就活クエスト第2話 「就活はRPGだ。あなたは戦士? 魔導師? 僧侶?」

就活クエスト第2話 「就活はRPGだ。あなたは戦士? 魔導師? 僧侶?」

2014/12/02

マンガ・イラスト

就活クエスト第2話 「就活はRPGだ。あなたは戦士? 魔導師? 僧侶?」

さあ勇者たちよ、おぬしらには定番、ダンジョンへ入る前の職業選びをやってもらおうか。

ワシ? 王様に決まっておろうが。それよりもほら、こっち来てみい。どれどれ、ヒットポイントやパワーは高いようだな。でもなんだ、知力のほうははちとアレだな。え? ええええ? 魔導師になりたい? それはやめておけ。ほら、仲間もドン引きじゃぞ。職業ってのは、助け合うために存在するのだ。ちと、ワシの話を聞いてくれんかな......。

1ゴールド=1ありがとう

RPGでパーティーを組むときも、現実世界でも、職業は「助け合い」「分担」のために存在するんじゃよ。
たとえばおぬし、1皿100円の寿司を食べたことはあるじゃろ? 世の中、簡単においしいものが食べたれる。だって、100円稼ぐくらいならチョロいものじゃからな。
でも、もしじゃぞ。おぬしが「この寿司を自分で一からつくれ」と言われたら「無理!」ではないか?
1皿100円の寿司は、寿司職人の皆さんだけでなく、漁師さん、漁船をつくるメーカー、燃料の商社、石油を掘る海外の人......などなど世界中の人の力があって、初めて目の前にあるんじゃよ。牛丼も、ハンバーガーもみな同じじゃ。

要するに、我々は必要な何かを、誰かに作ってもらっているから生きていける。
人は、仕事を通して、お互いにもたれ合って生きているんじゃよ。

たとえば、寿司を握る人、魚をとる人、お米を育てる人がいてくれるから、ありがたいことに、寿司が食べられる。おぬしは何のバイトをしておる。カフェか。時給はいくらじゃ? ほう、悪くないのぉ。
そのお金にも、ワシは一言あるぞ。現実世界では「1円」という通貨単位だが、ありゃ本当は「1ありがとう」だ。ボクの代わりにお寿司をつくってくれて助かります、100ありがとう。その代わり、ボクもカフェでみんなにサービスしてありがとうを集めますね――その、 生産と感謝とやりとりが、小難しく言うところの「経済」なんじゃよ。

ダンジョンの中で「めんせつかん」に「何で働くの?」とか聞かれたら、こう答えてやるがいい。
「1円=1ありがとう」「人は人と支え合って生きている」「職業があるから、我々は文明的な生活ができる」とな!

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