【F1シーズン開幕! F1の魅力や参戦チームを教えて…】 はじめての「F1おどおど」を解決 #あつまれ!_おどおど学生。
モータースポーツの最高峰と呼ばれるのが「Formula(フォーミュラ)1」(通称「F1(エフワン))というカテゴリーの車が走る「F1世界選手権」です。2022年には3年ぶりとなる日本グランプリが開催され、大きな注目を集めました。「F1って面白そう」と興味を持った学生読者もいるのではないでしょうか。今回は、これからF1観戦に挑戦するという人に向けて、F1の視聴・観戦方法や見どころをご紹介します。
▼「スポーツ」おどおど関連記事一覧
1.はじめての「サッカールールおどおど」
2.はじめての「大相撲観戦」おどおど
▼おどおど解決ポイント
1. F1を知ろう
2. 参戦するチームの数は
3. 2023年の第1戦は?
4. F1の視聴方法は?
5. F1を生で観戦したい場合は?
そもそもF1とは?
F1世界選手権で走る車は「F1マシン」と呼ばれています。F1マシンは、フォーミュラカーという、車のホイールとドライバーがむき出しになっている形状の自動車のひとつで、F1世界選手権のルールに沿った設計がされています。例えば、基本的な形状や重量、パーツなどにも厳格なルールが適用されており、決められた予算とルールの中で、より速い車を作ります。
「F1世界選手権」は、このF1における「世界ナンバーワン」を決める大会です。1年を通して世界中のサーキットを転戦。順位に応じてドライバーとチームにポイントが入る仕組みになっていて、最終的に最も高いポイントを獲得したドライバーが「ドライバーチャンピオン」、最もポイントを獲得したチームが「コンストラクターズチャンピオン(最優秀チームという位置付け)」となります。
▼こちらの記事もおすすめ!
1.『サーフィンおどおど』を解決 #最初にすること編
2.『ソロキャンプおどおど』を解決 #道具編
3.『スケートボードおどおど』を解決 #必要な道具編
2023年の参戦チームは?
2023年シーズンは、以下の10チーム、合計20人のドライバーが参戦します。※2022年のコンストラクターズランキング順
●レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン
セルジオ・ペレス
●スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール
カルロス・サインツJr.
●メルセデスAMG F1チーム
ルイス・ハミルトン
ジョージ・ラッセル
●アルピーヌ F1チーム
エステバン・オコン
ピエール・ガスリー
●マクラーレン F1チーム
ランド・ノリス
オスカー・ピアストリ
●アルファロメオ F1チーム
バルテリ・ボッタス
周冠宇
●アストンマーティン F1チーム
ランス・ストロール
フェルナンド・アロンソ
●ハース F1チーム
ケビン・マグヌッセン
ニコ・ヒュルケンベルグ
●スクーデリア・アルファタウリ
角田裕毅
ニック・デ・フリース
●ウイリアムズ・レーシング
アレクサンダー・アルボン
ローガン・サージェント
このうち、レッドブルとアルファタウリのマシンには、日本の自動車メーカーの「ホンダ」が開発したパワーユニットが搭載されています。また、アルファタウリには、唯一の日本人F1ドライバーである角田裕毅選手が所属。F1参戦3シーズン目の今季は、表彰台獲得が期待されています。どのチームを応援していいか分からない場合は、こうした日本が関係しているチームや日本人ドライバーを応援してみるといいでしょう。
2023年の第1戦目はバーレーンGP
2023年シーズンは、3月5日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われるバーレーンGPから、11月26日のアブダビGPまで、全部で24戦が行われる予定です。だいたい1カ月に2レースを行うペースで、過去最多の開催数となっています。鈴鹿サーキットで行われる日本GPは9月24日に行われます。
ちなみに、F1は初日は練習走行、2日目に予選、3日目に本戦といった形で、数日かけて行います。例えば、2023年開幕戦のバーレーンGPは3月3日に開幕。初日の3日は練習走行、4日は練習走行と予選、5日に本番といった具合です。また、予選走行後に「スプリントレース」と呼ばれる、短い周回数でレースを行い、最終的なスタート位置を決める方式も実施されます。2023年は6レースでスプリントレースが実施される予定です(まだどのレースで実施するかは決まっていません)。
F1の視聴方法は?
日本でF1を見る方法は、全部で3パターンあります。
まずは、スポーツ専門のネット配信サービス『DAZN』に加入することです。全レースのリアルタイム配信を行っており、加入することでスマホでもテレビ(スマートTV)でも視聴可能。また、レース映像だけを配信する通常放送のほか、ラップタイムや、各マシンがコースのどの位置を走っているのかを4画面表示する「F1 ZONE」もあります。F1を目指す若手が参戦しているF2選手権、F3選手権も放送しています。月額料金は3,700円(税込み)とやや高額なのがネックです。
DAZNと同じくネット配信サービスでは、『フジテレビNEXT smart』があります。こちらは月額1,320円[税込み]と安価ですが、「スカパー!オンデマンド」に加入していない場合は、見逃し視聴ができない点がネック。また、『フジテレビNEXT』は『フジテレビNEXTライブ・プレミアム』というCSテレビ方法の視聴サービスもあります。こちらは月額1,749円[税込み]。4K高画質での視聴ができるのもポイントです。
日本国内でF1視聴をする場合は、上記のいずれかになります。「F1だけ見たい」場合は、月額料金が気になるかもしれませんが、サッカーや野球など、F1以外のスポーツも一緒に楽しんでみるといいでしょう。
F1を生で観戦したい場合は?
F1を生で観戦したい場合は、チケットを購入しましょう。2023年の鈴鹿GPの開催概要はまだ発表されていませんが、2022年は先行販売が7月上旬、一般販売が7月下旬に始まりました。先行販売は、LEncore(エルアンコール)やローチケHMVプレミアムなど、チケットサイトの有料会員サービスで行われました。一般販売チケットは、「MOBILITY STATION」のほか、ローチケや、コンビニの店頭で購入できました。
気になる価格ですが、2022年の情報を参考にすると、大人1人で、指定席の最低価格が1万6,200円。最高グレード(ホームストレートに設置されているグランドスタンド席)のもので8万1,200円となかなかの金額です。一方、西エリアというホームストレートから離れた位置にある自由席のチケットは9,500円からと比較的リーズナブルな価格でした。これらは開催3日間の通し料金なので、金・土・日と全3日間、F1が楽しめます。
今シーズンもだいたい同じくらいの金額になると思われますが、いずれにしてもそんなに安い金額ではないことを覚えておきましょう(鈴鹿サーキットまでの交通費や宿泊費なども必要ですから…)。
解決!! はじめての「F1おどおど」
「今年からF1が見たい!」という人に向けて、F1の魅力や参戦チーム、スケジュールのほか、視聴方法・観戦方法をご紹介しました。2023年シーズンはいよいよ3月に開幕です。世界最高峰の熱いレースをぜひ一緒に楽しみましょう!
文:大西トタン@dcp編集:学生の窓口編集部