「“自分らしさ”とは、他人の意見から生まれる」悩める学生へ、古坂大魔王がアドバイス #大学生の相談窓口

編集部:ゆう

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大学生が抱えるさまざまな不安や悩みに対して、突破口になるようなアドバイスを著名人の言葉で贈る「大学生の相談窓口」。今回学生の悩みに答えてくれるのは、「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」の動画が世界的に大ヒットした、 ピコ太郎の生みの親・古坂大魔王さん。お笑い芸人、音楽プロデューサーとして活躍されている古坂さんに、自分らしさについて悩む学生へのアドバイスを伺いました!

Q.自分らしく生きるには?
自分らしくいるために考えていることはありますか?また、自分らしさを見つけるにはどうしたらいいのでしょうか?
(女性/19歳/大学1年生)

A.“自分らしさ”は、他人が見つけてくれるよ

“自分らしさ”は他人の意見から生まれる

そもそも「自分らしさ」とはなんでしょうね。

正直、自分らしさを決めるのは「他人」なんですよ。「あ〜お前らしいね」「あいつっぽいね」などと言われることが多いと思いますが、こっちはただひたすらやっているだけ。「〇〇らしい」と思うのは、実は全部他人が決めているんですよ。

例えば、2歳の娘は僕の真似をよくするんですね。ジュースを飲みたい場合、素直に「パパこれ飲みたい」と言えばいいのに、「パパこれって何?」と聞く。 

「アンパンマンジュースだよ」と答えると「へえ、新しいの?」と。「いやいつも冷蔵庫にあるよ。飲みたいの?」と聞いたら「飲んでみたい」。 

って、毎日アンパンマンジュースを飲んでいるのに言うんです(笑)。

実はこのやりとり、僕がボケで毎日マネージャーに言っている真似なんです。「あれ?この、C、o、l、aってなに?」「あ〜コーラっていうの。これって甘いの?」と僕は言っているわけですよ(笑)。

なので、娘がジュースを飲むときに毎回聞いてくるの見て、まわりは「パパみたい」と言うんです。自分では「そうかな?」と思うんですが、僕らしいんですって。 「〇〇っぽい」は、自分ではなく他人が見つけて決めてくれるんだな〜と感じましたね。

他人の意見を聞くことで、“自分らしさ”に近づいていく

僕が自分の芸風を決めたのは同期の芸人からのアドバイスです。当時はとんねるずに憧れていて。暴れ回る芸風が好きだったんです。しかし、僕が「わ〜!」と暴れても全然ウケないんですよ。とんねるずのお二人は身長が高いですが、スマートでかっこよく顔も可愛らしい。なので「おらあ!」と言っても怖くないんですよ。だけど僕がやると怖く見えて危険な人になる(笑)。これって自分では気づけないんですよね。 

 なので、「お前はもっとこうした方がいい」など、人からの評価やアドバイスを「くそう」と思いながらでもやってみる。そうするとやはりウケるんですよね。

その繰り返しによって、いつの間にか「あなたらしいね」「自分らしいかも」が見えてくるのではないでしょうか。自分らしさで悩んでいる人は、まわりの人の意見を聞いて自分を客観視してみてください。

【まとめ】
“自分らしさ”は他人が見つけてくれる。見つけてもらったカケラを大切にしながら試行錯誤すると、より“らしさ”が見えてくるかも!

「自分らしさ」について、つい悩んでしまうもの。自分の特徴や良いところがなかなか見つけられない場合は、ぜひまわりの人の声を聞いてみましょう。思いもよらぬ「らしさ」が発見できるかもしれませんよ。

文・取材/田中青紗
写真/島田香
編集/学生の窓口編集部

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