【どうやって親に伝える⁈】はじめての「留年」おどおど #あつまれ!_おどおど学生。

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大学生にとって「留年」は悪夢の一つでしょう。留年して卒業が遅れると就職に悪影響を及ぼすことも考えられ、絶対に避けたいところです。

意図的に留年するのであれば別ですが、必修科目の単位を落として取り返しがつかず、といった場合には留年もやむを得ずとなります。今回は、留年に陥る例や「どうやって親に伝える」かなどをご紹介します。

おどおど解決ポイント
1.留年にありがちな場合は?
2.留年を回避するには?
3.留年を親に伝えるときは

「留年する」ありがちなシチュエーション

留年する主な原因は、卒業に必要な必修科目の単位を取り損なうことです。大学では必修科目の単位を取得するべく、どんな講義を何年生で履修するのか、自分でスケジュールを組み立てる必要があります。

大学入学時には、ほとんどの新入生がこのことを理解していません。恐らくオリエンテーションを受けた後でもきちんとは理解できていません。後になって「単位が足りない」となるのはそのためです。

必修科目の単位を取り損なうのは、以下のような状況がありがちです。

1.必修科目の講義が毎年行われない
今年取らなくても来年取ればいいや、などと考えるのがいけません。例えば「2年に1回しか講義がない」なんてことがあるのです。3年生でその単位を取り損なって、次に行われるのが2年後だったらどうなるでしょうか? 5年生にならないとその必修科目を履修できません。

2.必修科目の履修に条件がある
Aという必修科目を履修する者は「Bという科目の単位を取得していること」といった条件が付くことがあります。このBという科目を履修せずに、また条件を見落としたまま4年生になり、さあAという必修科目を受講するぞ!と思ったら……という場合です。Bの単位を取得していませんから、当然必修科目Aは履修できません。慌ててその年にBを履修しても後の祭り。

3.必修科目の単位取得年次が決まっている
「必修科目を3年生で取得すること」といった条件が付いている場合です。つまり、この必修科目は4年生に進むための関門のようになっているわけです。4年生で単位を取得することが許されない場合、単位を取り損なうと、もう一度3年生という足踏み状態になってしまいます。

1・2・3のコンボで留年決定といったケースもあり得ます。必修科目は毎年講義があるのか、履修するのに条件は付いていないのかなど、詳細に調べた上で単位取得のスケジュールを立てないと、後で泣くことになってしまうのです。

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留年を回避できるのか?

留年を回避するためには、当たり前の話ですが、とにかく必修科目の単位を落とさないようにしなければなりません。再試験、追試験といった救済策が設けられることもありますので、とにかく何がなんでもパスして単位取得することが第一です。

しかし、上記のように2年に1回しか講義がない、などの場合には単位取得し損なった時点でアウトです。ただ、この場合にも救済策が設けられることがあります。

例えば、Aという必修科目の代わりにBという科目の単位を取得すれば、Aの単位を取ったことと認める――という、いわゆる「読み替え」です。恥ずかしい話ですが、筆者自身もこの読み替えによって助かって、なんとか4年で卒業できました。

筆者の場合には、3年生のときに必修科目の単位を落としたのですが、「まあ来年取ればいいや」と思っていたところ、その科目はなんと3年に1度しか講義がなかったのです。つまり、1回のチャンスを逃すと留年確定どころか次に取得できるのは6年生になったら……というひどいものでした。しかし、学生課に相談に行き、読み替えを教授に認めてもらい、なんとかなりました。

もちろん、どの大学、どの科目でもこのような「読み替え」が可能というわけではありませんが、救済策が設けられることもあります。履修条件や講義が行われるスケジュールを見落としていた、といった場合には学生課、担当教官のところに直行!――これがベストな選択です。

なぜなら、学生課の皆さんや教官はこれまで多くの学生に接し、学生の失敗も見てきています。どう対処すべきかの教えを乞うことができるでしょう。それでも留年となってしまったら、その後の対処を考え、実行すればいいのです。

留年したときに親になんて言うべき?

残念ながら留年が確定したときには、「親になんて言おう……」と暗い気持ちになってしまうでしょう。悲しくてなかなか言い出せないでしょう。

しかし、ここは勇気を振り絞って正直に言うのが一番です。そうでなければいつまでも解決しません。うそをついたり、いつまでも黙っているのは最悪の対応です。

親に怒られても当然です。思い切って「実は……」と話し始めてみましょう。きっと後はスラスラ出ます。親としっかり話し合って、同じ過ちを繰り返さないことです。

親とは、

・留年した理由
・今後のプラン
・学費について

をしっかりと話し合いましょう。

留年して暗い気持ちになるかもしれませんが、留年したからといって人生が終わるわけではありません。決して「自分はおしまいだ」などと考えてはなりません。あなたの人生はまだこれからです。乗り越えて勉学に励んでください。

解決!!  はじめての留年おどおど

「留年するかも」という事態に陥ることは誰にでもあり得ます。必修科目の履修条件を見落としていた、といったポカはありがちです。しかし、「留年するかも」と気付いたらすぐに行動を起こしましょう。まずは学生課、担当教官のところに行って相談です。それでも留年を回避する方策がなかったら、一生懸命やっても回避できなかったら、正直に親に相談しましょう。留年を受け入れ、その上で自分を立て直す方法を考え、実行するのです。以降の大学生活を有意義に過ごせるように努力しましょう。


文:高橋モータース@dcp
編集:学生の窓口編集部

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