自分自身を信じて、今やりたいことに挑戦する。ディズニー映画最新作『ラーヤと龍の王国』日本版声優・吉川愛さんに学窓ラボメンバーがインタビュー!
こんにちは!学窓ラボの岡本、熊井です。
私たちは、全世界待望のディズニー映画最新作『ラーヤと龍の王国』で異色のニューヒロイン、主人公ラーヤの日本版声優を務められた吉川愛さんにインタビューをさせていただきました。
自分だけを信じて生きてきた、いまだかつてないほどに”ひとりぼっち”のヒロイン、ラーヤ。澄んだ力強い吉川さんの声が重なり、臨場感たっぷりに強く美しく、ラーヤを表現しています。
人を信じることのできないラーヤが、冒険の旅を通してたどり着く、バラバラになった世界を変える魔法は「信じあう心」ーーー。作品の大きなメッセージが、この時代に生きるわたしたちの胸に力強く響きます。
私はアナウンサーになることが夢です。この取材を通してひとりでも多くの方に「この作品を観に行ってみたい」と思っていただけるよう、吉川さんがラーヤにかける想いや、この作品の魅力をお伝えすることができたらと思い、チャレンジしました! |
龍の王国を救うために“ひとりぼっち”で闘い続ける「強さ」が、ラーヤの一番の魅力
ーーー作品をご覧になった感想を教えてください。
この間までアフレコをしていたので、ようやく初めて客観的に観ることができました。内容を知っているにも関わらず本当に面白くて、すごく感動して..。最後はきっとひとりだったら泣いていたなと思うくらい(笑)
この作品を本当にたくさんの人に観てほしいと思いました。
ーーー主人公・ラーヤを演じてみた率直な感想を教えてください。
タイトルに入っている主人公の「ラーヤ」を演じることができて、とてもうれしかったです!
ラーヤはかわいいヒロインというよりかっこいい女の子なのですが、私にも少年っぽい部分があるので、ラーヤに共感できるところがたくさんありました。演じやすかったですし、演じていてとても楽しかったです。
―――本作が声優初挑戦となりますが、収録中に難しいと感じたことなどがありましたら教えてください。
まず収録のときは、英語版のラーヤの声を聞いてタイミングをみたり、日本語の台本を読んで合わせたり、映像のラーヤの表情を見て感情をのせる..という感じで、いろいろなところに神経を使わなければならなかったので、それが難しかったです。
英語版の「シスー」のイントネーションが日本語と違うので、何回もミスをしてしまって...。英語版の音源を聞きすぎるとつられてしまう、でも聞かないとタイミングがわからないので、難しかったです。
―――本作の中で、ご自身の熱量が一番こもっていると感じるシーンはどのシーンですか?
やっぱり...クライマックスですね。そのシーンは旅を続けてきたラーヤが心の底から感じたことを話すので、本当に大切なセリフです。もちろん全部真剣に演じましたが、そのシーンは特に集中して演じました。
―――ラーヤの声に気持ちをのせるとき、どのようなことを意識されましたか。演じるうえで、意識したことや工夫したことがあれば教えてください。
映画のはじまりでは人を信じているラーヤが、信じていた相手に裏切られ、人を信じることができなくなってしまいます。この作品のテーマが「信じあう心」なので、ラーヤの心の変化を表現することが重要だと思って意識しました。
―――吉川さんが感じる、本作のヒロイン、ラーヤの魅力について教えてください。
龍の王国を救うために“ひとりぼっち”で闘い続ける「強さ」が、ラーヤの一番の魅力だと思います。その覚悟をもった強さが、私自身もラーヤの好きなところなのでみなさんにぜひ観てもらいたいです。
一歩踏み出す原動力は、チャンスに変えるしかない!と自分を信じる勇気
―――吉川さんがラーヤに共感するところはありますか?
初めてお会いする方に慎重になりすぎてしまう部分があるので、そこはラーヤと共通しているかなと思います。
―――吉川さんが人と接する際、一歩距離を縮めるために意識されていることはありますか?
