2021年03月29日 更新

一人暮らしで必須の調味料は5つ! 料理の幅が広がる調味料や保存方法も紹介

この記事では、一人暮らしの自炊で最低限そろえておきたい調味料や、あると便利な調味料、バラエティをもたらす調味料をご紹介します。調味料の保存・収納方法や、安く買えるお店などもまとめているので、一人暮らしをはじめる人や一人暮らしの調味料の扱い方がわからない人は必見です。

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一人暮らしで自炊をしてみようと思っても、調味料はなにをそろえておくべきなのかや、必要なサイズ、保存方法がわからず困ってしまうことも。。そこで今回は料理家の河野真希さんに、一人暮らしで最低限持っておくべき調味料や、あると役に立つ調味料などを聞きました! 上手に調味料をそろえるコツを見ていきましょう。
河野真希 家事アドバイザー・暮らしアドバイザー・料理家

自らの一人暮らし体験を元に取材や研究を重ね、2001年からWebを中心に各種メディアで暮らしに関する情報を発信。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。『料理教室つづくらす食堂』主宰。
著書に『一人暮らしの季節ごよみ 毎日が楽しくなる「プチ行事」のススメ』(祥伝社)。監修本に『世界一たのしいひとり暮らし術』(イースト・プレス)『忙しい人の人生が整う 家事の習慣』(西東社)ほか多数。

https://www.kawano-maki.net/

一人暮らしに必須の調味料5選

一人暮らしでこれから自炊に挑戦したい人のために「最低限そろえておきたい調味料」を紹介します。

醤油

一人暮らしで自炊をする人はもちろん、料理をしない人でも醤油は必須の調味料です。醤油は2年くらいが賞味期限とされますが、これは未開封の場合です。開封したあとは、1ヶ月程度が美味しく食べきれる目安になります。購入の際は、自炊をよくする人は500ml、料理はせずに豆腐や刺身などにつけるだけの人なら200ml以下の卓上用が使いやすいでしょう。

河野さん

味をつけるだけでなく、素材の美味しさを引き出す役割もあるのが塩です。実は塩には賞味期限がなく、時間が経過しても品質が低下しません。自炊をする人は、大きな袋でまとめ買いするのもおすすめ。

保存方法は、基本的に常温保存ですが、大量に保存するなら湿気の多い場所は避けましょう。塩は温度や湿度の影響を受けやすいため、タッパーなどの密封力の高い容器に入れ、冷暗所に保管すると固まりにくくなります。ただ、あまり料理をしないのなら、100g程度の卓上タイプでよいでしょう。

コショウ

河野さん

料理にピリッとしたアクセントを加えられるコショウも、一人暮らしの必須リストに入れておきたいですね。コショウの賞味期限は長く、粉末タイプなら大体2〜3年はもちます。

自炊派なら塩と同じようにまとめ買いするのもおすすめ◎ 料理をあまりしない人は20g程度の卓上タイプを選びましょう。また、コショウも常温保存で大丈夫です。

砂糖

河野さん

砂糖は料理をしない場合も、紅茶やコーヒーなどの飲み物に入れたり、一人暮らしの食卓に必須の調味料。砂糖も塩と同様に常温保存で、賞味期限がないので、腐ることもありません。

ただ、スーパーにある砂糖は、500g〜1kgの袋しか見つからないことが多く、自炊やお菓子作りをしない人だとなかなか使い切れず余ってしまいがち。300g程度の少量パックが売られている100円ショップもあるので、あまり多く使わない人は利用してみては。

サラダ油(ごま油)

河野さん

サラダ油は肉を焼くときや野菜を炒めるときなど、多くの料理で使います。サラダ油は開封すると酸化が進みやすくなり、香りや風味が悪くなるのが特徴。開封後1~2ヶ月を目処に使い切るのがベストです。

