今回は『ソロキャンプおどおど(前日の準備編)』を解決 (3)#あつまれ!_おどおど学生。

静かなブームとなっているソロキャンプ。始めてみたいけど、何から手を付けたらいいのか分からないという方もいらっしゃるでしょう。本シリーズ記事では、初めてのソロキャンプでおどおどしないで済むように、押さえるべきポイントについてご紹介しています。
第3回は前日の準備編です。キャンプブロガーのガルマさん(『Biwako Camp』)監修の下、ソロキャンプをスムーズに行えるようにする準備についてご紹介します。
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ぶっつけ本番にならないよう道具を使ってみる!
▼おどおど解決ポイント
1. ぶっつけ本番はダメ! 一度使って試してみよう
2. チェックリストを作り、忘れ物がないか確認しよう
3. 現地の天候チェックはマスト、食材の下準備もしておこう
キャンプ道具をそろえることも準備ですが、使い勝手を確かめておくのも準備のうちです。ソロキャンプに備えて購入した道具は「キャンプ場に行って初めて使う」ではいけません。
「初めて使うのが楽しみ」という気持ちは分かりますが、現地でぶっつけ本番、うまく使えないとせっかくのキャンプが楽しめないかもしれません。 必ず使ってみて「こういうものなのか」と操作方法を理解しておきましょう。
例えば、テントの設営などは一度試しておきましょう。ぶっつけ本番でおどおどしないための重要なポイントです。また、折りたたみ式のチェアやテーブルの使い方の確認なども行いましょう。
他にも、初心者の場合、バーナーがうまく使えない、炭火が起こせない……などが起こりがちです。現地で初めて体験するよりは、行く前に試すことをお薦めします。家では火を使えないといった場合には、炭や薪の扱い方についてYouTubeの解説動画を見るなどして、しっかり予習をしておきます。
荷物の整理と確認!
チェックリストを作ろう 気を付けたいのは忘れ物です。ガルマさんのお話では「初心者に限らずベテランでも忘れ物はある」そうですが、ないと困るものを忘れると現地でどうにもならなくなります。 ガルマさんによれば「やはりキャンプリストなどを作ってチェックすることをお薦めします」とのこと。「大事なものを忘れては困るので、自動車を利用してソロキャンプに出掛けるのであれば、割り箸や紙コップなどは積みっぱなしにするのもいいかもしれません」とも。
「やっておくといいこと」とは?
ソロキャンプ前日にやっておくといいのは「食材の準備」です。キャンプ場では炊事場が共用施設だったりと、現地での食事の準備が制限されます。そのため、キャンプ場では最小限の調理で食べられるよう前日に食材の下ごしらえなどを終えておくのがお薦めです。 ガルマさんのアドバイスは「野菜のカットなど事前にできる準備をして、現場では焼くだけ、煮るだけという感じにするのがお薦めです。大自然の中で料理するのは楽しいですが、慣れないうちはできるだけ前日に済ませておくといいですね」とのことでした。
現地の天候を必ずチェックする!
これは準備に入るかどうか難しいところですが、前日には天気予報でソロキャンプ当日の「現地の天候」を確認しましょう。もし荒れ模様だったら、思い切って予定をキャンセルすることも考えましょう。 ガルマさんによれば「初心者のうちは雨の設営や撤収は大変です。風の強い時に無理に焚き火をするのも危険。無理は禁物です。無理をせずにソロキャンプを始めましょう」とのこと。特に初めてのソロキャンプの場合には、悪天候での強行はやめておきましょう。
解決!! ソロキャンプおどおど
ソロキャンプの準備としては持ち物チェックが大事です。ないと困る物を忘れないように、チェックリストを作り確かめましょう。また、ソロキャンプ用にそろえた道具もあらかじめ試しておきましょう。ぶっつけ本番はいけません。現地でおどおどしないように前日の準備は大変重要です。事前準備を怠らず、当日が楽しいキャンプになるようにしてください。
教えてくれたのはこの人!

取材協力・監修:ガルマ
キャンプブログ『Biwako Camp』、サイクリングブログ『Biwako Cycling』管理人。ロードバイクでびわ湖周辺を走っているZwifter&キャンパー。
文:中田ボンベ@dcp
編集:マイナビ学生の窓口編集部
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