レポートの参考文献の書き方・基本は?電子書籍やネット記事を参考にする場合のルールも解説

学生の窓口編集部

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本記事ではレポートの参考文献の書き方について解説します。 大学に入るとレポート課題がたくさん出ますね。今回は記載例を何点かご紹介するほか、電子書籍やネット記事を参考文献とする方法についても解説します。是非参考にしてみて下さい。

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参考文献は余すところなく記載しよう

「publish or perish(論文を書け、さもなくば滅びよ)」という言葉があるとおり、高等教育機関で学び、研究する者はとにかく論文を書かなければなりません。レポートは論文を書くためのトレーニングでもあります。

レポートには決まった構成があります。

1.表紙
2.レポートの本文
3.References(参考文献)
4.Appendix(補遺・付表・追記など)

上記のように構成するのが一般的と、皆さん大学で習いますね。忘れがちなのは、3の「References(参考文献)」と4「Appendix(補遺・付表・追記など)」です。

さまざまな文献を参照してレポートを書いた場合、その参考文献は全て挙げておかなければなりません。

なぜかというと「レポートの作成者がどんな文献を参考にしたのか」を明示する役割があり、これによって読む人に「レポート内のどの点が作成者のオリジナルな見解なのか」を知ってもらうことができるからです。

また参考文献が明示されていることで、読む人が、レポート内に登場する各種データ、引用の原典に当たることが可能になります。原典が怪しい、また現在では否定されているような実験や主張を参照したレポートであれば、そこから論拠があいまいだと評価できます。このような確認ができるのも参考文献が明示されていればこそです。

さらに、参考文献を明示しないで誰かの著作から引用したりすると、後になって「この部分は盗用じゃないのか?」といった疑惑をかけられる場合があり得ます。盗用ではない、と主張するためにも、参照した資料がきちんと参考文献に挙げられている必要があるのです。

参考文献で記載する項目は?

参考文献を挙げる場合には、以下の項目を表記しなければなりません。

・著作者(あるいは編者)
・タイトル
・書籍(あるいは雑誌)名
・その書籍の発行年
・その書籍を刊行した出版社(あるいは発行者・Publisher)
・掲載ページ

※ページ数が単数の場合は「p」を、複数の場合は「pp」を使い、「p.4」「pp.124-130」と表記します。
※webサイトの資料を参考文献とする場合、項目名がやや異なります。(後述で詳しく解説します。)

参考文献の書き方にはある程度の定型フォーマットがありますが、順番や区切り方などの詳細は色々な書き方が存在しています。大学のマニュアルによっても異なりますし、先生の指導で異なることもあります。

もしも「このように書いて下さい」とマニュアルなどで明確に指定されていればそれを第一に優先すべきでしょう。もし明確な指定がない場合、定型フォーマットを「これ」と決めてレポート内で統一しておけば問題ありません。フォーマットについては次からご紹介する記載例を是非参考にしてみて下さい。

参考文献の記載例を紹介!

では参考文献の記載例をご紹介します。まずはカッコ書きを使った例です。

<<参考文献>>
野尻哲史『貯蓄ゼロから始める安心投資で安定生活』(2015年)明治書院,pp.14-18

この場合は、書籍名を『 』、発行年を()でくくり、各要素の間を,(コンマ)で区切っています。
次にご紹介するのは全て,(コンマ)で区切っていく例です。

<<参考文献>>
野尻哲史,貯蓄ゼロから始める安心投資で安定生活,2015,明治書院,pp.14-18

このように全ての要素を,で区切るソリッドなやり方もあります。大事なポイントは表記方法を統一することです。続いては、雑誌に掲載された記事を参考にした場合です。まずはカッコ書きを活用する例。

<<参考文献>>
河東哲夫「国際力学の変化が試す日本の覚悟」『ニューズウィーク日本版 2017 5・16 Vol.32 No.16』(2017年)CCCメディアハウス,p.32

