【小学校に行って体育の授業をし、児童の主体性を引き出そう。】周南公立大学地域ゼミ(元安ゼミ)
わたしたちのSDGsに対する考え方
元安ゼミは「小学校教育において子供たちの主体性を重視したコーチングを地域の大学生として、実践する」をテーマに、小学校に行き体育のコーチング実習をしました。小学校には全部で3回行き、大学生は3つのグループに分かれてそれぞれ体育の授業を行いました。
授業では児童に対する接し方を学ぶことができ、その中で私たちのコーチング活動がSDGsの17のターゲットの中でどれに当てはまっているのかを考え、その目標達成に向けて活動の質を高めていきました。ここからは、SDGsとつながる私たちの活動を紹介します。
トピックス(1) 児童に質の高い授業をするために
小学校6年生を対象に授業を行いました。当日までにグループごとに授業の流れを考え、より児童が楽しめるような授業内容を考えました。今回コロナ禍で各グループ1回しか授業をすることができませんでしたが、それぞれがテーマを掲げ、準備から授業まで取り組みました。体育が得意、不得意な児童や個性豊かな児童に対してどのように対応するのか、様々な方向から児童の立場になって考えました。
また、授業終了後に小学校の先生から良かった点、反省すべき点を挙げていただき、翌週には参加学生全員で話し合い、新たに授業を行うグループは前のグループの良かった点、反省点を活かし、より良い授業を実施することができました。
トピックス(2) みんなで楽しく身体を動かす
児童は大学生が授業を行ってくれることをとても楽しみにしていました。授業時に興奮して騒ぐ児童もいて、指示が通りにくくなり、円滑な運営が大変でした。
そのため説明をコンパクトにわかりやすくまとめ、授業の中で児童が身体を動かす時間を増やしました。大学生も授業に混ざり、大学生も児童と同じ気持ちになって楽しむことができました。体育の授業が苦手な児童に対しても大学生が声をかけてみんなが楽しむことができました。
授業を終えた後に児童から「楽しかった!」「またやってほしい!」という声をたくさん聞けたときに達成感を感じました。
サークル紹介
周南公立大学「地域ゼミ」とは
周南公立大学「地域ゼミ」は地域課題をテーマとした課題解決型学習(PBL)を通じて「課題対応能力」の獲得を目指す2年次科目として2014年度より開講されています。
ボランティアやコンテンツ制作、商品開発、イベント実施など多様な内容で30弱の講座が開かれています。
2016年度入学者より2単位必修、2021年度入学者より4単位必修とし、年を追うごとに規模・内容ともに充実しています。
メンバー紹介
周南公立大学 経済学部 渡部武琉
HP
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