「普通」って何?価値観を問われ続ける新感覚ラブストーリー!映画『まともじゃないのは君も一緒』公開記念!学窓ラボエンタメ部座談会

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今回、学窓ラボエンタメ部が取り上げる作品は『まともじゃないのは君も一緒』(3月19日公開)。

成田凌さんが演じる数学一筋〈コミュニケーション能力ゼロ〉の予備校講師・大野と、清原果耶さん演じる知識ばかりで〈恋愛経験ゼロ〉の香住。
全くかみ合わないふたりの掛け合いを通して、現代の誰もが抱く「自分は普通?」「普通って何だろう?」という、あたりまえに溶け込んだ常識や枠組みを改めて見つめ直すきっかけをくれる本作。

要所要所で大野が香住に問う「普通の恋愛って何?」という質問から、まるで自分自身の価値観を問われているような不思議な感覚に!

今回は、そんな映画『まともじゃないのは君も一緒』を、4人の学窓ラボエンタメ部女子メンバーに観てもらい、率直な感想を楽しく共有した座談会の様子をお届けします。

メンバーはこちら!

ゆうきちゃん
1年

予告映像を観た時、なぜか心が揺さぶられて「この映画見たいなぁ」と思いました。以前、成田凌さんの演技に惹きつけられたのもあってすごく気になる作品です!

ゆかちゃん
1年

予告映像の「君が言っている”普通”は何かを諦めるための口実なのか?」というセリフが心に響き、恋愛観の違いや共通点を知ることができたら、と思い参加しました!

りおちゃん
2年

「まともじゃないラブストーリー」というところに惹かれて参加しました!

なおちゃん
2年

最近映画にハマっています。座談会はそれぞれの価値観の違いが新しい発見になり面白いです!


STORY

外見は良いが、数学一筋で〈コミュニケーション能力ゼロ〉の予備校講師・大野。彼は普通の結婚を夢見るが、普通がなんだかわからない。その前に現れたのが、自分は恋愛上級者と思い込む、実は〈恋愛経験ゼロ〉の香住。全く気が合わない二人だったが、共通点はどちらも恋愛力ゼロで、どこか普通じゃない、というところ。 そして香住は普通の恋愛に憧れる大野に「もうちょっと普通に会話できたらモテるよ」と、 あれやこれやと恋愛指南をすることに。

香住の思いつきのアドバイスを、大野は信じて行動する。香住はその姿に、ある作戦を思いつく。大野を利用して、憧れの存在である宮本の婚約者・美奈子にアプローチさせ、破局させようというのだ。
絶対にうまくいくはずがないと思っていたが、予想に反して、少しずつ成長し普通の会話ができるようになっていく大野の姿に、不思議な感情を抱く香住。ある時、マイペースにことを進める大野と衝突した香住は「もうやめよう」と言い出す。すると大野は「今変わらないと、一生変われない。僕には君が必要なんだ!」と香住に素直な気持ちを伝える。
初めて誰かに必要とされた香住は、そんな大野の言葉に驚き、何か心に響くものがあり、初めての感情に「これって何!?」と悩み始める。二人の心がかすかに揺らぎ始めた時、事態は思わぬ方向へと動き出す。二人が見つけた《普通》の答えとは?


Q、まず、率直な映画の感想を教えてください!


ゆかちゃん

とても面白かったです!

数学の予備校講師・大野が純粋で、香住の考える「普通」の恋愛を頑張って習得しようとする姿が本当にかわいかったです。それぞれの普通があって、いろんな恋愛の形があって面白かったです。

ゆうきちゃん

普通がわからない、普通じゃない大野と香住のテンポのいいやりとりが面白かったです。予告映像を観たときはラブ要素の少ないストーリーなのかな?と思っていたけど、ちゃんとラブストーリーだったのでビックリしました。

りおちゃん

香住と大野の掛け合いを通じて、自分の中の価値観をずっと問われているような感覚があって、ちょっと考えさせられる映画だなと思いました。「普通」ってよく使うけど、私が思ってる普通って何だろう?普通とは?ということを考えましたね。

一瞬立ち止まって考えることができる映画だなと思いました。

なおちゃん

メッセージ性があって考えさせられる映画でした! 私も「みんながこうしているから私もこうしなきゃ」と香住に似ている考え方をするところがあるので、「普通って何?」というストレートな質問に、そんな考え方をする人がいるんだ、と新鮮な感じがしました。


Q、印象に残ったシーンは?

ゆかちゃん

作戦が思いのほかうまく進み、良い感じで料亭から出てきた大野と美奈子が、タクシーを呼ばずに「もう少し歩きませんか?」とふたりで歩くシーンです。このシーンでふたりが交わした、「森の話」が印象的でした。

普通がわからない大野のことをかわいそうだと思う反面、知ろうと努力しているところにかっこよさを感じました。私たちが今生きている世界でも、常識や誰かがつくり上げた「普通」と自分とが合わなくて葛藤することがあるので、その気持ちを代弁しているように感じました。


りおちゃん

大野と美奈子が最後に座って話すシーンです。美奈子の選択が「普通はこうするべきだ」と自分自身に言い聞かせているような気がして、私とは違う価値観だったのでモヤモヤしました。大野の優しさも心に沁みました。