天ぷらや唐揚げ、ドーナツといった揚げ物などで、油を多く使う料理をするのであれば600g程度、野菜炒めやスクランブルエッグのようなといった炒め物など、少量の料理に使うのであれば300g程度を用意しておきましょう。

一人暮らしであると便利な調味料4選

前述の調味料だけでも料理はできますが、一人暮らしでもう少し料理を楽しみたいという人は、以下のような調味料を増やしてもいいでしょう。

味噌

温かい汁物がさっと作れて、食べることによる健康効果も高いのが、味噌です。余った野菜や豆腐をさっと煮て、だし入り味噌を入れるだけで、簡単にお味噌汁ができます。
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めんつゆ

和食を作りたいけれど、味付けがよくわからないという人にはめんつゆがおすすめです。うどんやそうめんなどのつゆとして使うだけでなく、牛丼やたけのこご飯といった煮物の味付けにも使えます。

洋風スープの素

スープやポトフなどの洋食を作るときにあると便利なのが、洋風スープの素です。キャベツや玉ねぎなどの野菜を水と洋風スープの素で煮込めば、簡単に野菜のコンソメスープができます。ほかにも洋風の煮込み料理やピラフ風の炊き込みご飯など幅広く使えます。

鶏がらスープの素

中華料理に欠かせないのが、鶏がらスープの素です。お湯に鶏肉だんごや春雨、白菜などを煮て、鶏がらスープの素と塩コショウで味をつければ、中華スープができあがります。味が少し物足りないときは、ごま油を入れるとさらに風味がアップ。野菜炒めや炒飯など、炒め物の味付けにも便利です。

ポン酢

酢の代用にもなる酸味のある調味料です。豆腐や刺身にかけてさっぱりと食べたり、炒め物や焼き物、煮物の味付けに使ったり、サラダにかけたり……使い道はさまざま!

和風だしの素もしくは出汁パック

和風だしの素や出汁パックは、簡単にだしを出すことができるので、味噌汁や煮物などの和食を作るときに使える調味料です。

一人暮らしの食事にバラエティをもたらす調味料

持っておくと、食事にバラエティをもたらす調味料を紹介します。あると一人暮らしの食卓に彩が増すはず!

ソース

とんかつやコロッケを食べるときにあると便利なのが、ソースです。揚げ物や添え物のキャベツにかければ、より食が進みます。ソースにはウスターソースやとんかつソースなどの種類があり、好みのものを選ぶとよいでしょう。

ケチャップ

オムライスやパスタなどに欠かせないのが、ケチャップです。かけるだけでなく、他の調味料と合わせて、肉や魚料理のソースとしても使えます。
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マヨネーズ

サラダから主菜の味付けまで、いろいろな料理で使えるのがマヨネーズです。鮭にマヨネーズと塩コショウをかけて焼けば、簡単に魚料理が一品できあがります。
河野さん

一人暮らしで料理をしない場合、大きなサイズを買ってもサラダにしか使わないなんてことも……そういうときは少量タイプや小分けタイプを購入するのがおすすめです。
また、自炊を頻繁にする場合は、ポテトサラダはもちろん、和え物や、調理油の代わりとして、またさまざまな料理の隠し味としても使えるので大きなサイズを買ってみてもよいかもしれません。

マヨネーズの賞味期限は、未開封の状態で約7ヶ月~12ヶ月、開封後は約1ヶ月が目安なことを念頭に選んでみてください。

焼き肉のタレ

焼き肉のタレは焼き肉のときだけに使うものと思いがちですが、調味料としても使えます。例えば、鶏肉に焼き肉のタレを揉み込んで、片栗粉をまぶして揚げれば、いつもと違った風味のからあげが作れます。
一人暮らしの調味料として、必須ではありませんが、焼肉をしたり、煮物や炒め物、肉や魚の下味つけなどにも使える万能さが魅力の焼肉のタレ。
河野さん

