「正社員」「派遣」「パート」「アルバイト」…雇用形態別のメリット&デメリット

「正社員」「派遣」「パート」「アルバイト」…雇用形態別のメリット&デメリット

2015/04/09

お役立ち情報

「正社員」「派遣社員」「契約社員」「パート社員」「アルバイト」。いろいろな働き方がありますが、それぞれどのように違うのでしょうか? メリットとデメリットはどんなところにあるのでしょうか。転職コンサルタントの安達瑠依子さんに解説していただきました。

「働き方はさまざまな形態がありますが、大きく分けると「期間・時間・勤務地・報酬」などの条件面と「仕事内容・教育の機会」のキャリア面で違いがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。ただし、同じ雇用形態でも大企業と中小企業ではその程度に差は出ますので、あくまでも一般論でお答えします」

■正社員

メリット:定年まで期限が無く働くことが可能であり、会社は長期で活躍してくれることを期待して教育の機会を多く用意している。また、福利厚生面でも安定を享受しやすい。

デメリット:異動や転勤は会社に決定権があり、個人の希望は優先されない。業務命令として従わなければならない。出来る限り残業や休日出勤などの要望に応えなくてはならない。

■派遣社員

メリット:仕事内容、勤務地などの条件が希望に合う仕事が選べる。(ただし会社の選考はあり)。合わない職場や仕事内容だった時は契約期限で終了させて、次の新しい仕事を選ぶ事ができる。

デメリット:本人が希望しても企業側の意向で、契約期限になれば契約を終了する。更新をしても3年が上限。正社員に比較して教育の機会、責任や権限を伴う業務を任される機会も少ない。年齢に比較してスキルや経験が正社員より乏しくなるため転職時は正社員に比べて不利。賞与はなく、祝祭日が多い月など、月によって給与が変動する。

■契約社員

メリット:期間の定めはあるが、契約外の業務への異動や転勤はない。仕事内容や教育の機会は正社員に近い会社もある。賞与も出る場合が多い。

デメリット:契約更新も限度があり、雇い止めなどのリスクがある。権限や責任のある仕事は限定的になるため、転職時は正社員に比べて不利になりやすい。

■パート/アルバイト

メリット:期間や時間が正社員よりも短く、自分が働きたい期間や時間に合わせられるため、個人的事情(家庭、学校、趣味)を優先できる。

デメリット:雇用する会社の業績が悪化した時はリストラされやすく、短期の雇用の場合は社会保険加入をしないため、社会保障面でもリスクがある。長期で習得するようなスキルは身につけづらいため、転職時にはめったにキャリアとして評価されない。

雇用形態によって、メリットやデメリットはさまざまなのですね。仕事を探す時には、それらをしっかり考えて、慎重に選ぶようにしましょう。


安達瑠依子さんプロフィール(http://profile.ne.jp/pf/adachi-jinji-mentor/)

転職コンサルタント。リクルートにて、 企業の人事施策調査研究や学生の意識調査などに従事。上場企業3社を含む4社で13年間、人事部長として採用や制度設計、教育に携わったのち、2012年の独立後は企業の人事コンサルタントと平行して転職支援(民間および公務員)を行う。2014年7月からは、転職支援と公務員試験面接対策指導に専念。一般社団法人えるふ転職支援ラボ 代表理事。

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