【自己PR例文集】ESでの文字数、面接での制限時間ごとに書き方&答え方を解説

【自己PR例文集】ESでの文字数、面接での制限時間ごとに書き方&答え方を解説

2019/03/01

自己PR

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就活中、応募書類や面接で求められる自己PR。自分の強みや生かせるポイントをPRするものですが、実際就活を迎えて改めて考えてみるなかなか思いつかなかったり、書き方が答え方に悩んだりすることも多いものです。そこで今回は、「自己PRで書くことがない」そんな悩みを持つ方に向けて、自分の強みをアピールするための自己PRの書き方や答え方を例文と合わせて紹介します。

就活の面接自己PRの答え方・書き方

自己PRが思いつかない人のための考え方

就活で自分の長所を伝えなければならない場面は数々ありますが、中でも自己PRは自分ならではの強みを最大限アピールできる項目といえます。

この自己PRの内容を考える上で役に立つのが、自己分析です。自分が今まで経験した出来事を整理するために「自分史」をまとめてみたり、モチベーショングラフを書き出してみたり、家族や友人からの意見を取り入れるなどして、まずは自分の特長や性格を知り、強みを見つけることが大切です。自己PRに何を書けばいいのかと悩んでしまう人は、自己分析を一度じっくり行ってみるといいかもしれません。

自己PRを伝える準備1.指定の書式や文字数でまとめる

自己PRで伝えたいことが決まったら、次は実際に履歴書やエントリーシートの自己PR欄に書いてみましょう。指定された書式・形式で書く場合は、アピールポイントがたくさんあるからといっても、その範囲内でまとめる必要があります。文字数の指定がある場合はそれに従って、文字数の指定が特になかった場合は、300~400文字程度で収めましょう。

また、企業によってはエントリーシートとは別に写真を使ったり、イラストで見せたりと、自由な形式の自己PR用の書類の提出を求められることがあります。その場合は、レイアウトやフォントなどの「見せ方」も含めて、自分が希望する業種や職種に合った自己PR書類を作成しましょう。

自己PRを伝える準備2.ポイントを押さえる

自己PRはただつらつらと書き連ねるのではなく、ポイントを押さえて強みやエピソードをまとめていくことが大切です。大きな流れを考えながら文章を構成してみましょう。

まず、書き出しは結論から入ります。結論というのは、あなたのアピールポイントのこと。冒頭であなたのアピールポイントを端的に伝え、採用担当者にあなたへの関心を抱かせます。

そして次は、結論の裏付けとなるエピソードを入れます。あなたのアピールポイントをきちんと理解してもらうためにも、なるべく具体的な説明を入れたほうがいいでしょう。

最後は、これまで書いてきたことが志望企業でどう生きるのかをアピールします。企業側にどんなメリットが生まれるのか、採用担当者へ可能性を感じさせられることが書けるといいですね。

自己PRの例文

以上のポイントを踏まえた上で、自己PRの例文を紹介します。自分のアピールポイントを考え、整理して伝えていく上で参考にしてみてくださいね。

【例文】※300〜400文字程度でまとめる場合
私の強みは、何事にも主体性をもって行動できるところです。その能力が最も発揮できたのは書店でのアルバイト経験です。本から得る知識は人の財産だと考えているため、本の最新情報や流行について常にリサーチするようにしています。アルバイト先の書店では雑誌やインターネット上で話題になっている本の取り扱いが少ないという状況に気づき、お客様から本の要望を聞くための「意見ボックス」と「要望の本コーナー」の設置を店長に提案しました。本の品ぞろえをよくするだけでなく、お客様参加型の施策を行うことで地域密着性をアピールし、書店の売上にも貢献することができました。業務の中で自らの意見を言える性格を生かし、貴社の●●事業でも主体性をもってお客様のご要望にいち早く答えられるサービスづくりを行いたいと考えています。

面接での自己PRの伝え方

面接では「◯分間で自己PRをしてください」などと、はじめに言われることも多いです。パニックになり、支離滅裂な答えにならないよう、前もって回答の準備をしておきましょう。

面接のような場面で、口頭で自己PRを伝えるときに最も注意が必要なのが、制限時間です。面接官からはだいたい1~3分間程度で制限時間を指定されるため、その分量に合った内容や構成を考えなければなりません。自己紹介を兼ねて自己PRを求められる場合もあるので、複数のパターンも準備しておくといいでしょう。

