2019年06月17日 更新

正しく保存して美味しく食べる! 長持ちするかぼちゃの保存方法

今回はかぼちゃの保存方法や美味しい見分け方などについて紹介していきます。煮たり、焼いたり、蒸したり、調理方法が多く、主菜、副菜、そしてお菓子にまで幅広く活躍してくれるかぼちゃ。栄養価も高く、一人暮らしの食卓に彩りを加えてくれますよ。

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かぼちゃを常温保存する方法

まるごと1個のかぼちゃは常温保存が最適。保存する時は新聞紙やキッチンペーパーで包んでかぼちゃの頭を上にして保存します。温度と湿度に問題がなければ、このままで1~2カ月は保存することができます。
保存している間にでんぷんが糖質に変化して甘みも増しますよ。

常温の保存は冷暗所が最適

かぼちゃの最適温度は10℃前後とされており、常温保存する時は温度と湿度が一定で風通しの良い冷暗所に保存しましょう。
ただし、夏場は温度・湿度ともに高いため、冷蔵庫の野菜室で保存が望ましいです。

かぼちゃを冷蔵保存する方法

一人暮らしの場合、1/2個や1/4個にカットされたかぼちゃを購入している方が多いと思います。
スーパーなどで1/2個や1/4個に切れたかぼちゃを購入してきた時は、数日で食べきることをおすすめしますが、きちんと下処理をしておいて冷蔵庫の野菜室で保存すれば、1週間ほど美味しく食べることができます。

カットしたかぼちゃは水分に注意

カットされたかぼちゃを購入してきた時は、傷みの原因となる水分に注意しましょう。特に水分の多い種とワタの部分は、買って来たらすぐに取り除くことが大切です。
取り除いた部分と皮に付いている水気をキッチンペーパーでよく拭き取ってから、隙間ができないようにラップで全体を包み、野菜室で保存しましょう。

使いかけのかぼちゃで数日以内に食べきる予定のものも同様に、水分をしっかりと拭き取り、隙間ができないようにしっかりとラップで包むようにしましょう。
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かぼちゃを冷凍保存する方法

かぼちゃを生のまま冷凍保存する場合

かぼちゃは生のままで冷凍することができます。
まず、種とワタを取り除きます。次に使う用途に合わせ、薄いくし形切りや小さな角切りなどにして水気をよく拭き取ります。皮は付いたままでも構いませんが、かぼちゃの種類や使う用途によって剥いたほうが良い場合があります。

ラップに切ったものを1回分の使用量ずつ包み、切り方ごとに分けてそれぞれ冷凍用保存袋に入れて冷凍します。保存期間は2週間ほど可能です。

使う時は、そのまま煮物やスープ、炒め物などの加熱調理に使いましょう。厚めに切ったものは電子レンジで少し加熱すると柔らかくなって使いやすくなります。

かぼちゃを茹でてから冷凍保存する場合

かぼちゃを茹でてから冷凍する際は、用途に合わせて適当な大きさに切って固ゆでにしてから保存するか、やわらかくなるまで茹でて潰したものを保存しましょう。
使う際は、固ゆでしたものは炒め物や煮物料理ならそのまま入れて使いましょう。潰したものは、電子レンジで解凍してサラダやコロッケの具にできます。また、冷凍のまま牛乳やコンソメと一緒に鍋で温めればポタージュに活用できます。

かぼちゃの種とワタを取り除き、使う用途によって薄いくし形切りや小さな角切りなどにし、固ゆでにするか電子レンジでさっと加熱します。粗熱がとれたら水分をよく拭き取り、ラップで1回分の使用量ずつ包み、冷凍します。1カ月ほど保存可能です。

潰して冷凍保存する場合は、種とワタを取り除き、皮を剥いてひと口大に切ったら水を入れた鍋の中に入れて火にかけ、しっかり茹でます。かぼちゃがやわらかくなったらお湯を捨て、木ベラやマッシャーなどでよく潰し、なめらかになったら粗熱をとります。ラップで1回分の使用量ずつ包んで平らにし、冷凍用保存袋に入れて冷凍すれば、2週間ほど保存できます。

美味しいかぼちゃの見分け方

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かぼちゃは通年で市場に出回っている野菜ですが、国産品は夏から秋にかけて旬を迎えます。かぼちゃは普通の野菜とは少し違い、鮮度が良いものが美味しいわけではありません。常温で1~2カ月ほど貯蔵した方がしっかりと熟成されて食べ頃になります。
そのため、選ぶ際にはいくつかチェックしておきたいポイントがあります。

かぼちゃの見分け方のポイント

すでに熟成しているかぼちゃが欲しいなら、ヘタがよく乾燥し、表面がごつごつとしていて爪が立たないほど硬いものを選びましょう。
反対に、ヘタに少し水分が残っており、表面がやわらかくなめらかなものはまだ熟しきっていないものなので、食べる前に常温で1~2カ月貯蔵した方が良いでしょう。

どちらの場合も、表面のしま模様がはっきりとしていて、緑が濃く、ずっしりと重いものを選ぶようにしましょう。

カットされたかぼちゃを購入する時は、種とワタが隙間なく詰まっていて、種がふっくらとしたものを選びましょう。また、切り口の果肉の色が濃い黄色~オレンジ色をしているものが、熟して食べ頃の美味しいかぼちゃです。

まとめ

シンプルな味付けでも美味しく食べることができ、栄養価が高くボリューム満点のかぼちゃは、自炊生活をする人にとって、大きな味方になってくれる食材です。バランスの良い食生活を送るためにも、ぜひかぼちゃを上手に保存して活用してみてください
監修:貞本紘子
料理家。食育アドバイザー、幼児食アドバイザー。
岐阜県にて家庭料理、パン、ケーキの教室「colette」を主宰。 少人数制、初心者にも分かりやすく丁寧な指導で生徒数は6年間で述べ5500人。 「おうちご飯をもっと楽しく!」をモットーに活動中。 ブログ https://ameblo.jp/colette-cooking/

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