス中にボールを落としてしまうミスのことです。昨年10月の大会では、前日の雨でステージはびしょ濡れ。ロストしやすい状況だったので、いつにも増してメンバーは真剣。ノーロストでステージを終えられそう、と思った瞬間、一人が滑って転び、それにつられるかのように全員が転倒、ロストの嵐……。お客さんも笑ってくれたのでよかったですが、今ではいい思い出です（笑）。

Q4. 所属した理由やきっかけは？

たまたま見かけた新入生勧誘のステージでSHAMGODを知りました。もともとバスケをやっていたこともあり、バスケットボールを使うパフォーマンスに興味を持ちました。新歓に参加したところ、先輩や同級生の雰囲気がとてもよかったので、仲良くなった同級生と一緒に入ることにしました。他のメンバーもそのような人が多いようです。バスケ経験者でなくても楽しむことができ、半数以上が未経験なのもいいところです。

Q5.サークル活動が将来どんなことに役立ちそう？

1学年に約10名しか入らない少人数サークルなので、メンバー同士が密に交流でき、同期・先輩・後輩と仲良くなれます。ここで一生の友達が得られたと思っています。またサークルの歴史が浅い分、OBやOGとも気兼ねなく話すことができるので、社会人になってからのコミュニケーションスキルもつくと思います。フリースタイルバスケという、まれな特技を身につけられるのも魅力です。

Q6.“フリースタイルバスケの世界”に興味を持った方が、挑戦できそうな体験・取り組みは？

プロで活動する方の動画は見るべきです。たぶん圧倒されます、すごすぎて！ YouTubeを通じて簡単なフリースタイルの基礎技の動画を上げている方やレッスンを開いている方もいるので、そこへ参加してみるのもいいと思います。個人技だけでなくパフォーマンスに興味をもった方は、私たちのYouTubeチャンネルを見てみてください。いろんなショーケースを作っているので、絶対に“刺さる”曲があるはずです！

文・取材：Mo-Green
編集：マイナビ学生の窓口編集部