目次
大根の冷凍保存の仕方
大根の冷凍保存方法を保存後の使い方や解凍方法も交えてご紹介します。
冷凍保存する際の切り方と解凍後の使い方
切り方は料理をするときの使いやすさにポイントを置きます。
まず、5cmほどの輪切りにしてから皮を厚めにむき、その後、用途に合わせた切り方をしていきます。
煮物やおでんに使用する場合は輪切りのままか半月切りにするのかがおすすめ。炒めものに使用する場合はいちょう切り、お味噌汁などの汁ものに使用する場合は短冊切りにしましょう。
料理に使用する際は、どの切り方でも凍ったまま使ってOKです。煮物もお味噌汁も、調味料や水と共にそのままお鍋に加えて加熱してください。
まず、5cmほどの輪切りにしてから皮を厚めにむき、その後、用途に合わせた切り方をしていきます。
煮物やおでんに使用する場合は輪切りのままか半月切りにするのかがおすすめ。炒めものに使用する場合はいちょう切り、お味噌汁などの汁ものに使用する場合は短冊切りにしましょう。
料理に使用する際は、どの切り方でも凍ったまま使ってOKです。煮物もお味噌汁も、調味料や水と共にそのままお鍋に加えて加熱してください。
大根を冷凍保存する際の詰め方
切った大根はできるだけ空気を抜き、ジッパー付き食品保存バッグに入れて保存します。解凍時に熱が均等に伝わるように大根を重ねず平らに詰めましょう。
下味を付けて冷凍保存する方法
冷凍する前に下味を付けて保存する方法もあります。冷凍している間に味が繊維にしみ込んでくれるので、解凍後はそのままサラダやお漬物と同じ感覚で食べられます。
- 大根の皮をむいた後に、いちょう切りや千切りにします
- ポン酢や甘酢と一緒にジッパー付き保存バッグに入れます
- 袋の上から揉み込みしっかり味を馴染ませます
- 最後にバッグを平らにして空気を抜き、口を締めたら冷凍してください
解凍には冷蔵庫での自然解凍や電子レンジの解凍モードを使いましょう。
大根おろしとして冷凍保存する方法
大根おろしにして冷凍保存するのもおすすめです。
やり方は、
やり方は、
- 皮をむいてからおろし器ですりおろします
- ざるに移し水分を取り除きます
- ジッパー付き食品保存バッグに入れ、空気を抜いて冷凍します
ざるでの水切りは無理に絞りきらす水滴がある程度垂れなくなったらOK。
食べる際は、冷蔵庫での自然解凍か電子レンジの解凍モードを使います。みぞれ煮に使用する場合は、凍ったまま調理できますので時短になります。
1回分など少量で冷凍したい場合は、製氷皿で冷凍しキューブ状に固めてから、ジッパー付き食品保存バッグに入れかえると便利です。
食べる際は、冷蔵庫での自然解凍か電子レンジの解凍モードを使います。みぞれ煮に使用する場合は、凍ったまま調理できますので時短になります。
1回分など少量で冷凍したい場合は、製氷皿で冷凍しキューブ状に固めてから、ジッパー付き食品保存バッグに入れかえると便利です。
冷凍保存で味や食感は変わるの?
