れんこんを保存する際の基本
れんこんを保存する方法には、常温、冷蔵、冷凍の3種類があります。それぞれの保存の仕方や賞味期限を見ていきましょう。
常温保存
れんこんは10℃以下の冷暗所であれば、常温でも保存ができます(ただし、包丁で切っていない1節まるごとの状態でのみ)。
新聞紙で包んで、乾燥を防ぎながら保存しましょう。
新聞紙で包んで、乾燥を防ぎながら保存しましょう。
【保存の仕方】
- 新聞紙でまるごと包む
- 袋に入れて冷暗所で保存する
【賞味期限】 2、3日程度
カットして売られているものは傷みが早いので常温保存には向きません。
冷蔵保存
冷蔵庫で保存する場合は、保存方法がいくつかあります。
①まるごと保存
【保存の仕方】
1. 新聞紙を濡らしてから、包む
2. 袋に入れて、冷蔵庫で保存する
【賞味期限】
・泥付きの場合:10~15日程度
・泥が付いていない場合:1週間程度
②カット保存
【保存の仕方】
1. カットした部分をラップで包み、乾燥を防ぐ
2. まるごと保存と同様に、濡らした新聞紙で包んで保存する
【賞味期限】
・4、5日程度
③水に浸して保存
【保存の仕方】
1. れんこんをまるごとタッパーなどに入れ、水に浸す
【賞味期限】
・2~3日(毎日水を取り替えること)
れんこんは水の中で育つ野菜なので、乾燥に弱いという特徴があります。そのため泥を付けたままにしたり、新聞紙に包んだりといった方法で保存するのがおすすめです。
①まるごと保存
【保存の仕方】
1. 新聞紙を濡らしてから、包む
2. 袋に入れて、冷蔵庫で保存する
【賞味期限】
・泥付きの場合:10~15日程度
・泥が付いていない場合:1週間程度
②カット保存
【保存の仕方】
1. カットした部分をラップで包み、乾燥を防ぐ
2. まるごと保存と同様に、濡らした新聞紙で包んで保存する
【賞味期限】
・4、5日程度
③水に浸して保存
【保存の仕方】
1. れんこんをまるごとタッパーなどに入れ、水に浸す
【賞味期限】
・2~3日(毎日水を取り替えること)
れんこんは水の中で育つ野菜なので、乾燥に弱いという特徴があります。そのため泥を付けたままにしたり、新聞紙に包んだりといった方法で保存するのがおすすめです。
冷凍保存
冷凍保存をすると、賞味期限が約1ヶ月と、通常の冷蔵保存の2倍以上にぐっと長くなります。
冷凍させたれんこんは、火を通す料理なら凍ったまま使用できます。
冷凍保存にもいくつか方法がありますが、下茹でしてから保存すると、より食感を保つことができるのでおすすめ。電子レンジなどで加熱してそのまま食べられます。
保存手順では、変色防止として酢水(水2カップ…400㏄に対し、酢小さじ1を加えたもの)を使います。
①生のまま保存
1.洗って皮をむき、好みのサイズに切る
2.酢水に2、3分さらす
3.キッチンペーパーでよく水気を取り、保存用の袋に入れて冷凍庫で保存する
②下茹でしてから保存
1.洗って皮をむき、好みのサイズに切る
2.酢水で固めに茹でる
3.冷まして水気を拭き、保存用の袋に入れて冷凍庫で保存する
※電子レンジを使う場合
1.洗って皮をむき、好みのサイズに切る
2.酢水に2、3分さらす
3.水気を切り、別の容器に移して電子レンジで3分加熱する
4.冷まして水気を拭き、保存用の袋に入れて冷凍庫で保存する
③調理済みのれんこんを保存
1.よく冷ます(作り置きのお弁当のおかずにする場合、お弁当用のカップなどに入れて小分けにしておくのがおすすめ)
2.保存袋に入れて冷凍庫で保存する
冷凍させたれんこんは、火を通す料理なら凍ったまま使用できます。
冷凍保存にもいくつか方法がありますが、下茹でしてから保存すると、より食感を保つことができるのでおすすめ。電子レンジなどで加熱してそのまま食べられます。
