シカゴのおすすめ観光地20選! 絶対行きたい絶景スポットや観光情報もチェック 2ページ目
シカゴで1番目立つ、そしてアメリカで2番目に高い超高層ビル「ウィリスタワー展望台」は高さ442 m(アンテナ部分を含むと527 m)の建築物です。※1番高いのは、ニューヨークの「ワン・ワールドトレードセンター」の展望台541m。
2009年までは「シアーズ・タワー」と言われていましたが、命名権が移り名称変更されました。同時に、ウィリスタワー展望台(103階)には、その名も「ザ・レッジ」という床も含めた全面ガラス張りの、建物の外に1.3メートルほど張り出した展望ボックスができました。これは、高所恐怖症の人には1歩たりとも進むことができない、景色を楽しむというよりは、罰ゲームに近い肝試し、恐怖の透明ボックスです。
通常のスカイデッキからは、シカゴの夜景も美しく見られることもあり週末は1時間待ちの行列に遭遇するでしょう。昼はシカゴの街とミシガン湖が見えますが、霧が発生すると全く何も見えなくなってしまうため、逆に「霧のシカゴ」を体感できるでしょう。
シカゴのおすすめ観光地2.ネイビー・ピア
ミシガン湖沿いの映画館や遊園地、展示会場に会議区域などがある複合施設です。広さは20万平米以上もある、ミシガン湖に1km突き出た桟橋です。湖の風を感じながらシカゴのダウンタウン街方面を眺めるとシカゴに来た、という充実感でいっぱいになるでしょう。
敷地内のファミリー・パビリオンにはシカゴ子供博物館やIMAXシアター、レストランやショッピングゾーンがあり、子供連れのお客さんで賑わいます。そしてネイビー・ピアのシンボル、シカゴ万博の際に建てられた世界「初」の観覧車が再建されていて入場料を払えば、空からのシカゴを楽しめます。観覧車は直径およそ46m、オープンタイプのため冬は風が強くかなり寒いですよ。また、シカゴの摩天楼の夜景観光は最高です。
シカゴのおすすめ観光地3.有名建築家フランク・ロイド・ライトのスタジオ見学ツアー
アメリカ人のフランク・ロイド・ライトは「近代建築の三大巨匠」のひとりに数えられている建築家で代表作にニューヨークのグッゲンハイム美術館などがあります。日本でも有名な旧帝国ホテルの新館設計に携わったり、兵庫県芦屋市にある国の重要文化財「ヨドコウ迎賓館」の建築を手掛けたりしています。
そのフランク・ロイド・ライトが21年暮らしたシカゴ、オークパークの自宅(兼設計スタジオ)を見学するツアーがとても好評です。スタジオ内は英語ガイドですが建築物を見るのが好きな方は、日本で予約を取っていくことをおすすめします。家にも哲学的な考え方を取り入れてきたフランク・ロイド・ライトが生涯かけて提唱してきた「有機的建築」を勉強してみるよい機会だと思います。
シカゴのおすすめ観光地4.ソルジャー・フィールド
NFLチーム、シカゴ・ベアーズの本拠地のソルジャー・フィールドは、チーム本拠地としてはアメリカで1番歴史のある球技場です。サッカーFIFAワールドカップでは開幕戦を含む試合会場にもなりました。
元アメリカ大統領のオバマさんも、シカゴ・ベアーズファンを公言していてアメフト好きには1度は訪れて生でアメフト観戦をしたい聖地です。チーム名にもなっている“クマ"は、デザインがキュートのため、チームTシャツやキャップ、ニットキャップはお土産にしてもたいへん喜ばれます。
濃い緑と薄い緑の柴のフィールドを駆け上がる勇者たちの試合は熱く、観客も地元チームの応援に力が入ります。
シカゴのおすすめ観光地5.ペトリロ・ミュージック・シェル
シカゴのコンサートホール「ペトリロ・ミュージック・シェル」は、野外音楽ブルースフェスティバルやジャズ・フェスティバルなどが開催される野外音楽堂です。夏になるとシカゴに住む人たちは、会場の石段に腰を掛けて音楽や舞台を楽しみます。
シカゴはブルースとジャズの街ですので、ダウンタウンには多くのライブハウスが点在し生演奏を楽しむことができます。黒人音楽のアコースティック・ギターの音色がシカゴに伝わってくるとそれが新しいバンド形式に進化し、シカゴ・ブルースとして根付きました。今では独特の味わいのある音楽へ変化し、音楽を文化の基盤とした街はいまも熱烈なブルースファンの聖地として生音を聞きにシカゴに足を運んでいます。