賞味期限は、未開封の状態で製造から12ヶ月〜18ヶ月が多いです。開封後は、あまり日持ちしないため、早めに使い切るようにしましょう。

料理酒

一人暮らしの食事にバラエティを加える調味料として、料理酒もあげられます。自炊派で和食が好きな人にはおすすめ。和食に限らなくても、肉や魚のくさみを取ったり、食材を柔らかくする効果があり、料理をワンランクアップするのに持っておくと◎
河野さん

また、料理酒と砂糖を使って混ぜ合わせたものは、みりんの代用になります。

冷蔵それとも常温? 調味料の正しい保存方法

賞味期限はあくまでも目安

「賞味期限」とは、開封前の状態で保存していたとき、品質が変わらず美味しく食べられる期限のことをいいます。この期限が過ぎたとしても、すぐに食べられなくなるわけではありません。でも、いつまでもそのままにしては味や風味が落ちたり、傷んできたりするため、賞味期限が切れてしまったら、できるだけ早めに食べきりましょう。

開封後は1〜2ヶ月を目処に食べきる

調味料は賞味期限が数ヶ月〜1年以上と長い場合も多いです。ただ、開封後は1〜2ヶ月を目処に食べきるようにするものがほとんどなので、「開封後は1〜2ヶ月」と覚えておくとよいでしょう。一人暮らしの調味料で使い切れないという場合は、100均などで買える少量タイプや小分けタイプが便利です。

あれこれそろえなくても最低限の調味料で足りる

めんつゆやポン酢、焼肉のタレといった加工調味料は、すでにさまざまな調味料が配合されたものです。なので、あれこれ調味料をそろえなくても、さまざまな料理が作れます。
河野さん

たとえば、めんつゆであれば、うどんやそうめん、蕎麦といった麺料理はもちろん、煮物や鍋料理、炊き込みご飯、親子丼、和風パスタ、だし巻き卵などにも活用できます。「キッチンが狭くて多くの調味料が置けない」「自炊はしたいけれど、毎日は難しい」といった人にも便利ですよ◎

一人暮らしのおすすめの調味料の収納方法

一人暮らしの狭いキッチンだからこそ、調理をラクにするためにも調味料はすっきりきれいに収納したいですよね。ここでは、調味料の収納アイデアとおすすめの収納アイテムを紹介します!

突っ張り棒のスパイスラック

狭いことが多い一人暮らしのキッチンで調味料を収納するには、コンパクトかつ空間を有効に活用できる収納アイテムを使うのがおすすめ。まず持っておくと便利なのが、「突っ張り棒スパイスラック」。壁掛け収納で、使いやすい上に省スペースで便利です。画像ではお酒を収納していますが、調味料でも応用できます。

マグネット式のスパイスラック

マグネット式のスパイスラックもおすすめ。冷蔵庫などの壁に磁石でくっつくので、面倒な取り付けをしなくても、簡単に使えますよ!

メッシュパネルやワイヤーネット

メッシュパネルやワイヤーネットを使った壁掛け収納も便利! 自分の使いやすいようにカスタマイズでき、100均に売られている商品でも簡単にDIYができます。キッチンに合う調味料用収納スペースがない場合、利用してみてはどうでしょうか。

ラベルを貼る

調味料の収納の際に気をつけたいのが、何が入っているかわからなくなる、という問題です。この場合は、ラベルを貼っておくとわかりやすくなりますよ!

マグネットでつけられるスパイスボトル

これまで調味料の収納場所をご紹介しましたが、調味料ボトルごとマグネットで冷蔵庫などに付けられるものもおすすめ。すっきりと収納できるだけでなく、必要なときにすぐ使えるので便利です◎

調味料を上手にそろえて料理の幅を広げよう!

これから一人暮らしを始める人は、節約をかねて、できるだけ自炊したいという方も多いでしょう。調味料は何を用意すればよいかわからないときは、まず最低限の種類を用意し、簡単な料理から始めてみるのがおすすめです。調味料を上手にそろえて、作れる料理のレパートリーを増やし、一人暮らしの食生活を楽しんでみてください!

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