一緒に働きたいと思わせるアピールの方法とは?

一緒に働きたいと思わせるアピールの方法とは?

2015/03/07

就活の悩み・疑問

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新卒採用は、「一緒に働きたい」と思ってもらえるかどうかが大きなポイントです。

中途採用は前職までに培ったスキルや能力を重視するのに比べ、新卒採用は人柄や伸びしろ、そして志望度が重視されます。

では、どういう学生が「一緒に働きたい」と思ってもらえるのでしょうか?



5つのポイントをもとに説明します。

1,礼儀正しい

礼儀正しさは万人に共通して喜ばれるポイントです。こういった行動に人は礼儀正しさを感じます。

・しっかり挨拶ができる

・何かしてもらったときにお礼を言える

・目上の人を敬った言動ができる


2,素直・謙虚

若さとは伸びしろのことであり、伸びしろとは素直・謙虚であることを指します。ですので年齢が若くても頑固だったり常に反論するような人に対しては、若い人としての期待を持つことが出来ません。

・自分の枠を外し、様々なことに好奇心を持てる

・注意や反論を冷静に受け止められる

・自分が悪いと思ったら謝ることができる


3,自己開示できる

警戒心が強く自分のことを見せたがらない人よりも、マイナス面も含めてオープンに内面を見せられる人に、人は愛着を感じます。

・聞かれた質問にだけ答えるのではなく、関連した情報を+αして答えられる

・失敗経験や課題など、話しづらいテーマも伝えられる

・行動だけでなく行動の理由や自分が考えたことも添えられる


4,挫折を乗り越えた経験がある

何もかも上手くいっている人はいません。

そのように見える人は、敢えて失敗を話していない人かチャレンジしていない人です。

・苦手分野や失敗経験を客観的に捉えられる

・聞かれたときには感情的になりすぎずに伝えられる

・そこから得た学びや今後の目標など結論をポジティブにまとめられる


5,志望企業についてよく知っている

人は自分や自分の関わるものに興味を持ってくれる人に好意を感じます。

逆に自社のことについて聞いたときに全然知らない様子だと「この人は本当にウチに入りたいのかな?」と人事や経営者は疑問を感じます。

・HPや採用ページに載っている情報は把握できている

・社長ブログや人事ブログに載っている情報をチェックし、会話の中で出せる

・尋ねられた時に自分なりの考えを述べられる


学力やリーダーシップなど、就活では様々な面を見られますが、結局のところ組織も人と人。一緒に気持ちよく働ける人はどんな人か?考えてみましょう。

文・森暁子


【プロフィール】森 暁子(もり あきこ)

人事採用コンサルタント兼、人事ライターの肩書きも持つ。ベンチャーから大企業まで様々な企業にて人事業務をコンサルティングする。人事ライターとしては、年間800人の面接経験を活かした人事目線の文章が人気。趣味で朝活を行う。共著に「ソーシャルメディア時代の朝活術」( アスキー・メディアワークス)。

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