大学生が実践する「こどもまんなかアクション」って? こどもや地域をつなぐ3つの活動を紹介

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PR 提供:こども家庭庁
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すべての人がこどもや子育て中の方々を応援する世の中になるよう、社会全体の意識改革を後押しする「こどもまんなかアクション」。この取り組みに賛同した「こどもまんなか応援サポーター」による活動が全国に広がっています。

今回、「学習支援ボランティアiroiro」「佛生山らぼプロジェクト」「こども食堂からふる」という大学生が主体で活動する団体の活動を紹介します。大学生が考える「こどもまんなかアクション」はどのような活動なのでしょうか。そして、大学生は活動を通じてどのような体験を得て、どんなことを感じたのでしょうか。7人の大学生に話を聞きました。

こども基本法で、18歳や20歳といった年齢で必要なサポートがとぎれないよう、心と身体の発達の過程にある人を「こども」としている。

「こどもまんなかアクション」とは!?

「こどもまんなかアクション」のベースにあるのは「こどもまんなか」という考え方で、こども家庭庁では「すべてのこどもや若者たちが幸せに暮らせるように、常にこどもや若者の今とこれからにとって最もよいことは何かを考え、社会全体で支えていくこと」としています。

こども家庭庁では、全国各地で行われている「こどもまんなかアクション」を見える化し、つなぐことで「こどもまんなかアクション」の輪を広めようとしています。

「#こどもまんなかやってみた」を付けて自らのアクションをSNSで発信すれば、個人や団体・企業など、誰もが「こどもまんなか応援サポーター」になれます。こどもまんなか応援サポーターの活動は、こども家庭庁のサイトやSNSで共有されています。

「こどもまんなかアクション」について
もっと知りたいなら、こちらをチェック!

こどもと保護者に寄り添って“学び”をサポート
「学習支援ボランティアiroiro」

高校生の頃から、母校の小学校で学習支援ボランティアに参加していたという兄妹を中心メンバーとして活動する「学習支援ボランティアiroiro」では、小学生とその保護者を対象にLINEを使った学習支援活動をしています。

相談は24時間365日受け付けていて、問題の解き方や学習方法、長期休みの宿題への取り組みまで、さまざまな相談が利用者から届くそう。現在、20名のボランティアスタッフが関わっています。

「学習支援ボランティアiroiro」のロゴ

――こどもたちからどんな相談や質問が寄せられてますか?

太刀川茉央さん(以下、茉央さん):各教科の勉強を教えてほしいということだけではなく、夏休みでしたら「自由研究は何をすればよいですか?」といった質問もたくさんいただきます。質問をしてくれたこどもに寄り添いながら返信しています。

「学習支援ボランティアiroiro」で活動する太刀川茉央さん

――活動の手応えを感じる瞬間は?

茉央さん:こどもたちから、「わかりやすかった」などの喜びの声をもらった時ですね。iroiroはLINEのトークでのやりとりがメインですが、足立区のこどもの未来応援活動団体支援事業に認定されたことで、今年から対面学習会を開催できるようになりました。今年の8月に開催した3日間の学習会には、遠方にも関わらず全日程に参加してくれた子がいたんです。その子から最終日に、「おかげですごく勉強が楽しかったです」と感想をいただいて本当に嬉しくなりました。

2025年8月に開催された対面学習会の様子

――保護者の方とのやりとりではどうですか?

太刀川幸大さん(以下、幸大さん):「こどもに勉強をどう教えたらいいかわからないので教えてください」といった相談が多いです。私たちは学生でお子さんたちと年齢が近いこともあり、保護者の方と違う視点でこどもたちの「わからない」に接することができると考えています。また、塾講師をしていて、こどもに勉強を教えることに比較的慣れているメンバーも多いです。学生生活でのいろいろな経験が、こどもや保護者のサポートの役に立っています。

「学習支援ボランティアiroiro」で活動する太刀川幸大さん

――活動を通して得た学びや気づきを教えてください。

幸大さん:学習というものはこどもの問題として捉えられがちです。けれども、活動をするなかで、実はこどもたちを取り巻く大人とのつながりの問題でもあると気付かされ、大人たちも一緒にサポートすることの重要性を感じています。

茉央さん:こどもまんなかアクションに取り組むさまざまな活動を拝見する中で、移動児童館をされている団体を見つけ、ヒントをいただきました。「小さい頃から本を読む習慣をつけることで、読む力が育まれるのでは」と日頃から思っていて、私たちも移動図書館をできないだろうかと検討しています

――こども・子育てにやさしい社会づくりに向けて、今後どんなことに取り組みたいですか?

