就活生の皆さんから寄せられた疑問・質問を解消するため、Q&A方式でさまざまな就活の悩みにお答えします。今回は、「2次面接で褒められたのに選考通過の連絡がすぐに来ない。面接で褒めることは普通のこと?」という質問です。
<就活生からの質問>
2次面接で「話し方がハキハキしていて良い。これからもその調子で」とか、「学部のギャップがあっても資格を保有しているから大丈夫だよ」と褒めていただきました。しかし、面接後すぐに次の選考などの連絡がきません。考えられるマイナス材料として、選考日が他社の最終面接日と被ってしまったため時間の変更をお願いしたことが挙げられます。
面接で褒められたことは評価されたことではなく、至って普通のことなのでしょうか?
<就活の真実 事務局からの回答>
はじめに、選考の時間を変えてもらったことについて、礼儀正しく申し出たのであれば、それが原因で落とされることは考えにくいです。そして、面接で褒められ評価された内容は、お世辞や嘘ではなく、事実として受け止めていいと思います。ごくまれに圧迫面接の逆バージョンとして、学生の言動の一切を肯定し反応を見る企業もありますが、多くの企業は学生に変な期待感を持たせない方がいいと考え、過度な演出はしないでしょう。褒められた理由をネガティブに考える必要はないと考えます。
ここで一つ考えたいのが、褒められた内容は「企業が求めていること」だったのかという点です。就活を頑張っているハキハキとした礼儀正しい学生に対し、面接官も一人の人間として「応援したい」「アドバイスしたい」という気持ちになることはあります。人材としては大変素晴らしくても、企業の採用条件と合致していなければ、残念ながら採用には至りません。
褒められたことはポジティブに捉え、面接の中で「不足していることはなかったか?」を精査することが大切です。「企業が求めていることは何か」「聞かれたことにきちんと答えられているか」など、この機会を生かして整理してみてください。あとは結果を待ちましょう。頑張ってくださいね。
コンテンツ提供●プライマル株式会社「就活の真実2016」
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