パワーポイントを使った自己紹介はどうすればいい? 資料作成と面接でのプレゼンのコツを紹介

パワーポイントを使った自己紹介はどうすればいい? 資料作成と面接でのプレゼンのコツを紹介

2021/04/30

面接

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最近では、パワーポイントを使って自己紹介をする就活生も増えています。資料作成やプレゼンにおけるコツなど、押さえておくべきポイントをご紹介します。

企業はプレゼン面接で何を見ている?

自己紹介で、企業が学生にプレゼンテーションを求めるのは、それによって人物像がよくわかるからです。その人特有の話し方や考え方など、普通の質疑応答ではわからないものを、企業は学生のプレゼンテーションから得ようとしているのです。またプレゼン面接は、学生のマニュアル回答を避けられるメリットもあります。

パワーポイントを使った資料作成のテクニック

それではまず、パワーポイントを使った自己紹介の資料作成におけるテクニックを紹介していきましょう。

構成を考える

特に企業から指定がない場合、自己紹介をどのような構成(内容)とするかは、学生自身の判断となります。ただし、応募先の企業や仕事に関係のない事柄を長々と話すのはよくありません。自身にまつわる基本的な情報を伝えつつも、オリジナリティが感じられるような自己紹介を心がけましょう。

一般的にわかりやすいとされているのは、「基本情報」→「副次的情報」→「実績」の順序で展開される自己紹介です。まずは「氏名」「大学名」「学部名」「学科名」「出身地」といった基本(必須)情報、そして「趣味」「特技」「性格」「能力」など、自身の人となりに関わることを伝えます。

それに結びつける形で「余暇」「学問」「部活動」「サークル活動」「アルバイト」「ボランティア活動」「留学」など、実際に注力したこと、成し遂げたことを、具体的なエピソードと共に伝えます。単に情報を羅列するよりも、ストーリー性のある構成のほうが強い印象を残しやすいでしょう。

注意すべき点として、回りくどい説明は避けて、ポイントを絞って簡潔に説明しましょう。また自己紹介に限っては、志望動機や自己PRを語るのは趣旨から外れるので、NGです。

見やすくまとめる

パワーポイントの資料は、“見やすい・わかりやすい”が鉄則です。資料作成の際は、以下の点に注意しましょう。

1.キーワードのみを記載する

資料は、プレゼンのトークを補足する役割なので、ポイントとなる部分を視覚的に提示します。

たとえば、「○○歳の時に××を経験して感動し、△△の道を志すようになった」のような全文記載は避け、「ターニングポイント→○○歳で経験した××」のように、キーワードだけを記載し、口頭で補足します。

また、「よろしくお願いいたします」「ご清聴ありがとうございました」といった挨拶なども、パワーポイントの資料には記載せず、口頭で伝えるのがスマートです。

2.アイキャッチを用いる

図・イラスト・画像などを、アイキャッチに用いて視認性を高めます。文章だけの資料は、読むのに時間がかかるばかりか、パワーポイントの特性を生かしきれていません。

3.3色程度の色味に抑える

パワーポイントの資料は、色使いを3色程度に抑えてシンプルに仕上げるのがベストです。多色使いでカラフルに仕上げた資料は読みにくいので、避けるのが無難です。

4.読みやすいフォントを使う

推奨フォントは、メイリオやゴシック体です。両方とも縦横の線の太さが均一で、離れた位置からでも比較的読みやすいです。

5.文字は大きく表示する

文字の大きさは、18ポイント以上に設定します。小さな文字を使って見落とされてしまうリスクは避けましょう。

6.一つのスライドに入れる情報は少なめに

一つのスライドに大量の情報を詰め込めば、当然読みにくくなります。情報量は、自分の都合ではなく、相手が見やすいかどうかで判断しましょう。

パワーポイントを使ったプレゼン面接のポイントと注意点

次に、パワーポイントを使ったプレゼン面接のポイントと注意点を解説します。

1.声のトーンに注意する

小声でぼそぼそ話したり、緊張から声が上ずってしまうと「やる気がない」「落ち着きがない」という印象を持たれかねません。また、焦りから早口になってしまうのも避けたいところです。ビジネスシーンにおいては、明るく堂々とした態度で話のできる人物が好まれます。大きな声でゆっくりとテンポよく話すことを心がけましょう。

2.表情・アイコンタクトを意識する

口角を上げて、明るく朗らかな印象を与えられるように心がけましょう。また、目線も重要です。面接官に適宜視線を合わせて、アイコンタクトを取りながら、プレゼンテーションを進めます。スクリーンや資料ばかりに目が行くことがないよう心がけましょう。

3.時間内でまとめる

プレゼンテーションには制限時間があります。時間を気にして早口になったり、だらだらと話して制限時間をオーバーすることがないようにしましょう。事前に、繰り返し練習しておくことが大事です。

まとめ

企業が面接の自己紹介や自己PRなどでプレゼンテーションを求めるのは、普通の質疑応答ではわかりにくい学生の人物像がプレゼンテーションによって見えてくるからです。パワーポイントを使ったプレゼンテーションは、多くの学生が不慣れかもしれませんが、オリジナリティを出せるいい機会であるともいえます。上記のテクニック、ポイント、注意点を踏まえ、プレゼンシート作りにぜひ役立ててみてください。

(マイナビ学生の窓口編集部)

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