就活の究極の目的は「自分が何のために働くのか」を考え、それに合った企業を選ぶこと。そのとき重視する要素が複数あっても、自分の中で優先順位をはっきりさせることで、活動の方向性や志望動機がより明確になるはずです。今回は、就活の先輩たちが何をいちばん重視して志望企業を決めたのかを聞いてみました。
・自分のやりたいことに近い業種、働き方。(女性/26歳/団体・公益法人・官公庁)
・資格やスキルを活かせる企業。(女性/22歳/専門サービス)
・自分がここでできることがあるか。(男性/25歳/運輸・倉庫)
・希望職種につけること。(女性/27歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
・やりがい。(女性/23歳/小売店)
・英語が使えるかどうか。(女性/43歳/電機)
・事務職であること。(女性/22歳/団体・公益法人・官公庁)
・研究ができる企業かどうか。(女性/25歳/金属・鉄鋼・化学)
・給料、働く場所、福利厚生の3点を特に重視。その次に職種と会社の安定性・将来性、知名度。(男性/24歳/小売店)
・社宅があるかどうか。(女性/27歳/団体・公益法人・官公庁)
・残業がないか。(女性/26歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
・給料、休日、福利厚生。(男性/27歳/小売店)
・ボーナスと休日が多いこと。(女性/24歳/医療・福祉)
・社風・雰囲気が合っている
・社風が合っているかどうか。(女性/25歳/小売店)
・職場の雰囲気。(女性/25歳/建設・土木)
・楽しく働けると思うかどうか。(女性/23歳/商社・卸)
・会社の人と自分が性格的に合うか。(女性/28歳/印刷・紙パルプ)
・安定性があるか。(女性/25歳/情報・IT)
・成長できる会社かどうか。(女性/28歳/その他)
・第一は大企業の安定性。第二が中小でもオンリーワンの企業。(男性/25歳/アパレル・繊維)
・大手であること。(女性/25歳/ソフトウェア)
・誇りを持って、最後まで働き続けられる企業かどうか。(男性/25歳/農林・水産)
・長く働けること。(女性/27歳/アパレル・繊維)
・女性が働いていけるか、関西限定で働けるか。(女性/22歳/生保・損保)
・地元の企業であること。(男性/24歳/機械・精密機器)
・転職のしやすさ。(男性/29歳/サービス)
・正社員かどうか。(女性/24歳/自動車関連)
・求人票に嘘がないかどうか。(男性/25歳/印刷・紙パルプ)
・ブラックじゃないかどうか。(女性/22歳/アパレル・繊維)
・説明会で話を聞いてわくわくできるか。(女性/25歳/団体・公益法人・官公庁)
・社会に貢献できている会社か。(男性/25歳/運輸・倉庫)
あなたの考え方に近い回答はありますか? 企業を選ぶ基準ひとつとっても、実に十人十色ですね。就活は自分の人生の方向を決める大切なもの。誰でもなく、自分の頭で納得ゆくまで考えて、答えを出すことが大事ですね。
文● 鈴木恵美子
調査期間:2014年7月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象件数:社会人男女363件(インターネットログイン式アンケート)