あつまれ!_おどおど学生。今回は『免許取得後はじめての運転おどおど 』を解決
▼車おどおど記事一覧
・『はじめての高速道路おどおど』
・『はじめての車トラブルおどおど 』
自動車運転免許の取得後に、初めて「一般道」で運転するのは非常に緊張するものです。緊張のあまり、冷静に運転できないというケースもあるでしょう。今回は、『一般社団法人 日本自動車連盟』 (以降、JAF)協力の下、「免許取得後初めての運転」でおどおどしないためのポイントをまとめてみました。
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事前準備は怠らずに
▼おどおど解決ポイント
1.スムーズに運転するためには、ルート確認などの事前準備が大切
2.出発前に必ず車をチェックしよう!
3. 落ち着いて運転できる環境をつくり、万が一のトラブルへの対処法も覚えておこう
緊張している状態では、ちょっとしたミスやトラブルでパニックになりがちです。寄る予定だったお店が営業していなかった、駐車しようと思っていたコインパーキングがいっぱいだった……などなど。
スムーズに運転するためには、事前確認が大事です。まずはルート確認。カーナビの案内に沿って運転すれば問題ないかもしれませんが、おおまかなルートや全体像を把握しているのとそうではないのとでは安心感が違います。もしもの時にも対応しやすくなるので、特に初めての運転で遠出する場合は、目的地までのルートを念入りにチェックしておきましょう。
また、代替ルート、休憩場所、途中で立ち寄る場所なども事前に把握し、万が一のケースも想定して「予習」することも大事。慣れていないからこそ、入念な事前準備が必要なのです。
出発前に必ず車をチェック
JAFでは「私にもできるマイカー点検」として、ユーザー本人が比較的容易に行うことができる点検を提案しています。事前に何か異常を見つけることができれば、運転中のトラブルを避けられます。初めて運転する場合は、必ず車の状態をチェックしましょう。
JAFによる「私にもできるマイカー点検」は以下の3ステップ15項目で構成されています。
STEP1 エンジンルームをのぞいて点検
1.ウインド・ウォッシャー液の量
2.ブレーキ液の量
3.バッテリー液の量
4.冷却水の量
5.エンジンオイルの量
STEP2 クルマの周囲を点検
6.タイヤの空気圧
7.タイヤの亀裂、損傷および異状な摩耗
8.タイヤの溝の深さ
9.ランプ類の点灯、点滅およびレンズの汚れ、損傷
STEP3 運転席に座って点検
10.ブレーキ・ペダルの踏みしろおよびブレーキの利き
11.パーキング・ブレーキ・レバーの引きしろ
12.ウインド・ウォッシャーの噴射状態
13.ワイパの拭き取りの状態
14.エンジンのかかり具合および異音
15.エンジンの低速および加速の状態
JAFのホームページでは、15項目のチェックシートを配布しているので、活用してみるといいでしょう。
『一般社団法人 日本自動車連盟』
「日常点検15項目(私にもできるマイカー点検)」
「万が一」に備えよう
慣れないうちの運転は、緊張で「うっかり」が多くなります。例えば、サイドブレーキが入ったまま、ウインカーの出しっぱなし、標識の見間違いなどは起こりやすいといわれています。緊張すればするほどミスしやすくなるため、できるだけ落ち着いて運転できる環境を作りましょう。
例えば、最初のうちは「見慣れている道」を選ぶ、家族など運転に慣れている人に同乗してもらうなどは一つの手です。また、レンタカーなどを借りて運転するのなら、最初は大型の車は避け、運転しやすい軽自動車やコンパクトカーを選ぶのもいいですね。いきなり大きな車を運転せざるを得ないこともあるかもしれませんが、ハードルを上げ過ぎないようにしましょう。
また、万が一のトラブルへの対処法を覚えておくことも大事です。JAFのホームページでは各トラブルの対処法も紹介しているので、初めての運転までにチェックしておきましょう。
参考:『一般社団法人 日本自動車連盟』
「トラブル対処法」
解決!! 自動車運転おどおど
例えば、バッテリー上がりは、初心者がしがちなトラブルの一つ。自分で対処することもできますが、JAFに加入する、自動車保険にトラブル対処サービスを付帯させるなど、「万が一」に備えることも忘れないようにしましょう。
入念な事前準備と車の点検、もしものときの備えを準備しておくことで、「免許取得後初めて」でも安心して運転できるでしょう。あとは無茶な運転をしないこと。落ち着いて運転経験を重ねていけば、ドライブもより楽しいものになるでしょう。
文:中田ボンベ@dcp
編集:マイナビ学生の窓口編集部