【例文あり】就活の志望動機にインターン経験を盛り込むコツ

【例文あり】就活の志望動機にインターン経験を盛り込むコツ

2019/02/28

志望動機

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大学や専門学校に在学中、一時期的に就業体験をできるインターンシップは、今や多くの企業が行っています。今回は、就活の志望動機を考える上で、インターンシップの経験を盛り込むコツを紹介します。

就活の志望動機でインターン経験を生かす

インターンシップ経験は志望動機に盛り込める?

そもそもインターンシップ経験は志望動機そのものに盛り込めるのか? と気になった人も多いかもしれませんが、長期のインターンシップで何かスキルを身に付け、自分自身が志望する企業や職種などに役立てるようなことであれば、志望動機にも生かすことはできます。

逆に、1日限りの短期インターンシップや雑務経験のみだと、志望動機としてアピールするのには弱いでしょう。志望する業界で役立つスキル習得やネットワークづくりなど、就業体験を実用的に生かせるものや、ある程度の期間のインターンシップを通して得た気づきなど盛り込むことが望ましいです。

どこに記入すればいい?

履歴書やエントリーシートには志望動機や自己PR欄など記入場所がいくつもあるため、インターンシップの経験をどこに書いたらいいのか迷ってしまうかもしれませんが、インターンシップの経験を記入するのは学歴の欄、もしくは課外活動の欄に記入しましょう。

履歴書やエントリーシートの種類によっては課外活動の欄がなかったり、枠が小さいものもあるので、インターンシップで得た経験やスキルをしっかりアピールしたいときは書き方を注意しましょう。

インターンシップ経験のアピールポイント

インターンシップでの経験は、効果的にアピールすれば志望動機に説得力が生まれます。実際に何を書いたらいいのか、アピールポイントを紹介していきます。

どんな経験をし、どう取り組んだか

インターンシップでどのような経験をしたのか、どのように取り組んだのかといった実体験はアピールポイントになります。まずは、自分が体験したことを具体的に書き出して、整理してみましょう。困ったときはどのように対処したか、誰に相談したかといった取り組み方や姿勢も、あなたの仕事への熱さを伝える大事な要素になります。

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例文(webデザイン制作会社でのインターンシップ)

インターンシップ期間中、クライアントとの打ち合わせに同行させていただく機会がありました。クライアントの要望をヒアリングしながら、ウェブサイトの方向性やデザインを考え、企画を進めていく過程を間近で学ばせていただき、とても勉強になりました。打ち合わせに同行させていただいたことで、企画の意図やクライアントの希望を理解できその後、バナー制作にも携わりました。

「○○や●●の仕事をしたことがある」と、ただやったことを羅列するのは避けましょう。また、「挨拶の大切さを学びました」など、職種に関係なく社会人なら当たり前ということもわざわざ書く必要はありません。
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(NG例)

インターンシップ期間中、クライアントとの打ち合わせに同行させていただく機会がありました。また、新規で依頼を受けたホームページ作成のためのリサーチや資料集め、デザイン案なども書かせていただきました。
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そこで何を学んだか

次に、インターンシップでの経験や取り組みを通して、そこで何を学んだのかを改めて考えてみましょう。たとえば、Webデザイナーを目指す人がWebデザイン制作会社のインターンシップを経験したとします。普段からデザインやWebに関する知識・技術など学んでいると思いますが、実際に現場で体験することによって自分にとって学びになったことを整理してみてください。そこで得たスキルや考え方が、次の項の「企業でどう生かすか」につながってきます。

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例文(webデザイン制作会社でのインターンシップ)

デザインの一部となるイラストを描かせていただきましたが、色合いやキャラクターの細かい部分に何度も修正が入りました。企業のカラーに合わせる、ロゴと馴染むようにするなど工夫する部分がたくさんあり、実際にクライアントの要望に応えるためのデザインを制作することの大変さや重要性を把握するきっかけとなりました。

「大変だった」「難しかった」などのような結果論だけでは、大変だったことを経験して何を学んだのかが伝わらないため、なぜそう感じ、学びになったのか、過程を書くようにしてください。
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(NG例)

デザインとなるイラストを描かせていただきました。何パターンも用意したのですが、クライアントがイメージするイラストになかなか近づけず、時間がかかってしまいました。修正が何度も入り、デザインすることの難しさや大変さを実感しました。
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志望先の企業でどう生かすことができるか

インターンシップでの経験を、志望先の業務内容や特色に沿ってどのように生かせるか考えてみましょう。その際、経験談やそこで得たスキル、考え方に加えて、「なぜここで働きたいと思ったのか」を伝えましょう。せっかく身をもって体験をしたのですから、できるだけ具体的に明記し、説得力を出すようにするのがポイントです。

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例文(webデザイン制作会社でのインターンシップ)

インターンシップでは、デザイナーとともにクライアントとの打ち合わせに参加するなど、クライアントと近い距離でデザインを作ることに興味が湧きました。貴社ではデザイナーがクライアントへ直接提案を行うなど、デザイン作りにより直接関わることができると思い、志望致しました。
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(NG例)
インターンシップを経て、デザインの楽しさを再確認しました。学校で学んだことやインターンシップでの経験を活かし、webデザイナーとして活躍したいと思い貴社を志望致しました。
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就活でアピールするときの注意点

最後に就活でアピールするときの注意点をご紹介します。志望動機にインターンシップの経験を書くときは経験や実績などを含めて、具体的に自分の言葉で書くようにしましょう。

企業の採用担当者はたくさんの就活生のエントリーシートや履歴書を目を通さなければいけません。そこで「頑張りました」「大変だと思いました」のような抽象的な言葉だけだと、採用担当者の目には止まらないかもしれません。「会ってみたい」と思ってもらえるような経験や実績を書きましょう。

また、基本的なことですが、誤字・脱字、丁寧な文字、言葉遣いは大事なマナーです。記入後にミスがないか、よく確認しましょう。

まとめ

インターンシップの経験は就活のアピールポイントになるものです。そこで得た学び、取り組む姿勢などを自分の中で整理して、志望動機づくりで生かしてみてくださいね。

(学生の窓口編集部)

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