また、面接で自己PRの伝える練習をするときは、声の大きさやトーンなど実際に声に出すことも意識すると本番も同じように臨むことができます。

自己PRを1分でまとめるポイント

「自己PR1分」というのは、文章に起こすと約200~300字程度の分量にあたります。一度だいたいの分量で自己PRの内容をまとめたら、スマートフォンのストップウォッチ機能などを使って実際に時間を計り、面接の場面を意識して口頭で伝える練習をしてみましょう。

ただし、準備の段階ではピッタリだった分量でも、いざ面接本番になると緊張してしまい早口になって、あっという間に話し終わってしまうなんてことにもなりかねません。面接当日も、慌てずに相手が聞き取りやすいスピードで話すことを意識しましょう。

面接で自己PRを伝えるときの例文(1分間編)

【例文】※300文字程度
私の強みは、地道な努力を積み上げる力があるところです。以前、外国人観光客に道をたずねられたとき、私に語学力がなかったため答えることができず悔しい思いをしました。
「外国人観光客に道を教えてあげたかった」という小さな後悔から、3か月間の語学留学を決意しました。留学中、日本語以外でコミュニケーションがとれたとき、これまでにないうれしさ、そしてやりがいや充実感を感じることができました。このとき、将来英語を使った仕事をしたいと考えるようになりました。帰国後はその目標に向かってコツコツと勉強を重ね、TOEICで700点を獲得できるようになりました。入社後も学ぶことに対して志を高くもち、努力を重ねていく姿勢は貫いていきたいと考えています。

面接で自己PRをで伝えるポイント(2~3分間編)

面接で自己PRを2〜3分程度口頭で伝えるとなると、文章に起こした場合は原稿用紙2枚程度の分量になります。1つのアピールポイントをより具体的に掘り下げてていくか、複数のエピソードを入れていくか、少し工夫をする必要がありますので、自己分析を基に再構成してみましょう。

面接で自己PRを伝えるときの例文(2〜3分間編)

【例文】※800文字程度
私の強みは、チャレンジ精神があるところです。「やらない後悔よりやる後悔」と考え、行動しています。この力を発揮したのは、大震災の被災地に向けた復興支援のボランティア活動を行った経験です。大震災が起こったことをテレビで知ったとき、もし家族や友人が住む地域が被災したらと思うと、不安でいっぱいになりました。私の不安感は想像の範疇でしかありませんが、実際に被災している人たちは比べものにならないほどの不安を抱えていると思いました。

そこで私に何かできることがないか調べたところ、個人から食料や生活必需品を送るときの受け取り場所の問題が深刻なことを知りました。食べ物を食べられる環境になかったり、物品を保管する設備がなかったりと、予想以上に問題が多いことを知りました。

現金の支援も検討しましたが、何か被災者が手に取れるものや方法で復興を支援できないかと考えました。その中で生活必需品で不足しているのが衣類だということを知り、被災地でチャリティーフリーマーケットを開催するため、クラウドファンディングで有志を募ることにしました。クラウドファンディングの内容は、集まった支援金で衣類を購入し、被災地でチャリティーフリーマーケットを行うというものでした。

被災地支援を行う団体や先輩などにアドバイスをもらいながら、SNSを活用して精力的に告知を行った結果、クラウドファンディングで目標資金を集めることができました。集まった支援金で、子ども用の下着、男性と女性用の下着やインナーを中心とした衣類を購入し、被災地に届けることができました。「やらない後悔よりやる後悔」を実践したことで、少しでも被災地の人を助けられたのではないかと感じています。また、何かにチャレンジするということは、自分にも他人にも何かを生み出すこともあるということを学びました。貴社に入社後もチャレンジ精神を常に持ち、提案力を磨きながら営業として活躍したいと考えています。

まとめ

自己PRの面接での答え方や、履歴書・ESでの書き方についてご紹介してきました。例文も参考にしながら、あなたの強みが伝わるあなたらしい自己PRを考えてみてくださいね。採用担当者や面接官に自分自身のことを正しく伝えるためにも、強みやよさが最大限伝えられる自己PRを作れるといいですね。

(学生の窓口編集部)

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