#01.プログラムの選び方編~インターンシップって実際どうだった?体験者のホンネを大公開!!
学生が企業などで就業体験するインターンシップ。8割もの学生が受けるともいわれ、就活の大きなカギとなっています。では先輩方はそのプログラムをどうやって選んでいるの? 実際のところを聞いてみました。
インターンシップ、プログラムの選び方……「どこ」を選ぶでなく、「いかに動く」かが肝
そもそも、みんなはどのようなインターンシップに参加してた?
みなさん、どんなインターンシップに参加してました?私は3年の夏と冬に、1DAYとか3DAYSとかの短期インターンばかりに参加してたんですけど。
1DAYとかだと、どうしても企業さんのお話を聞くばっかりにならなかった?
それはあったよね…。だからグループワークやディスカッションのなかで、いかに爪痕を残すか? ということに重きを置いて参加してたよ。
具体的にどうやって爪痕を残してたの?
自分の性格上、みんなをサポートする側にまわってアピールしようとしてたよ。だから、出しゃばりすぎず、意見をあまり言わない人に意見を促したり、全体を見るという立ち回りに徹してたかな。
人生の目標ありき?とりあえず片っ端から受ける?インターンの選び方とは?
私はNGOのインターンに参加したんだけど、ジャマイカに行って現地のNGOで2カ月間インターンを受けたんだ。
ジャ、ジャマイカ!? どういうこと?
私はずっと防災に関わることをしたいと思ってたんだよね。というのも小学校6年のときに東日本大震災が起こり、そのとき人一倍感じるものがあって。それで小学校を卒業してすぐに被災地にランドセルを寄付したりしたんだけど、そこからずっと心のどこかに「防災」というものがあったの。
なるほどね。じゃあジャマイカにも防災関係のインターンで?
そう。現地の小学校に行って災害管理をチェックしたり。あと地域の消防署や病院、小学校との防災ネットワークづくりをするインターンシップだったの。ジャマイカ行きは、昔からの夢だったの。
「どこを選ぶ」ではなく「いかに次につなげるか」がインターンシップ選びのポイント
他の先輩方も、人生の目標や目的が決まっていて、それに即したプログラムを選んだんですか?
私は全然決まってなかったよ。とにかくいろんな業界を網羅するよう、応募できる企業には全部応募したよ。だから目的はあまり意識してなかったな。
僕も最初、何となくで参加したインターンシップだったけど、そこで「この人の行き方カッコイイな、この人に少しでも近づけるようになれたらいいな」っていう人に出会えたんだよ。だから、とりあえず動いてみたら、働く目的が見つかったというか。
「どのプログラムを選ぶか、受けるか」というのも大事だけど、それ以上に「自分がどう感じるか、次につなげるか」が大事なんだと思う。どんな選択をしたって、それを活かすも殺すも自分自身なんじゃないかな。
本当そうだね。インターンシップに関しては「考えるな、動け」だね!それが選考につながっていくからね。
文:村橋ゴロー
写真:榊 水麗
制作:vivace next
編集:マイナビ学生の窓口編集部
<インターンシップって実際どうだった?体験者のホンネ!! 記事一覧>
#1:プログラムの選び方編
#2:社員さんとのコミュニケーション編
#3:失敗体験談編
#4:オンライン編
#5:インターン選考どうだった?編
#6:就活への活かし方編
※座談会時感染症対策を行ったうえでマスクを付けて実施し撮影時のみマスクを外しております。