就活クエスト第4話「もっといろいろな『武器』をそろえるのだ!」

就活クエスト第4話「もっといろいろな『武器』をそろえるのだ!」

2014/12/04

就活の悩み・疑問

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ゆうしゃ「私は、店長が『売り上げが伸びない』と悩んでいたのを聞いて一念発起し、以降、接客のたび『歓送迎会などあればぜひうちで』と声をかけていました。進歩があったのは『何かお困りのことは?』と聞いたときです。ある大学生のお客様が『ネットゲーム仲間が快適にプレーできる場所がなくて困っている』とおっしゃっていました。さっそく店長にかけあうと『昼ならあいてる』とのこと。そこで私は、個室にそのゲームのポスターを貼り、お客様に『1時間に1本ドリンクをオーダーください』とお願いすると、私の居酒屋はゲーマーの集会場になったのです。その後も......」

もうよいもうよい。それは、 「具体的過ぎる」例だ。具体的な話が長すぎて、いつまで経ってもコツが出てこない。テレビで芸人が暴露話なんかをするとき、笑わせるために必要な事実だけをチャッチャと伝えるだろ? それと同じで「コツ」を語るために必要なことだけをチャッチャと語ればいいのだよ。ではおぬし、その成功体験を会社で再現するための「コツ」は何だと思う?

ゆうしゃ「営業のポイントは、他者の困りごとを解決することにあると考えます。人はたいてい何かの困りごとを抱えています。その相談に乗ると宣言し、解決をはかると、お客様は私たちのファンになってくれるのです」
いいじゃないか! なら、面接で「アルバイトの経験は?」と聞かれた時に、こう話してみたらどうだ!

「居酒屋のバイトで一念発起、昼間、ゲーマーの集会場にしするという新ビジネスで店に利潤をもたらしました。ポイントは『他社の困りごとを聞きまくる』営業力でした」

おぬしが最初に言っておった「売り上げを伸ばした」という話には、残念ながら証拠がない。せっかくおぬしの武器なのに、まるっきり使い物にならないわけだ。
でも「具体的な成功体験」と「成功体験を再現するコツ・独自の理論」は証拠になる。

よいか。
会社はなぜ「めんせつ」などという面倒くさいことをするのか。それは、 学生がこの会社に入って役に立つかどうか見極めるためだ。どんな質問も、この意図でなされる。多くの学生が「人をまとめてきた」「サークルで信頼を勝ち得た」などと言うが、そんなのはみんなが言うのだ。差別化できるのは「コツ」だぞ。「コツ」がわかっている人間は、成功を再現できるからな。
だから「コツ」が抜けているアピールでは「めんせつかん」は倒せぬのだ!

本日の武器
■自分の成功体験を抽出しよう。
■具体的な成功体験とコツを思い出し、紙に記入しよう。

漫画●ゼロハチネット

文●夏目幸明

夏目幸明プロフィール

「マネジメント、経営、技術の3つが見えれば企業が見える」を旗印に様々な企業を取材する経済ジャーナリスト。大学・専門学校で就活支援、マーケティングなどの講師をつとめる。講義は「資格の学校TAC」などで聞けるほか、ネット放送で「就活SHOW」を行う。著書は「社長あるある」(朝日新聞出版社)など。

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