客観的な数字で企業をチェック! 就活生向け「財務分析」基本のキホン - いざ! 財務諸表を分析してみよう -​

客観的な数字で企業をチェック! 就活生向け「財務分析」基本のキホン - いざ! 財務諸表を分析してみよう -​

2015/06/28

就活hack

関連キーワード:

第3回:いざ! 財務諸表を分析してみよう

第1回はこちら
第2回はこちら

■会社の財務諸表をチェックする習慣をつける

さて、第1回と第2回では、財務諸表がどうやって作られるのかを簡単な数値例を用いて解説してきました。就職活動中の皆さんが採用選考を受ける会社の多くでは、そのような形で財務諸表が作成されており、上場会社ではそれら財務諸表の開示義務があるため、皆さんは基本的にそれを見ることができます。財務諸表をみることによって企業活動を定量的な側面から把握することができるのです。

イメージ写真(写真はイメージです)

■利益には複数の指標がある

とはいうものの、財務諸表数値のどこをみればいいのか分からない……そんな人も多い事でしょう。新聞等で決算記事を読んだことがある人なら目にしたことがあると思いますが、決算処理が終わって開示される財務諸表で注目度が高いのはその期間の利益です。

ここで皆さんに知っておいてほしいのは、前回の記事でも少し触れたように、利益にはいくつかの指標があるという点です。商品を仕入れて販売する流通業を例に挙げます。販売された商品の売上原価を売上高から差し引いて、さらに営業人員等の人件費、家賃、販売促進費を控除したものが会社本来の営業活動による利益として、営業利益という形で計上されます。前回までの2回の記事で解説したのは、主にこの営業利益です。さらに、会社が事業活動を維持するためには借入金等も必要ですから、それに係る支払利息や、また逆に事業上の必要性から保有している株式等から得られる配当金の受取額といったものを営業利益から加算減算したものが経常利益として計上されます(受取配当金は経常利益の加算項目、支払利息は減算項目となります)。

この経常利益にさらに、特別損益項目や法人税等を加減算したものが当期純利益、いわゆる最終損益として計上されます。特別損益項目として代表的なものは固定資産の減損損失ですが、こちらも決算のたびに注目される項目ですので、新聞等で目にしたことがある人も多いことでしょう。

次のページ開示された数値をどうやって分析する?

おすすめ記事

Intern sp bnr d2 03

人気記事ランキング

新着記事

ページトップへ