【スラムダンクにB.LEAGUE…大人気のバスケ! でもルールがわからない…】はじめての『バスケ観戦おどおど』(基本ルール編)#あつまれ!_おどおど学生。
NBAでの日本人選手の活躍や、映画『THE FIRST SLAM DUNK』の大ヒットもあり、バスケットボール(以降、バスケ)人気が非常に高まっています。「バスケの試合を見に行きたい」と思っている大学生読者も多いでしょう。しかし、中には「興味はあるものの、バスケットボールのルールは詳しく知らない」という人もいるかもしれません。本記事シリーズでは、基本的なルールから、日本最高峰の試合が楽しめる『B.LEAGUE』観戦のポイントや見どころまでをご紹介します。まずは「覚えておきたい基本的なルール」をまとめました。
▼「スポーツ観戦」おどおど記事一覧
1. はじめての「大相撲観戦」おどおど
2. はじめての「サッカールール」おどおど
3. はじめての「ラグビールール」おどおど
初心者は覚えておきたいバスケの基本
バスケットボールを見たことはあるものの、ルールは知らないという人に向けて、まずは「覚えておきたい基本的なルール」をまとめました。
そもそも、バスケは各チーム5人のプレーヤーがフィールドに入り、相手チームのゴールにボールを入れて得点を競う球技です。競技時間が終わった時点で、より得点の多いチームが勝利となります。
●試合の出場人数
1チーム5人まで出場可能。メンバーは試合中何度でも交代可能で、交代人数や回数は制限はありません。『B.LEAGUE』では、最大14人までベンチエントリーが可能です。
●試合時間
10分間の試合を全部で4回行います。最初の10分間を1Q(クォーター)、2回目が2Q、3回目が3Q、4回目が4Qと呼ばれます。1Qと2Q、3Qと4Qの間には2分のインターバル(休憩)が入ります。また、2Qと3Qの間には間には15~20分のハーフタイムが設けられています。4Q終了時点で得点が多いチームが勝利となります。同点の場合は5分間の延長戦が行われ、勝敗が決まるまで延長戦が繰り返されます。
●得点
ボールを相手のゴールリンクに入れると得点が入ります。得点数は、シュートした場所によって異なります。コートには「3ポイントライン」という半円が引かれていて、この線の外側から打ったシュートが入った場合は3点、内側の場合は2点となります。
また、ファウルがあった場合にはフリースローといって、相手に邪魔されずにシュートを打つ権利が与えられます。フリースローは、フリースローラインという規定の場所から打ち、シュートに成功すれば1点が入ります。
ファールとは?
試合中に不当な体のぶつかり合いやスポーツマンらしくない行為があった場合は「ファウル」となります。例えば、ディフェンスが相手を「押す」「蹴る」「叩く」「押さえる」といった行為で相手プレーヤーの動きを妨げた場合や、オフェンスが立ちはだかるディフェンス側に突っ込むもファウルもあります。
ファウルを取られ、チームの累計ファウル数が各クォーター5回目以降、ファウルの度に相手にフリースロー2本が与えられます(2点シュート時のファウルならフリースロー2回、3点時なら3回)。
その他、1人の選手が1試合中に5回ファウルをすると退場となり、その試合には出場できなくなります。また、警告の無視や遅延行為は著しく敬意を欠く行動と見なされ、「テクニカルファウル」が与えられます。さらに、紳士的行動ではないとみなされた場合は「アンスポーツマンライクファウル」が取られます。これらのファウルは、2回の累積(各ファウル1回ずつでも)で失格退場となります。