なるべく自分から話しかけて、相手の方のことを知ろうとしますね。
例えば、「好きな色は何ですか?」とか「好きな食べ物は何ですか?」とか簡単な質問でもいいので自分から話しかけるように心がけています。
本当は自分から積極的に話しかけるのは苦手なタイプなのですが、この作品でも「自分から信じてみよう、そうすれば相手も信じてくれる」と、信じあうことの大切さを伝えているので、私も苦手だからといって逃げてばかりじゃなく、まず自分から行動してみようと思っています。
―――今、オンライン授業が中心になるなど人との接点が減ってしまい、友達づくりに苦労している大学生が多くいます。吉川さんは友達になりたいなと思う人がいたら、自分から声をかける方ですか?
友達になりたいと思ったら自分から声をかけます!
仲良くなりたかったら「友達になってほしい」ってストレートに伝えると思います。そうじゃないと相手に伝わらないので、自分から動くことは大切だと思います。
―――ラーヤの「一歩踏み出すの、私から」というセリフがとても印象的でした。吉川さんが勇気を出して「一歩踏み出した」と思う経験があればおしえてください。
もう一度このお仕事をさせていただく選択をしたときですね。再挑戦することについてすごく悩んだし、不安なこともありました。
でも、やっぱりやりたい!と思っていたちょうどそのタイミングでスカウトしていただいたので、これはチャンスに変えるしかない!自分が頑張っていたら認めてもらえるかもしれない!と思って、一歩踏み出しました。
それが今につながっているので、踏み出してよかったなと思います。
―――本作では龍の石の魔力をめぐり、またドルーンとの闘いのなかで様々な境遇におかれ、闘う人、だます人、ひたすら逃げる人などいろんな価値観をもつキャラクターがいましたが、もし吉川さんが分断された龍の国の民だったら、どのように立ち振る舞ったと思いますか?
たぶん、ラーヤのお父さんのように頑張ると思います。
やっぱりみんな一緒にいた方が楽しいし、バラバラっていうのは悲しいし寂しいので、みんなを集めるように頑張ると思います!
―――今、一歩踏み出そうとしている同世代の大学生に、メッセージをお願いします!
映画『ラーヤと龍の国』のメッセージにもあるように、自分自身を信じて、今やりたいことに挑戦するのは、とても大事なことだと思います。
もし今、夢とはちょっと違うけどやりたいことがあるなら、一歩勇気を出して踏み出した方がきっとうまくいくと思います。自分を信じて一歩踏み出してほしいなと思います!
学窓ラボメンバーの感想
吉川さんは笑顔で、そして、丁寧に言葉を紡いでくださいました。「やりたいことをやった方がうまくいくから、自分を信じた方がいい」という言葉が印象的でした。 就活の時期が近づき、私も「やりたいこと」より「やらなきゃならないこと」を優先するときがあります。でも、そうして取捨選択した中で残ったものは面接の場でイキイキ話せないかもしれないなと思いました。 一度芸能界を離れ、再び芸能界で活躍されている吉川さんに勇気をもらいました。吉川さんはラーヤのように、自分自身を信じて一歩踏み出す強さを持っている方なんだな、と思います。 |
この様な貴重な経験ができ、本当にうれしい気持ちでいっぱいです! インタビューを通して、吉川さんとラーヤには「強い志を持った女性」という共通点があると思いました。吉川さんが自分を信じてやりたいことを選んだ結果、今回のディズニー映画のヒロインという大役につながったように、自分自身を信じて選ぶことがとても大事だと感じました。 |
一歩踏み出す勇気、信じあう心の大切さに気付くことのできる映画だと思います。ぜひ映画館でご覧ください!
インタビューをしてくれたのは学窓ラボのふたり!
左:岡本あいちゃん 右:熊井りゅうきくん
作品紹介
エルサとアナに次ぐ、ディズニーのニューヒロインが誕生!
“ひとりぼっち”じゃ、世界は変わらない―
“龍の王国”クマンドラは、かつて聖なる龍たちに守られ、龍と人とが共存する平和な王国だった。しかし、突如現れた邪悪な魔物ドルーンとの戦いで、すべての龍が犠牲になってしまう。残された人々は信じあう心を失い、王国は分断。<龍の石>の守護者一族の娘ラーヤは、バラバラになった世界を再び一つにするため、伝説の“最後の龍”シスーを探す旅に出るのだが――。
映画館 and ディズニープラス プレミア アクセス にて公開中
※プレミア アクセスは追加支払いが必要です。
(C)2021 Disney. All Rights Reserved. (C)2021 Disney and its related entities