幸大さん:こどもたちのためのボランティア活動はたくさんありますが、難しいのはそれが世の中に周知されていくことだと思います。サポートが必要なこどもたちへのアプローチもまだまだ足りません。私たちの活動も、行政や他の団体とのつながりを増やし、もっと多くのこどもたちへ届くよう、積極的に働きかけていきたいですね。

中高生・大学生など若者主体の
「こどもまんなかアクション」を紹介中!

こどもと地域の間につながりや愛着を
「佛生山らぼプロジェクト」

「佛生山らぼプロジェクト」は、香川県高松市の仏生山地区の地域活性化を目指したプロジェクトです。「こどもと地域との愛着や関わりが薄いのではないか?」という仮説を基に、元々は香川大学のゼミ活動としてスタートしたもので、現在は「仏生山こどもらぼ」と、「仏生山まるごと動物園」を主な活動としています。

「仏生山こどもらぼ」は毎月1回、コミュニティセンターで工作やゲームをしたり、地域のお祭りに屋台を出したりと地域との交流活動をしています。「仏生山まるごと動物園」では、地域の人やこどもたちが紙粘土や新聞紙などで作った動物オブジェを仏生山にあるお店や施設に展示し、地域の人たちに見てもらい、また、他の地域の人たちに仏生山に来てもらうきっかけにもなるようなイベントを毎年開催しています。

「佛生山らぼプロジェクト」のロゴ

「仏生山まるごと動物園」の様子

――活動に関わることになったきっかけを教えてください。

北岡 優さん(以下、北岡さん):仏生山は私の地元で、昔ながらの街並みが残っていて、古いカフェをリノベーションしたお店があるなど観光という点では魅力ある地域です。でも、個人的には「こどもたちに愛着を持ってもらえている地域だろうか?」という疑問があり、こどもたちに仏生山を好きになってもらうというテーマに惹かれて活動に参加しました。

――活動を行う中で楽しいと感じることは?

北岡さん:なかなか心を開いてくれなかった子が、向こうから話しかけてくれるようになったり、下の名前で呼んでくれるようになったりと、少しずつ心を開いてくれるのを感じる瞬間がすごく嬉しいです!

――やりがいはどんなところでしょう?

宇野早織さん(以下、宇野さん):こどもたちが気に入ってくれて、居場所の一つとなっている…そのような場所が地域の中にあるべきだという思いが、活動を続けていくモチベーションになっています。もともと、イベントの計画や運営には自信があったのですが、実際やってみると地域の方をはじめさまざまな人との連携が必要で、1人でできることではないんだと学びました。

佛生山らぼプロジェクトのイベント時で写真を撮る際の定番ポーズを決める宇野早織さん(左)と、北岡優さん(右)。

――活動や「こどもまんなかアクション」を行う中での気づきを教えてください。

北岡さん:「こどもはこうしたら楽しいだろう」「こういうものが好きだろう」という考えが実際には全く通じず、自分はこどもに関わるのが向いていないのではと悩んだこともあります。でも、時間をかけて一人ひとりと関わり合いを模索しながら信頼関係を築いていくことが大切だと気づきました。こどもまんなかアクションは、ハッシュタグを付けて投稿するという簡単なことで、こどもたちに対する同じ思いを持っている人たちとつながることができるのがいいですね。共感できる活動を見られたり、他の方のプロジェクトから学んだりしています。

「仏生山こどもらぼ」の様子

――今後の展望などについて教えてください。

宇野さん:現在、プロジェクトの参加人数は19人。プロジェクトに参加してみても、「やってみたら難しい」と悩む人もいますが、メンバーが楽しむ姿をみせて、たくさんの人に参加してもらえる活動に今後もしていきたいです。こどもが中心となる地域は明るくなります。プロジェクトと地域とのつながりをもっと強くしていきながら、こどもたちと大人が自然と関わることができる場所を地域全体で継続して作っていきたいですね。

中高生・大学生など若者主体の
「こどもまんなかアクション」を紹介中!

