では最後に、ベンチャー企業に就職するメリットをご紹介していきます。
〇若くても実力があれば役職者になれる先ほども「3、年齢はまったく関係ない実力主義」という項目でお伝えしましたが、若くても実力があれば役職者になることが可能です。同年代とのスキルとはまったく違う経験を得ることができるため、将来起業したいと考えている方や夢がある方にはおすすめの就職先と言えます。
〇成長を実感しながら思い切り仕事ができる若いときに思いっきり働きたいという方には、さまざまな制限がなく働けるベンチャー企業はおすすめです。まだルールが決められていない状況でスタートできるため、自分たちが働きやすいように制度を変えていけるというのも大きなメリットです。
〇1人の裁量が大きい役職者になる前であっても1人1人の裁量が大きく、幅の広い仕事を経験できるというのもよい点です。人数が少ないからこそ自分が担う領域が広くなりますし、会社の役に立っているという実感が常にある状態で仕事をすることができます。好奇心旺盛な方であれば、ぜひベンチャー企業に就職し、思い切り仕事をしてみることをおすすめします。
まとめ
ベンチャー企業とスタートアップの違いやベンチャー企業に就職するメリット、就職の対策についてご紹介しました。大手志向が非常に強い今ですが、大手企業もずっと安泰というわけではありません。若いうちから自分の実力を高め、10年後に活躍している人材になるために、最初にベンチャー企業へ就職するという選択肢もよい方法ではないでしょうか。自分の見解を広げるためにベンチャーに就職lしたい方は、ぜひこの記事を参考に就活対策を行ってみてくださいね。
執筆:高下真美
新卒でインターンシップ紹介、人材派遣・人材紹介のベンチャー企業に入社。ベンチャー企業から大手IT・流通・情報・サービスなど多岐に渡る業種で営業・コーディネーターを担当。その後、大手採用コンサルティング系企業で8年の勤務を経て、夫の転勤を機に退職。現在は人材系コラムの記事執筆など、フリーライターとして活動中。