保存手順では、変色防止として酢水(水2カップ…400㏄に対し、酢小さじ1を加えたもの)を使います。
①生のまま保存
1.洗って皮をむき、好みのサイズに切る
2.酢水に2、3分さらす
3.キッチンペーパーでよく水気を取り、保存用の袋に入れて冷凍庫で保存する
②下茹でしてから保存
1.洗って皮をむき、好みのサイズに切る
2.酢水で固めに茹でる
3.冷まして水気を拭き、保存用の袋に入れて冷凍庫で保存する
※電子レンジを使う場合
1.洗って皮をむき、好みのサイズに切る
2.酢水に2、3分さらす
3.水気を切り、別の容器に移して電子レンジで3分加熱する
4.冷まして水気を拭き、保存用の袋に入れて冷凍庫で保存する
③調理済みのれんこんを保存
1.よく冷ます(作り置きのお弁当のおかずにする場合、お弁当用のカップなどに入れて小分けにしておくのがおすすめ)
2.保存袋に入れて冷凍庫で保存する
冷凍保存で味や食感は変わるの?
れんこんは冷凍保存に向いた食材で、上記のように酢水につけてから保存することでしゃきしゃきの食感が保たれて、変色も防ぐことができます。
冷凍したれんこんは、より味が染みこみやすくなるため、煮物やきんぴられんこんなどの料理にぴったり。こういった料理に使う場合は、凍ったままの状態で調理すると、流れ出したれんこんの栄養分を閉じ込めることができます。
冷凍したれんこんは、より味が染みこみやすくなるため、煮物やきんぴられんこんなどの料理にぴったり。こういった料理に使う場合は、凍ったままの状態で調理すると、流れ出したれんこんの栄養分を閉じ込めることができます。
れんこんの冷凍保存の注意点
冷凍保存をする際に気を付けるべきことを2つご紹介します。
まるごと冷凍しない
れんこんをまるごと冷凍すると、冷凍庫内で場所を取るほか、解凍に時間がかかる、一度に使い切れない、切りづらいなどといった問題が発生することもあります。
冷凍保存する際は、なるべくそのまま調理できるように切り分けておきましょう。
冷凍保存する際は、なるべくそのまま調理できるように切り分けておきましょう。
新れんこんは冷凍保存に向かない
6~9月に採れる新れんこんは、そもそも日持ちがよくないという特徴があるため、冷凍保存には向いていません。
保存は冷蔵で、なるべく早めに食べ切るようにしましょう。
保存は冷蔵で、なるべく早めに食べ切るようにしましょう。
まとめ
れんこんは冷凍すれば、1ヶ月も保存できるうえに、食感も変わりにくい便利な食材です。サラダにも、お弁当のおかずにも、そして他の食材と組み合わせてメインディッシュにもなります。
一人暮らしの味方となる食材、れんこんを手に入れたときは、ぜひ冷凍保存を試してみてくださいね。
一人暮らしの味方となる食材、れんこんを手に入れたときは、ぜひ冷凍保存を試してみてくださいね。
▼いろいろな野菜の冷凍方法は以下で解説しています。
冷凍大根は時短できて料理に便利。保存で気にしたいポイント解説
じゃがいもは冷凍しても大丈夫? 保存のポイントを解説
冷凍きのこは自炊の味方。上手に保存して買い物を楽にしよう
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じゃがいもは冷凍しても大丈夫? 保存のポイントを解説
冷凍きのこは自炊の味方。上手に保存して買い物を楽にしよう
監修:貞本紘子
料理家
料理家。食育アドバイザー、幼児食アドバイザー。
岐阜県にて家庭料理、パン、ケーキの教室「colette」を主宰。
少人数制、初心者にも分かりやすく丁寧な指導で生徒数は6年間で述べ5500人。
「おうちご飯をもっと楽しく!」をモットーに活動中。
ブログ https://ameblo.jp/colette-cooking/