地域住民と共にこどもの可能性を広げる
「こども食堂からふる」

京都市内9カ所にある「こども食堂からふる」は、京都大学の学生を中心に活動する団体で、学生自身がこども食堂を運営したり、地域の方が運営するこども食堂やこどもの居場所にボランティア参加したりしています。未就学児から中高生までを対象にちょっとしたお手伝いや遊びの企画などを行い、こども同士の交流だけでなく、地域住民も交えた多様な人がつながる居場所づくりを目指しています。

「こども食堂からふる」のロゴ

――こども達の居場所づくりは、どんな効果がありますか?

萩庭佑紀さん:地域のこどもが大学生と安心して遊べるこども食堂などの環境があれば、保護者の方々の子育ての負担が軽くなるのではないかと考えています。活動の中でこどもたちに勉強を教えた際に、子育てや教育において、地域や親の経済力によって格差が生まれることがあるんだなと痛感しました。こどもたちが大学生と接することで、大人に対する親密さと信頼感を高める働きがあるのではないかと。私たちの活動が少しでもその格差を是正するための運動になればと思っています。

「こども食堂からふる」で活動する萩庭佑紀さん(上)、堀江琉花さん(左下)、野口鎮誇さん(右下)

――「こどもまんなかアクション」で、「こども食堂からふる」の活動に変化はありましたか?

野口鎮誇さん(以下、野口さん):ボランティアを続ける中で、他の団体との協力や連携がなかなかできないという課題を持っていました。「こどもまんなかアクション」に参加したことで、こども向けボランティア団体同士のつながりを感じることができました。ここからさらに活動を続け、お互いにより深いかたちで協力し合える関係を築けたらいいなと思います。ボランティア団体は認知されにくく、孤立しがちな面がありますので、つながりが広がることは活動にとってプラスになっていると感じます。

――ボランティア活動を通して、考え方の変化などはありましたか?

堀江琉花さん:地域の方々と話す機会が増え、大学生活では接することのない世代の方々と交流できるようになったことは大きな経験だと感じています。地域の方々と協力して運営していく楽しさやありがたさを実感するとともに、こどもたちのために何かをしたいという人がこんなにたくさんいるということは、大学の教室で授業を受けているだけでは気づけませんでした。

今の社会は、こどもの問題を全て親の責任として押し付けてしまっていると感じます。子育ては親だけがするものではなく、地域でするものという考えが広がっていくことを願っています。そのためにも、例えばこどもと遊ぶのが好きだからボランティアをするというように、自分自身が楽しむことができる居場所作り、社会のシステム作りができればと思っています。そうすればボランティアに参加する人の幅ももっと広がるのではないでしょうか。

「こども食堂からふる」で開いているこども食堂の様子

「こども食堂からふる」ではこどもの居場所づくりの一環として、ボランティアの大学生がこどもと遊ぶことも

――読者の学生へメッセージをお願いします。

野口さん:こどもたちにとって、年齢が少しだけ上の存在との関わりは、縦の関係でも横の関係でもない斜めの関係と呼ばれていて、先の道を示す身近なロールモデルになりやすい存在です。学生としてこどもたちにその姿を見せていくことは、とても社会的意義のあることだと感じています。みなさんもぜひ、さまざまな活動に参加してこどもたちの世界を広げていだたけたら嬉しいです。

中高生・大学生など若者主体の
「こどもまんなかアクション」を紹介中!

誰にでもできる、いつからでもはじめられる
“こどもまんなかアクション”

今回、「こどもまんなかアクション」に取り組む3つの学生団体を紹介しました。ちょっと難しそうに感じるかもしれませんが、「こどもまんなかアクション」は特別な取り組みではありません。いつでも、誰にでもできるアクションです。

例えば、「電車の乗り降りで大変そうなベビーカーを押したお母さんを手伝う」、「迷子のこどもを助けてあげた」など、こどもや子育てにまつわることならなんでもOKです!

大学やアルバイト先、普段からよく行くお店や駅など、あなたの身近なところで「こどもまんなかアクション」をしている人がいるかも?

すでに、SNSではたくさんの人が、自分の「こどもまんなかアクション」を投稿しています。ぜひ、「#こどもまんなかやってみた」で検索してみてください。

「こども家庭庁」のホームぺージで
こどもや子育ての情報発信中!

「こどもまんなかアクション」について
公式noteでも情報発信中!

「こども家庭庁」の
公式Instagramはこちら

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