レポートの書き出しに悩む大学生必見! 盛り込むべき内容と例文

学生の窓口編集部

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大学の授業では、しばしばレポートの提出を求められます。中学・高校でもレポート提出はありましたが、大学でも同じ書き方でよいのかどうかわからないかもしれません。

特に悩むのが、レポートの書き出しの部分でしょう。レポートの基本的な書き方や盛り込む内容について、例文付きで紹介します。

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大学のレポートで求められるのは?

大学の授業では「〇〇のテーマでレポート提出」ということがよくあります。レポートを書くときには決まり事があり、これを無視して思ったことを書いたのでは単なる「作文」になってしまいます。レポートを書く際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

レポートには「問い」と「答え」が必要

大学で求められるレポートには「問い(テーマ)」と、それに対する論理的な「答え(結論)」が必要です。最終的な結論を導き出すために、証拠や根拠となるデータ、筋の通った論理的な推論が必要になります。

レポートの構成に沿って書く

レポートの中身は「序論」「本論」「結論」という構成でまとめるのが一般的です。また、体裁もレポートとして整っていなければなりません。そのために必要な要素を以下の順番に配置します。

表紙

レポートには表紙を付けましょう。表紙にはタイトルのほか、授業名、所属学部、年次、学籍番号、氏名、レポートの作成日を記載します。表紙を付けない場合は、1ページ目にこれらの要素を記載しましょう。

タイトル

レポートには必ず「タイトル」が必要です。タイトルは、テーマについてわかりやすく、読み手の興味を引くようなものにします。慣れないうちはレポートのテーマをシンプルにまとめたタイトルにするとよいでしょう。

序論

レポートがどのようなテーマなのか、なぜそのテーマでレポートを書くのか、執筆にいたる背景などを書きます。

本論

結論を導くために調べた内容について、具体的なデータやそれに対する考察をまとめます。レポートの中心になる部分です。インターネットの内容はそのままコピー&ペーストするのではなく、自分の言葉で書くようにします。

結論

本論から推察される結論です。本論で用意したデータによって、レポート執筆前の予想とは異なる結論が導き出されることもあります。

引用・参考文献

レポート作成に当たり、引用したり参考にしたりした文献・資料があれば、それを記載します。なお本文中で実際に引用・参考にした箇所にも以下のような情報を簡略的にカッコ書きしておきます。
・文献を引用した箇所の末尾→(著者苗字 発行年、引用ページ)
・文献を参考に、自分でまとめた箇所の末尾→(著者苗字 発行年)

そしてレポートの最後にまとめて文献の詳細情報を記載するのが一般的です。
<例>参考・引用文献
著者、発行年、『文献タイトル』、出版社

このあたりは少し複雑になりますので、後ほど例文で具体例をご紹介しますね。

読みやすい、分かりやすいレポートを書くには?

文章を書くのにはこつがあり、レポートも例外ではありません。よいレポートを書くためには以下のような点に留意しましょう。

文体を統一する

一般的に知られる文体は「だ・である調」「です・ます調」です。これが混在していると読みにくい、落ち着かないレポートになります。レポートの場合は「だ・である調」で統一して書くと良いでしょう。

しっかりと言い切る

レポートでは明確な「答え」が求められます。結論が「~だと思う」で終わるようなレポートは失格です。「~である」と、しっかり結論付けてまとめましょう。

ただし、本論での考察など、自分の意見を盛り込む場合があります。このときは「~だと考えられる」「~だと予想される」のように、それとわかる書き方をしましょう。

主語などを省略しない

日本語の会話では、主語など幾つかの言葉を省略しても意味が通じることがあります。しかし、レポートの文章ではこのような表現はふさわしくありません。必要な言葉は省略せずに書きましょう。

1文が長くなりすぎないように書く

資料・文献を参考に文章を書いていると、1文が長くなることがあります。1文が長くなると何を言っているのかわかりにくい文になりがちです。1文はなるべく短くまとめるように心掛けましょう。

文献を引用した部分は分かりやすく区別する

文献を引用する場合は、逆に短くまとめる必要はありません。むしろ引用の場合は、文献の内容を一字一句変えずに正確に写さなければなりません。そして「引用であること」がわかるような書き方をします。具体的な方法は「」(カギ括弧)で囲む、斜体にする、文頭を下げる(インデント)など。他者の文献内容は自分の考えと区別して書く、というのが大切なルールになります。

むやみに横文字や専門用語、略語を使わない

書かれている言葉の意味が分からないと、読むのに労力が必要になります。横文字は適切な日本語に置き換え、専門用語や略語を記載する場合は意味が分かるように注意書きを添えましょう。

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