ゆうきちゃん

私も大野と美奈子が最後に話すシーンが印象に残りました。婚約者の美奈子の選択にモヤモヤしました。その選択を受け止める大野の優しい人柄が出ていて、心が動かされましたね。

なおちゃん

私は、香住が遠くから悪口を言う女の子5人組グループから抜け出して、カップルのところに直接「恋って何?好きって何?」と聞きに行ったシーンが印象的でした。

それまでの香住だったら絶対にしなかった行動だと思いました。大野と出会って恋愛について問われ続けるなかで、香住自身の変化が現れたシーンでしたね。

りおちゃん

悪口に同調する流れってありがち。そこに疑問を感じつつも何もできない香住だったけど、「疑問に思ったら聞く」大野と出会って触発されたのか、香住が変わったシーンだったよね。


これって普通?大野からひも解く!みんなの恋愛観

Q、大野みたいな外見はいいけどコミュニケーション能力ゼロ人間との恋愛って?


ゆうきちゃん

一面だけ見てアリかナシを決めるのは難しいですね(笑) ある程度一緒に過ごしてから判断すると思います。
大野はコミュニケーションをとりにくくても行動でカバーしてる感じがしたのでアリかな!

ゆかちゃん

私は外見というより、自分と価値観が合う人が理想なのでナシかなあ..。価値観が合っているかどうかって会話がすごく大事だと思うんですよね。コミュニケーションをちゃんととってその人の考え方を知りたいし、価値観を認め合いたいので、会話をたくさんしたいです。

りおちゃん

フィーリングが合うとか素で話せるかどうかを大事にしているから、その判断をするためにも会話のキャッチボールができないのはちょっと難しいな。外見より中身重視です。

なおちゃん

コミュニケーション能力ゼロの度合いにもよるけど(笑)
恋愛対象以前に、まずその人のことを知るためにコミュニケーションが大事だと思うから、コミュニケーション能力ゼロは厳しいかもしれないです!


Q、大野はスーパーのセール品が普段着。デートでダサいファッションはアリ?

あいちゃん

全然いいけどスーパーのセール品って言わないでほしい(笑)
本当の気持ちを打ち明けられるくらいの長い時間を過ごしたら、気にならないと思います。

ゆかちゃん

正直ファッションに関心ゼロはちょっとなあって思いますね。 例えばお店に入るのがハードル高いとか挑戦したいけど難しいという場合は、全力で応援したいので一緒に洋服を選びに行きたいです。

りおちゃん

一緒に選んでセンスを変えればいいかなと思います。それよりボタンが一個とれていたり、服がやぶれていたりとか、清潔感がないのはちょっと...。大野の服はアリです!

なおちゃん

私も一緒に買いに行けばいいからアリですね。それより、性格が合うかどうかの方が重要かなと思います。


Q、数学者の大野は恋愛感情について「それ、定量的に言ってもらえる?」と問います。そんな理屈っぽい彼氏ってアリ?


なおちゃん

私が理屈っぽい考え方ができないので、そもそも会話になるのかな?というところが不安です。でも映画の中で大野と香住はなんだかんだ話が合っていたので、意外といけるのかも(笑)

りおちゃん

会話が成り立てばアリだけど...。いきなり理屈で返されたら「ムッ」としちゃいそう(笑)

ゆかちゃん

極端に理屈っぽいのは嫌だなあ。ケンカした時に冷静に諭されたら余計に頭にきそう。でも逆に論理的な面が全くないのも困るから、適度に持ち合わせていてほしいですね。

ゆうきちゃん

みんなの意見に共感ですー!


まとめ

特徴的な大野のファッションや性格の一部をフォーカスし、恋愛における普通(アリかナシか?)を考えてみたけれど、学窓ラボメンバー4人のなかでも恋愛観はバラバラ。「普通って何だっけ?」と不思議な感覚になった座談会でした。

この作品は、身近な恋愛を通じて「普通とは何か」を問いかけ、ふと立ち止まって考える時間を与えてくれます。劇中の大野の「普通とは、何かを諦めるための口実なのか?」というセリフが心にぐっと響きます。恋愛に限らず、将来の選択をするうえでも大事な問いかけかもしれません。

観る人の価値観によって解釈の変わる内容だと思うので、作品の問いかけるメッセージについて、お友だちと感想を共有してみると面白いと思います。

ぜひ、映画館に足を運んでみてください!


作品紹介

映画『まともじゃないのは君も一緒』2021年3月19日(金)全国公開

出演:成田凌、清原果耶、山谷花純、倉悠貴、大谷麻衣、泉里香、小泉孝太郎
監督:前田弘二(『婚前特急』『わたしのハワイの歩きかた』)
脚本:高田亮(『婚前特急』『そこのみにて光輝く』)
音楽:関口シンゴ
主題歌:THE CHARM PARK「君と僕のうた」
プロデューサー:小池賢太郎(『キセキ ーあの日のソビトー』『愛唄 ー約束のナクヒトー』)

根岸洋之(『リンダ リンダ リンダ』『さよならくちびる』)

配給::エイベックス・ピクチャーズ
製作:「まともじゃないのは君も一緒」製作委員会
共同幹事:エイベックス・ピクチャーズ ハピネット
企画製作プロダクション:ジョーカーフィルムズ マッチポイント

公式Twitter:@matokimi_movie

©2020「まともじゃないのは君も一緒」製作委員会




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