大根は冷凍することで大根の内部の水分が凍り、結晶となって細胞壁を壊します。水分が多い野菜なので、冷凍後に調理すると食感がぶよぶよとしていると感じる方もいます。ただ、解凍して水分が抜けることで、味がしみ込みやすくなるメリットがあり、調理時間の短縮に効果的です。
煮物に使用する場合は、しっかり目に味を付けるといいでしょう。炒めものにする際も、香ばしい焼き目が付く程度にしっかり火を通すのが解凍後調理のコツです。
どうしても食感の柔らかさが気になる方は、冷凍する際に調味料に浸して保存する方法がおすすめです。
お水(大さじ3~5杯)としょうゆ、みりん、砂糖を大さじ1杯ずつ加えた液に大根を浸すようにして冷凍します。そうすることで細胞のダメージを抑えられて、食感が損なうのを抑えることができます。また、調味料も一緒に煮ることで味も決まりやすく時短になります。
大根おろしはおろす工程で繊維を断ち切っているので、冷凍後も食感や味に違いを感じることなく楽しめます。
煮物に使用する場合は、しっかり目に味を付けるといいでしょう。炒めものにする際も、香ばしい焼き目が付く程度にしっかり火を通すのが解凍後調理のコツです。
どうしても食感の柔らかさが気になる方は、冷凍する際に調味料に浸して保存する方法がおすすめです。
お水(大さじ3~5杯)としょうゆ、みりん、砂糖を大さじ1杯ずつ加えた液に大根を浸すようにして冷凍します。そうすることで細胞のダメージを抑えられて、食感が損なうのを抑えることができます。また、調味料も一緒に煮ることで味も決まりやすく時短になります。
大根おろしはおろす工程で繊維を断ち切っているので、冷凍後も食感や味に違いを感じることなく楽しめます。
冷凍大根におすすめの料理
おすすめは「豚バラ大根」です。凍ったままの状態の大根と豚バラを炒め煮にするだけととても簡単で、大根にしっかり味がしみ込むのでおいしく食べられます。
煮物は全般的においしく食べられるので「大根と鶏肉の煮物」もおすすめ。凍った大根を水から煮て、透明になったら鶏肉と調味料を加えて煮るだけと非常に簡単です。
煮物は全般的においしく食べられるので「大根と鶏肉の煮物」もおすすめ。凍った大根を水から煮て、透明になったら鶏肉と調味料を加えて煮るだけと非常に簡単です。
大根の冷凍保存の注意点
最後に大根を冷凍保存するときの注意点をご紹介します。楽な方がいいと大根1本をまるまる冷凍してしまうと、使用する際に切りにくくて非常に不便です。必ずカットしてから冷凍しましょう。
また解凍後の大根は皮がむきにくくなるので、冷凍前に必ずむきましょう。少し厚めにむくことで繊維っぽさを軽減できます。
また解凍後の大根は皮がむきにくくなるので、冷凍前に必ずむきましょう。少し厚めにむくことで繊維っぽさを軽減できます。
冷凍大根の賞味期限
通常大根の賞味期限は、1本のままだと新聞紙に包んで冷蔵して7~10日程度、カットした後はラップで包んでも4~5日程度。冷凍しておけば、1か月程度もたせることができます。
食べきれないと判断したら早めにカットして冷凍するのがおすすめです。
食べきれないと判断したら早めにカットして冷凍するのがおすすめです。
冷凍大根が適さない料理
冷凍大根は煮物に使用すると時短になるだけでなく、味がしみ込みやすくなるといった点で重宝します。しかしサラダとしての使用は適しません。
先に味を付けて保存する場合を除いては、解凍しても食感が変わってしまい、大根サラダ特有のシャキシャキ感を楽しむことができないので覚えておきましょう。
先に味を付けて保存する場合を除いては、解凍しても食感が変わってしまい、大根サラダ特有のシャキシャキ感を楽しむことができないので覚えておきましょう。
まとめ
コストパフォーマンスが高くさまざまな料理に使える大根は、1本で買って冷凍保存することで余すことなく使用でき、節約も可能です。料理に合わせた切り方で保存すれば、そのまま煮たり炒めたりできるので時短になります。
大根は料理の際、下茹でが面倒で味がしみ込みにくいといわれますが、それを解消してくれる冷凍大根は保存方法としておすすめです。
大根は料理の際、下茹でが面倒で味がしみ込みにくいといわれますが、それを解消してくれる冷凍大根は保存方法としておすすめです。
監修:貞本紘子
料理家
料理家。食育アドバイザー、幼児食アドバイザー。
岐阜県にて家庭料理、パン、ケーキの教室「colette」を主宰。
少人数制、初心者にも分かりやすく丁寧な指導で生徒数は6年間で述べ5500人。
「おうちご飯をもっと楽しく!」をモットーに活動中。
ブログ https://ameblo.jp/colette-cooking/