にわかのあなたと楽しみたい。乙武さんと探る「ラグビーW杯2019」の新視点

編集部:ぱいん
2019/05/13
ネタ・おもしろ・エンタメ
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どーも! 学窓編集部のぱいんです!

ラグビーをちゃんと見たのは前回のワールドカップから。それから4年がたった2019年、日本全国(北海道から熊本まで全12会場)を舞台にラグビーワールドカップが開催されます。

世界中が注目しているビッグイベント中のビッグイベントなんですが、周囲の人に聞いてみたところ「知らない」という声多数。。。ううぇぇぇ。 しかし、一部では「すごいいきたい!でもチケット取れなかったんですよね」という、なんともなギャップを感じた次第です。


好きな人には熱狂的に愛されていて、そうでない人は知りもしない。近所のスタジアムやテレビで世界最高峰のプレーが見られるので、せっかくだから一緒に盛り上がれたらいいなと思っています。

と、いうことで、高校時代はアメフト部の戦術担当、過去スポーツライターとして活躍し、現在はスポーツと教育を含めた社会の多様性をテーマに活動中の乙武洋匡さんに、”見る専門家"として、ラグビーをよく知らなくても楽しめるかどうか伺ってみました!

目次

1.ラグビーW杯は盛り上がっているの?
2.にわか万歳!自分なりの楽しみ方でOK
3.ラグビー協会はもっと頑張れ! 2020以降も盛り上がり続けるために


ラグビーW杯は盛り上がっているの?

――乙武さんから見てラグビーワールドカップって盛り上がってますか?

乙武さんの思うラグビーワールドカップ

元々のラグビーファン以外では、あまり盛り上がってるとは言えないと思います。

――やっぱり。

タイミング的に翌年にオリパラが控えていて、ラグビーファン以外はすでに視線が2020に向いているのが大きいですね。

とはいえ、開催が近づいたらメディア各社が一気に取り上げるようになるでしょうから、そのときが来れば盛り上がると思いますよ。

――「そのときが来たら盛り上がる」のも定番って感じがしますね。

そうですね。懸念点としては、日本代表の活躍が盛り上がりに直結するんですよね。日本が敗退したら一気に熱が冷めちゃうんじゃもったいない!

乙武さんの思うラグビーワールドカップ

決勝まで勝ち上がりそうな国のこともじゃんじゃん紹介して、「日本が負けても海外選手のプレーが見たいよね」って思ってもらわないと。

例えば、イケメンに注目するのはいいと思うんです。サッカーの日韓ワールドカップのときなんかは、ベッカム(※)人気で男性も女性もサッカー見たんですよ。今でいえばクリスティアーノ・ロナウドですかね。そういう選手がいると、サッカーに興味はなくてもその選手は見ますよね。
(※元イングランド代表のサッカー選手。日韓ワールドカップ時の髪型だったソフトモヒカンがブームに。乙武さんは彼を評して「男としての魅力ぷんぷん」とおっしゃってました。)

にわか万歳!自分なりの楽しみ方でOK

――そういう楽しみ方をするのって、昔からのファンにはにわか扱いでよくない印象を持たれてしまう気もするんですが、お祭りのときだけ盛り上がるのってアリですか?

乙武さんの思うラグビーワールドカップ

僕としては、お祭りだけでも盛り上がるのはいいと思いますし、いわゆる”にわかファン”大歓迎です!にわかファンを呼べないとその先につながらないですよ!

――乙武さんにそう言ってもらえると、にわかファンとしても嬉しいです!

ラグビー選手なんかは、みんなマッチョですよね。胸板が厚いとスーツも似合うので、各国代表のイケメンにスーツ着てもらって、ファッションショーとかやったらいいなって思うなぁ。好きな人にはたまらないんじゃないかな。

本質的なスポーツの見方ではまったくないし、批判もおこるだろうけど、僕としてはいいなぁって思いますね。最近は筋肉ブームもきてますし、それでファンが増えるならいいんじゃないかと。

――筋肉が好き! ってだけの人と一緒に観たら違う面白さ味わえそうですね!

乙武さんの思うラグビーワールドカップ

筋肉だけ好きな人に解説してもらうとか、マニアックな視点で観ちゃう人に解説してもらいながら一緒に見る会とか面白そうですね。 パブリックビューイングみたいな形で違ったキャラクターの人を何人かお呼びして、いろんな見方でラグビーを楽しもう的なイベントとかもすごくいいと思います!

――それすごい面白そうですね! 検討します!(取材後、実際に企画中です。)

ラグビー協会はもっと頑張れ! 2020以降も盛り上がり続けるために

――団体としては、お祭りで終わってしまっては意味がないと思うのですが、その先を考えたときにどういったことが必要だと思いますか?

盛り上がり続けるかどうかはラグビー協会の腕次第ですよね。
ラグビー先進国とは言えない日本で、ワールドカップという大きな大会を開催できるビッグチャンスに対して、ラグビー協会はお祭りさえ成功させればそれでいいと思っているのか、その盛り上がりを大会後につなげていきたいのか。

僕が熱心に取り組んでいるパラスポーツの普及に関しても、最近はテレビ露出が増えて、バブルと言えるくらい盛り上がっています。けど、それにあぐらをかいて何も努力をしないと、パラリンピックが終わった時、大会前の静けさに戻ってしまうと思うんですよすね。

乙武さんの思うラグビーワールドカップ

2020以降にどうやって人に残ってもらうか、どうお金の流れを残し続けるか、ピークが過ぎるのを見越して持続可能なシステムを作っていくことが必要かなと思います。

ラクビーは、小学生のころからやれる環境が少なことが、今あんまり普及してない大きな原因かなと。タグラクビー(※)の普及とか、小さいうちからできるような取り組みを地道にやっていくことが重要ですよね。
(※タックルの代わりに腰に付けたタグを取る、接触を抑えたラグビー。体のできていない低年齢向けに推奨されている。)

取材・文・撮影/学生の窓口編集部

次回に続く

第2回:乙武さんが全力で推したい、ラグビーの見どころ「まるで重戦車のように」
第3回:W杯後もラグビーが親しまれるように、乙武さんが夢見るスポーツの未来

編集部:ぱいん

書くことよりも調べることが好きな知的好奇心高め男子。編集部内でNHK担当と呼ばれています。休日はアウトドアか引きこもりのどっちか。

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