2019年05月21日 更新

冷凍きのこは自炊の味方。上手に保存して買い物を楽にしよう

きのこの冷凍保存方法と解凍方法についてご紹介します。えのきやエリンギ、しめじ、しいたけ、まいたけなど、豊富な種類があるきのこは、副菜から主菜までさまざまな料理に活用できる万能食材です。料理にうま味を加えかさ増しにもなり、低カロリーながら栄養価が高いため、自炊の力強い味方になってくれます。きのこをできるだけ長く新鮮な状態で保存したいなら冷凍保存がおすすめです。

gettyimages (14635)

きのこを冷凍保存する際の基本

きのこは普通3~7日ほどしか日持ちしません。しかし冷凍庫で保存すれば、1ヵ月ほど保存が可能になります。さらに、冷凍のきのこは普通に保存したものよりもうま味が増すと言われています。
では、どのようにきのこを冷凍で保存すればよいのか、基本的な注意ポイントをみていきましょう。

水洗いは厳禁!

冷凍をする、しないに関わらず、きのこは水で洗うと風味や栄養が流れてしまいます。さらにきのこは水気に弱く、水洗いしてから保存すると傷みやすくなります。
ちょっとした汚れは、ペーパータオルなどできれいに拭き取るだけにしましょう。

できるだけ早く保存する

きのこは鮮度がすぐに落ちる食材です。購入したら当日使う分以外はできるだけ早く冷凍保存してしまいましょう。
また、火を通してから冷凍すると、解凍した際に食感や風味が失われてしまうのでやめましょう。

きのこの冷凍保存方法

根元の石づきと呼ばれる硬い部分を切り、食べやすい大きさにして冷凍用ポリ袋やフリーザーバッグに入れます。
袋に入れる際は、冷却効率を上げるためにできるだけ重ならないように平たく広げて詰め、空気をしっかりと抜いてから冷凍庫に入れましょう。
保存した日にちを袋に書いておくと、使い忘れが防げます。

凍ったまま調理に使う

冷凍したきのこは自然解凍や電子レンジで解凍すると水気とともに苦みや臭みが出るため、凍ったまま必要な分だけ鍋やフライパンに入れて使いましょう。
どうしても解凍したい時は冷蔵庫に入れてゆっくりと解凍しましょう。

きのこの種類別冷凍保存の方法

しめじ、まいたけ、エリンギ、えのき、しいたけ、マッシュルーム、なめこの冷凍保存の方法についてご紹介します。

しめじ

石づきを切り、包丁や手で小房にほぐして冷凍用ポリ袋に入れます。使う際は使う分だけ取り出して、残りはきちんと空気を抜いてからまた冷凍庫に入れましょう。

しめじは炒め物やみそ汁の具はもちろんのこと、魚と一緒にホイル焼きにしてもおいしいです。また、火に通しても大きさがそれほど変わらないので、かさ増し食材として使うのもおすすめです。

まいたけ

石づきがある場合は切り、食べやすい大きさにカットするか、手で小房にほぐしてから冷凍用ポリ袋に入れます。

炒め物や炊き込みご飯、天ぷらなど、まいたけの独特の食感をいかしたレシピで活用しましょう。
gettyimages (14426)

えのき

石づきを切り、長さを3等分に切ってからえのきが重ならないように平らに広げて冷凍用ポリ袋に入れます。

スープや炒め物に入れて使う以外にも、冷凍のまま細かく刻めば、シュウマイやハンバーグ、ミートソースの具としても使えます。

しいたけ

しいたけは石づきを切ってから軸の部分を切り、かさが重なり合わないように軸部分とともに袋に入れて冷凍します。凍ったままでも包丁で簡単に切れるので、丸ごと冷凍しても問題ありませんが、使いやすい形に切ってから冷凍してもいいでしょう。

うま味の強いしいたけは煮物や炒め物、パスタ、炊き込みご飯など、さまざまな料理に活用できます。

なめこ

真空パックのなめこは開封せずにパックのまま冷凍庫に入れます。その際、半分に折って入れると半量ごとに保存できて便利です。
株付きのなめこを冷凍する際は石づきを切って小房にほぐし、少量の塩を入れた湯にさっとくぐらせて十分に粗熱と水気を切ってから袋に入れ、冷凍庫で保存します。

