浪人して大学進学。その努力は自己PRとして評価されるのか?

浪人して大学進学。その努力は自己PRとして評価されるのか?

2015/05/08

自己PR

就活の悩み・疑問

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就活生の皆さんの疑問・質問を解消するため、Q&A方式でさまざまな就活の悩みにお答えします。今回は、「浪人を経験しての大学進学は、自己PRに使えるか?」という相談です。


<就活生からの質問>

私は浪人して大学に進学しました。その経験を強みとした自己PRを書いています。しかし、自己PRの内容として、本当に良いのか不安になり質問させていただきました。


<就活の真実 事務局からの回答>

強みとの関係性や表現方法にもよりますが、工夫や追加・変更が必要かもしれません


結論から申し上げると、浪人をしたことは決して悪いことではありませんし、自己PRの「強み」として選んではいけない要素ではありません。ただし、幾つかの注意点が考えられます。


1.浪人したエピソードと強みとの関係性
どのような強みをアピールしたいかにもよりますが、アピールすべき強みと浪人した事実が、どう結びつくのかストーリーの整理が必要です。分かりやすいエピソードを織り込みながら、採用担当者に納得いただき、共感してもらえる内容が求められます。


2.他の学生と差別化ができているか
どうしても他の学生との相対評価になってしまうのが、就活の難しいところです。質問者様と同じように浪人を経験した学生は、相当数いることでしょう。その学生たちが浪人の経験を強みとして同じく披露するかは別としても、他の学生とは違う浪人生活の経験、そこから得た気づきや学びのエピソードはあった方が良いかもしれません。


3.本当に最適なエピソードか
当然ですが、浪人期間の過ごし方は人それぞれ違います。もちろん「得たもの」「成長」「強み」も異なるでしょう。ほとんどの場合、浪人生活よりも大学生活の方が長い時間を過ごすことになります。いざ、採用担当者の視点に立った時に、せっかく浪人をして大学へ進んだのに浪人生活を上回るような体験や成長が見られなかったとすると、少し物足りない印象を与えてしまう可能性があります。


質問者様がどのような自己PRを想定されているのかとは別に、以上の点に注意し、内容を深めていった方がいいのではないかと感じました。参考になれば幸いです。頑張ってくださいね。



コンテンツ提供●プライマル株式会社「就活の真実2016」

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