就活での作文、基本の基 原稿用紙の使い方と文章の書き方をチェック

就活での作文、基本の基 原稿用紙の使い方と文章の書き方をチェック

2021/10/24

就活の基礎知識

就活では履歴書やES(エントリーシート)など何かと文章を書くことが多いですが、応募する企業によっては作文の提出を求められるケースもあります。ここでは、原稿用紙の使い方と文章の書き方について紹介します。学校の授業で習ったかもしれませんが、改めて基本の基を押さえましょう。

原稿用紙の使い方

原稿用紙のメリット

原稿用紙は、縦20字、横20行の一枚400字詰めが一般的です。字数が決まっているので、文章量を把握しやすくて便利です。また、面接で自己PRや志望動機などを話すときのためにも役立てることができます。

一般的にスピーチは3分くらいが適当と言われていますが、文字量にすると800〜900字で原稿用紙では2枚と4分の1くらいになります。ただし、話すスピードは個人差があるので、あくまで目安と考えてください。

それでは、原稿用紙を使用する際の基本的なルールについて説明していきましょう。

縦書き原稿用紙の使い方

縦書き用紙を例に、基本的なルールを見てみましょう。

・題名は通常、一行目の上を2、3字空けて書きます
・氏名は二行目に下を1、2字空けて書きます
・本文は三行目からはじめの1字を空けて書き始めます
・段落が改まり改行する際にははじめの1字を空けます
・句点(。)、読点(、)をはじめ、すべての記号は1字として1マスに使います
・句読点やかぎ括弧は行の頭に書かず、行の最後のマスに文字と一緒に書くか欄外に書きます
・感嘆符(!)や疑問符(?)の後は1マス空けます
・会話文にはカギカッコ(「」)をつけ、改行して行の頭に書きます ※会話文が二行になる場合は二行目の上を1マス空けます
・ダッシュ(-)や三点リーダー(…)は、2マス分貫いて書きます

「縦書き」と「横書き」の違い

原稿用紙は縦書き用紙と、横書き用紙があります。書き方が異なるのは以下のような点です。

ルビ(ふりがな)


・縦書きでは漢字の右側にふります

・横書きでは漢字の上側にふります

数字


・縦書きでは漢数字を使い、1マスに1字入れます
・横書きでは算用数字を使い、1マスに2字入ます

アルファベット


・大文字の単語(「NPO法人」「GPS機能」など)は1マスに1字入れます
※縦書きでは縦向きのまま書きます
・大文字・小文字が混在している場合(長いスペルの単語や複数の単語を並べるなど)、大文字は1マス小文字は1マスに2字入れます
※縦書きでは横に寝かせて書きます

文章の書き方

思ったことを漫然と書き散らかしたような文章はまとまりがなく、書き手の想いが伝わりにくくなります。基本的な「構成」を用いて、読みやすくわかりやすい文章を書くようにしましょう。

作文の基本構成

基本的な構成としては、文章を3つの部分に分ける「序破急」と、4つの部分に分ける「起承転結」が挙げられます。

「序破急」は、序論(序)で文章全体の方向を提示し、本論(破)でその内容を発展させ、結論(急)で最も言いたいことを要約します。

「起承転結」は、「起」を導入とし、「承」で導入を受けて内容を深め、「転」で別の事柄を角度を変えて述べてから、「結」で結果を示します。

自分の意見や主張をシンプルに述べたければ「序破急」、体験談や自分の心情を強調したい、あるいは「転」を用いて物事を多面的な角度から述べたい場合には「起承転結」を用いるなど、出題テーマや書きたい内容に合った構成を選ぶとよいでしょう。

作文を提出前のセルフチェックポイント

作文を書き終えたら、提出前にセルフチェックをしましょう。誤りがあると、内容がよくてもマイナス評価を受けることがあるので要注意です。

内容が一貫しているか

文章を書き進めるうちに方向感を失い、内容にまとまりがなくなることはよくあります。出題テーマから脱線しないよう注意しましょう

・書き出しから終わりまで、出題テーマに沿った内容となっているか
・論旨やエピソードに矛盾点はないか

文字・文章は正確か

文字や文章の正確性も大きな評価ポイントとなります。

・誤字・脱字はないか
・文字(表記)は統一されているか
・文末(「だ・である調」と「です・ます調」)は統一されているか
・話し言葉(「さっき」「だけど」「いろんな」「とか」など)は使われていないか

文字数は適切か

内容と同様に文字数も評価対象です。指定の文字数どおりに仕上げましょう

・指定文字数が「〇〇〇字程度」の場合、〇〇〇字のプラス・マイナス10%程度の文字量になっているか
・指定文字数が「〇〇〇字以内」の場合、〇〇〇字をオーバーせず、かつ8割以上書けているか
・「〇〇〇字~△△△字」の場合、範囲内の文字数に収まっているか
・文体や言い回しなどで文字数を稼いでいないか

字は丁寧に書かれているか

きたなくて読めない文字は減点対象にもなります。手書きで書く場合には注意が必要です。

・字が汚くて読めない/読みにくい箇所はないか
・筆圧が薄くて読めない/読みにくい箇所はないか
・崩し文字はないか

原稿用紙の扱いが雑になっていないか

原稿用紙の管理も応募者の印象を左右する一つの要素です。細部まできちんと確認してから作文を提出しましょう

・原稿用紙が複数枚ある場合は、欄外にページ番号を振ります
・欄外に書いたメモ書きなどがもしあったら、きれいに消しゴムで消しておく

まとめ:使用上の基本ルールを押さえて、一貫した筋道のある作文を

原稿用紙の使い方は、学校の授業で習ったという人が多いでしょうが、おさらいの意味で改めて基本ルールを説明しました。「字は体を表す」ということわざがあるように、ルールを押さえた上で丁寧に書かれているか、内容には論理の一貫性があるか、作文の評価はこのようなポイントでされるはずです。ぜひ、基本をもう一度確認して、あなただけのオリジナリティ溢れる作文を書いてください。


マイナビ学生の窓口編集部

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