保存の目安は約3~4週間で、ほかの冷凍きのこよりも若干早く使い切るようにしましょう。独特のぬめりを楽しむなら、やっぱりみそ汁やそばの具がおすすめです。

「きのこの詰め合わせ」を作ってみよう

きのこが少量ずつ余った時や特売でまとめ買いしてきたら「きのこの詰め合わせ」を作ってみましょう。
作り方は簡単。数種類のきのこを上記の要領で準備して一緒の冷凍用ポリ袋に入れて冷凍するだけです。

おすすめは、手に入りやすく用途の多いえのき、シメジ、エリンギの3種の詰め合わせです。これさえあれば、炒め物や汁物、鍋の具材、炊き込みご飯などさまざまな料理で活用できます。
gettyimages (14435)

まとめ

きのこの魅力は味だけでなく、栄養価が高く低カロリー、さらにリーズナブルな価格でさまざまな料理に活用できること。冷凍保存すれば1ヵ月ほども日持ちします。
ぜひ、ご紹介したきのこの冷凍保存方法を覚えて、自炊生活をより充実したものにしましょう。
監修:貞本紘子
料理家
料理家。食育アドバイザー、幼児食アドバイザー。 岐阜県にて家庭料理、パン、ケーキの教室「colette」を主宰。 少人数制、初心者にも分かりやすく丁寧な指導で生徒数は6年間で述べ5500人。 「おうちご飯をもっと楽しく!」をモットーに活動中。 ブログ https://ameblo.jp/colette-cooking/

関連する記事 こんな記事も人気です♪

合わせて読みたい

自炊に役立つ! 野菜の冷凍保存で覚えておきたいはじめの一歩

自炊に役立つ! 野菜の冷凍保存で覚えておきたいはじめの一歩

せっかく買った食材を余らせることは、一人暮らしで自炊をしている方の悩みのひとつ。しかし、使い切れなかった野菜も冷凍保存すれば腐らせることなく毎日のお料理に活用できるうえ、時短...
とりぐら編集部・とり
2019.07.06
なすを長持ちさせる冷凍保存方法とおすすめレシピ

なすを長持ちさせる冷凍保存方法とおすすめレシピ

和食から中華、イタリアンまで、幅広いレシピに活用できるなすは一人暮らしの食卓の大きな味方です。安くなっていてまとめ買いをした際などにも無駄なく賢く、そして美味しくなすを使うた...
とりぐら編集部・とり
2019.05.27
ごぼうを料理の一足しに。冷凍でいつでも使える便利な野菜

ごぼうを料理の一足しに。冷凍でいつでも使える便利な野菜

ごぼうの冷凍保存の仕方や期間、冷凍ごぼうが使えるおすすめのメニューについてまとめてみました。食物繊維が多く含まれているごぼう。炒め物や煮物など主菜にも副菜にもなり、美容や健康...
とりぐら編集部・とり
2019.05.21
れんこんは冷凍しても味変しにくい。長期保存もできて便利な野菜

れんこんは冷凍しても味変しにくい。長期保存もできて便利な野菜

れんこんの冷凍保存方法についてまとめてみました。ビタミンが多く含まれ、栄養満点のれんこん。しゃきしゃきとした食感で、サラダやはさみ揚げ、きんぴられんこんなど、さまざまな料理に...
とりぐら編集部・とり
2019.05.21
じゃがいもは冷凍しても大丈夫? 保存のポイントを解説

じゃがいもは冷凍しても大丈夫? 保存のポイントを解説

今回は、じゃがいもを無駄なく美味しく使い切るための方法をご紹介します。1年間を通して価格の変動が少なく保存がきき、さまざまな料理に使えるじゃがいも。滋養豊富で加熱によるビタミ...
とりぐら編集部・とり
2019.05.21

この記事のキーワード

この記事のライター

とりぐら編集部・とり とりぐら編集部・とり