OB訪問のステップ4は質問内容です。質問内容は事前に決めておくことが重要ですので、必ず時間を取って貴重な機会を活かしきれるように準備しておいてください。
まずは「OB訪問で何が聞ければ成功なのか」というポイントをまとめておいてください。目的がはっきりしていないヒアリングは、答える方を困らせてしまいます。まずは目的を決め、それに沿って質問を考えていくことで内容の濃いOB訪問を行うことができます。
歳の近いOBの場合は就活の相談をついしたくなってしまいます。もちろん要点を得た相談であればよいのですが、愚痴やただの悩み相談のような形になってしまうともったいないです。せっかく貴重な情報を聞き出す機会があるのに、ただの悩み相談会にならないよう注意しましょう。OB訪問の目的を果たすことの優先順位がぶれないようにして、就活の相談は時間が余ったらするなどルールを決めて行いましょう。
ざっくりした質問は面接の逆質問や説明会でも聞ける内容です。OB訪問でしか聞けない先輩の体験談や実際の仕事の流れなど、個人にしか聞けない質問をして時間を有効に使うようにしてください。質問事項を列挙して絞りこむ際に、これはOBに聞かないと解決しない問題なのかということを頭に浮かべて質問を見直すと、適した質問を選ぶことができます。