【大阪の繁華街「キタ」を楽しむには…】はじめての大阪『キタ』おどおど #あつまれ!_おどおど学生。
大学生になった皆さんは友達や先輩とコンパに行くこともあるでしょう。しかし、大学生になって初めての土地で暮らし始めた、なんて場合には繁華街にも慣れていないでしょう。土地勘がないと繁華街でおどおどしてしまうかもしれません。本シリーズ記事では、大学生の皆さんが初見でもおどおどしないように、有名繁華街の覚えておきたいポイントについてご紹介しています。今回は大阪府大阪市「キタ」です。
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そもそも「キタ」ってどこ?
大阪では「キタ」「ミナミ」という言葉が使われます。どちらも繁華街を指しますが、この名称のルーツは江戸時代にまでさかのぼります。
キタのルーツは、花街であった「堂島新地」とされます。堂島は米市場があった場所で、当時最先端の先物取引が行われる商業の中心地でした。お金が集まりますから、一帯も盛り場が発展。大阪城下の「北」に当たることから「北の遊里」あるいは「北の新地」と呼ばれるようになります。明治時代になってからは鉄道の大阪駅が梅田にでき、さらに繁華街が拡大。江戸時代からの呼び方を引き継いで、この繁華街を「キタ」と呼称します。
ですので、「キタ」は特に住所ではなく、はっきりした範囲の規定もありません。
一般に「キタ」というときには、梅田、堂島、中之島、西天満、北新地(後述)近辺のエリアを指します。
一方の「ミナミ」は、江戸時代の「南地五花街」をルーツとする繁華街です。道頓堀、心斎橋、難波、日本橋、堀江近辺のエリアを指しています。「キタ」と「ミナミ」は大阪城の北方、南方になります。
「キタ」のランドマーク
「キタ」は梅田が中心と考えてもいいのですが、再開発によって高層ビルが立ち並ぶ風景に一変しました。キタのランドマークを覚えておくと、おどおどしなくて済みます。
梅田駅
そもそも「ウメダ」という呼称は、駅の名前でありながら、地域の名前、一帯の繁華街を指す名称としても使われます。JR大阪駅は下掲のとおり、他の路線との一大結節点で西日本一乗降客の多いターミナルです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E9%A7%85
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ですので、駅周辺が非常ににぎやかな繁華街となっています。遊びに飲食にと、お店がいくらでもありますので、迷子にならないようにしましょう。
グランフロント大阪

2013年、大阪駅・梅田駅北側に開業した巨大複合施設です。南館(タワーA)、北館(タワーB・タワーC)があり、ショッピングモール、飲食店、オフィス、ホテル、マンション、コンベンションセンター、劇場を含みます。
さまざまな店舗が入っていますので、恐らく一日いても飽きないでしょう。
梅田スカイビル
JR大阪駅の北西方向にある有名ビルです。2つの超高層ビルのてっぺんに板を渡したような形状で、最上階の板の部分が空中庭園展望台になっています。ここは淀川が近く、ウォーターフロントの景色が眺められる絶景スポットです。
また中層エリアには2つのビルの間に回廊が設けられており、ここもまた風光明媚。デートスポットでもありますが、高所恐怖症の方には向いていないかもしれません。
曽根崎お初天神通り商店街
梅田駅の東にあります。人形浄瑠璃の演目『曽根崎心中』に登場する露 天神社(つゆのてんじんしゃ:お初天神)の参拝道が、現在はアーケード商店街となっています。アーケード入り口には巨大な浄瑠璃人形をかたどったシンボルマークが掲げられています。100店舗以上が軒を連ねる商店街で通っているだけでも楽しい気持ちに。
「北新地」はワンランク上のイメージ
梅田の南には「北新地」があります。キタの中でもハイソ、あるいはワンランク上とされるクラブ、高級飲食店が多くある場所。
大学生の皆さんからするとかなりハードルの高いお店が多いので、社会人になってエラくなってから訪問した方がいいかもしれません。
解決!! 大阪「キタ」おどおど
今回は大阪「キタ」をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。JR大阪駅も「ウメダ」に入りますので、他の地方から来た人は「?」となってしまうかもしれません。再開発によって超高層ビルが立ち並ぶようになりましたが、にぎわいと人情はなんら変わりません。大学生になって初めて訪問するという皆さんも、ぜひ楽しんでみてください。
文:高橋モータース@dcp
編集:学生の窓口編集部