|
iパス(ITパスポート試験)
iパス(ITパスポート試験)は、経営全般、IT管理、IT技術に関する総合的な知識を学び、ビジネスに必要なIT力を証明することができる国家試験です。
大学のシラバスに、授業を履修すると取得に役立つ資格としてiパス(ITパスポート試験)が紹介されていたので、授業の内容を覚えているうちに取ってしまおうと思い、大学在籍中に勉強をしました。ICカードや無線LAN、認証技術など、普段何気なく使っている身のまわりのものの仕組みがわかったのがおもしろかったです。同時に、IT技術が現代社会になくてはならないものであることも再認識できました。また、情報分野だけでなく経営戦略や財務なども出題範囲となるため、企業の仕組みを知る上でも役に立ちました。
仕事でシステム導入に関わっているのですが、学んだIT用語や情報技術に関する知識が業務にとても役立っています。また、入社直後の研修中に別の情報系資格を取らなければならなかった時、iパス(ITパスポート試験)を取得していたため、勉強を進めやすかったこともよかったことのひとつです。履歴書にこの資格を書いていたのですが、IT業界を受ける際に、情報技術の基礎力が備わっていることを評価してもらえました。業務システムのIT化はIT業界以外でも進んでいるため、どの業界でも面接での印象は良かったように思います。
成田百合香さん
23歳
情報通信企業で営業を担当。大学では文系学部を専攻。在学中の2011年にiパス(ITパスポート試験)を取得。
2ヵ月
専門用語がわからないと問題文の意味がわかりません。なので、まずは用語の暗記から始めました。また、出題範囲が幅広いため、バランスよく勉強を進めていかないと、ある分野を集中的に勉強しているうちに他の分野の内容を忘れてしまう、ということになりかねないので注意が必要です。
テキストを一通り終えてから過去問題を進め、間違えたものは逐一テキストで確認するようにしました。過去問題は公式サイトで無料ダウンロードできます。また、私はダラダラ長時間勉強するよりも、短時間で集中するほうが効率よく覚えられたので、B6サイズの参考書を買って常に持ち歩き、通学の電車内や休み時間など、ちょっとした隙間時間を見つけてこまめに勉強していました。
iパス(ITパスポート試験)は、経営全般、IT管理、IT技術に関する総合的な知識を学び、ビジネスに必要なIT力を証明することができる国家試験。
日本人のための日本語の検定。日本語を正しく使うことができるということの証明になり、社会人として必要な日本語力が身につく検定資格。
日本漢字能力検定(漢検)は、漢字能力を測定する技能検定。「読み」「書き」の知識量のみを測るのではなく、漢字の意味を理解し、文章の中で適切に使える能力を測る