この場合は『ニューズウィーク日本版』という雑誌の中の、「国際力学の変化が試す日本の覚悟」というタイトルの記事から引用しているわけです。上記に倣ってソリッドな表記にすると、

<<参考文献>>
河東哲夫,"国際力学の変化が試す日本の覚悟",ニューズウィーク日本版 2017 5・16 Vol.32 No.16,2017,CCCメディアハウス,p.32

となります。

参考文献を書く上で気を付けたいポイント

実際の記載例を見てきましたが、改めて参考文献を書く上で気をつけたいポイントを2点ご紹介します。

レポート内でフォーマットを統一する

先の記載例では

・カッコ書きを使った例
・全て,(コンマ)で区切っていく例

についてご紹介しました。レポート内ではどちらかに統一するようにしましょう。そして項目の順番も統一するようにします。順番については、まず著作者が1番最初。そして、その次にはタイトルが来る場合のほか、発行年が来る場合も見受けられます。

文献数が増えてきたらソートする

そしてもう一つ、文献数が増えてきたらソート(並び替え)を行います。参考文献が多数並ぶと、どうしても雑然としがちです。もし数が増えてきたら、著者名の五十音順、アルファベット順、出版年の順のどれかでソートして記載すると良いでしょう。

電子書籍やネット記事を参考にした場合

近年では書籍を紙ベースではなく電子版で読む人が増えてきました。またネット記事を参考にしてレポートを執筆するケースも多いことでしょう。ここでは電子書籍やネット記事を参考文献として挙げる場合のポイントについて解説します。

電子書籍を参考にした場合

電子書籍は紙媒体と違って、ページ番号が端末によって変わったり、内容の書き換えをしやすいといった特徴があります。そのため、電子書籍ではなく紙の書籍を参考文献とすることを推奨する先生も多いようです。それでも何らかの事情で電子書籍を参考文献にしたい場合は、次の方法で記載します。

項目の末尾に(Kindle版)などと電子書籍であることが分かるように記載。

先ほどの記載例の一つに追記してみます。

<<参考文献>>
野尻哲史『貯蓄ゼロから始める安心投資で安定生活』(2015年)明治書院,pp.14-18(Kindle版)

ページ番号が絶対的番地を示していない場合はページNoの代わりに(第○章、○項、○段落)と記載。

ページ番号で参照した箇所を伝えられない場合は、代わりとなる方法で場所を特定させる必要があるでしょう。

電子書籍は比較的新しい媒体ですので、先生によってその扱い方や見解は異なります(電子書籍は受け付けないなど)。よって電子書籍を利用する場合は、できるだけ事前に先生に相談することをオススメします。

ネット記事を参考にした場合

ネット記事を参考にした場合は、以下の項目を記載します。

・著作者
・タイトル
・サイト名
・情報公開日(分かれば)
・サイトアドレスのリンク
・参照した日

一般の書籍と異なるポイントは、サイトアドレスを貼ることと、参照した日(アクセス日)を書くことです。ネットの記事は書き換えたり差し替えたりすることが容易ですし、場合によっては削除されることもあり得ます。そのため、「いつアクセスして情報を取得したのか」を記載することが重要。以下に一例を挙げておきます。

<<参考文献>>
厚生労働省『新型コロナワクチンの有効性・安全性について』
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_yuukousei_anzensei.html(参照2021.2.17)

官公庁ホームページのように著作者の人名が不明な場合は、著作権者&サイト名でもある「厚生労働省」と記載します。情報公開日の記載がない場合は記載しなくてもやむを得ませんが、参照日だけはしっかり書くようにしましょう。

参考文献以外にも知っておきたい、レポートの書き方

レポートは参考文献以外にも知っておきたいコツや書き方のルールがあります。ぜひ一度チェックしてみましょう!

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参考文献の書き方はレポート、論文を書く上で非常に重要な要素です。その記載方法も講義で先生が教えてくれるかもしれませんが、早く覚えてその書式に慣れるようにしましょう。

(学生の窓口編集部)

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