「課外活動」をエントリーシートで効果的にアピールする方法【例文あり】

「課外活動」をエントリーシートで効果的にアピールする方法【例文あり】

2021/07/14

自己分析

エントリーシートなどで「課外活動」について問われ、何を書いたらよいか悩んでしまう就活生は少なくありません。そもそも課外活動とは何でしょう。ここでは、課外活動は企業からどのような観点で評価されるのか、実際どう書けばよいのか、効果的なアピール方法を例文を交えながら紹介します。

課外活動はどう書けばいい?

課外活動とは学業以外の活動すべてを指します。たとえば、部活、サークル、留学、インターン、ボランティア、アルバイト、資格取得などがその一例となります。学業以外となる課外活動で採用したい人物だと思わせるには、いったいどのようなポイントを押さえればよいのでしょうか? 詳しく説明していきます。

履歴書の課外活動でアピールすべき点は?

履歴書の課外活動でアピールすべき点としては、下記の5つがあります。

1.何のためにやったのか
2.大変だったポイントの乗り越え方
3.目的を達成できたか
4.それで何を得たのか
5.仕事でどう活きるのか

一つずつ詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.何のためにやったのか


課外活動ですから、やろうと思ったきっかけや目的が何かしらあったはずです。あなたが行動するときに基準とする考え方を見せることで、仕事に取り組む姿勢をアピールできます。

2.大変だったポイントの乗り越え方


当初思っていたよりも大変な事態が起きたときや、トラブルや困難に突き当たったときにどのように対処するか、その考え方をアピールすることができます。

社会人になってからも、なんらかの事情でなかなかうまく仕事を進められないときもあると思います。そんなとき、どのような思考回路で解決する方法を導きだし、どう協力を募って仕事を遂行していくのかが非常に重要となります。そのため、課外活動についても、困難に突き当たったときの具体的な乗り越え方、どうしてそう考えたのかなどのポイントを押さえてアピールすると効果的です。

3.目的を達成できたか


目的としていたことなどが達成できたかどうかをアピールしましょう。仕事の経験がなくても課外活動でそれをアピールすることで、仕事のときにどんな働き方をする人かというのがわかるようになります。自己PR以外で自分をアピールできる重要なポイントとなりますので、ぜひ真剣に取り組んでください。

4.それで何を得たのか


目的の達成やそのプロセスでどのようなことをあなたは得たのでしょうか。やってよかったと思った内容を書き込んでいきましょう。履歴書を読む人事担当が、「この学生には一度会って話を聞いてみたい」と思うような内容にするために、何を得たかについては特に注力しましょう。

5.仕事でどう活きるのか


この課外活動を通して得たものが仕事で活かせる場面を具体的に伝えることで、仕事で活躍するイメージを相手に抱かせましょう。自分のよいところを具体的にアピールすることで、次の選考に進みやすい状況を作り出せるのです。

履歴書の「課外活動」の書き方4ステップ

履歴書の「課外活動」を書くときにおすすめの方法があります。書き出しやどうまとめればよいかわからなくなってしまった人も、この方法を使えば簡単に改善することができます。

STEP1.何に取り組んだのか

課外活動として何に取り組んだのか、冒頭に取り組んだ内容を書きましょう。部活、資格取得、アルバイト経験、ボランティア活動、留学経験など、課外活動としてアピールしたい内容を決めてください。

ビジネス文書では「結論」から書くように言われますが、「取り組んだこと」はまさに結論の部分です。書き出しでは「取り組んだこと」から書いていくようにしましょう。次になぜ取り組んだのか、取り組んだ理由や動機を書いていきます。

STEP2.どんな目標を立てたか

続いて、課外活動を通じて達成したい目標を書きます。たとえば課外活動として資格取得をアピールしたいとします。しかし、資格取得そのものが目標ではないはずです。資格取得を通じて何を達成したいのかが重要で、それこそが採用担当者が知りたい情報なのです。

目標を立てるときは、取り組んだ理由・動機と関連して目標を考えるようにしましょう。たとえば「自分は数字が苦手だから、簿記2級を取得したい」と資格取得の理由を考えます。すると、簿記2級を取得して「計数の力を高め、企業の業績がわかる営業を目指したい」といった目標が考えられます。

STEP3.どのように取り組んだのか

目標に向かってどのように取り組んだのかを書きます。どんな点が困難だったか、具体的なエピソードを元に取り組んだ内容を書いていきます。課外活動に取り組んだ理由が「自分の弱みの克服」であれば、困難を乗り越えるのは大変でしょう。それゆえに、困難を乗り越えたことで得られた能力は、採用担当者への強いアピールとなります。そして、どのように取り組み、困難を乗り越え、その結果どうだったのかを書きます。

STEP4.どのような気づきや学びを得られたか

最後に、課外活動を通じてどのような気づきや学びを得られたかを書いてください。取り組んだ理由、立てた目標、取り組んだ内容、困難を乗り越えたこと、そして結果を通して、自分がどのように成長したのかを書きましょう。

気づきや学びが最も採用担当者の心に刺さります。うまく書こうと構える必要はありません。STEP1.~3.に一貫性があれば、率直に書いた気づき、学びが採用担当者の印象に残ることでしょう。

このような4つのステップを押さえるだけで、魅力的で面接にも役立てられるエントリーシートを作ることができます。エピソードはあるけれど、書き方で止まってしまっている……という人は、ぜひ参考にしてアピール力のある課外活動を完成させてみてください。

課外活動の例文

最後に課外活動の例文を紹介します。4つのステップを意識しながら読んでみましょう。エントリーシートの課外活動欄に何を書いたらよいかわからない人は、ぜひ参考にしてください。

<資格取得の例文>

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私は日商簿記2級の資格取得に力を入れました。私は数字が苦手なので、簿記の勉強を通じて、計数の力を高めて企業の業績がわかる営業を目指したいと考えました。最初は、専門外の分野で最初はなかなか理解できず、机に向かうのが苦痛になっていました。

そこで毎日30分間は机に向かうと決め、簡単な問題集を解くようにしました。すると勉強という意識を持たずに取り組めるようになり、1日も休まずに勉強を続けていけました。結果、1回目のチャレンジで合格することができました。現在では企業の有価証券報告書を読んで、企業の強み・弱みを知ることができるようになっています。

この経験から、私は継続することの重要性を学び、企業の数字を読む力を身につけました。貴社では計数がわかる営業担当者を目指していけるよう、頑張って参ります。
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まとめ:ESの課外活動で悩んだら、4 STEPを試してみて

どの企業からも質問されるエントリーシートの課外活動。自分の長所や考え方が表れているエピソードを話すだけで、簡単に自分をアピールできます。ぜひご紹介した書き方4つのステップを活用して、書類を通過できる文章を作ってみてください。ここでアピールの仕方を学べば、他の項目を書くときや面接のときでも、自分のペースで進めていくことができますよ。

監修・文/山崎英理夫
人事コンサルティング歴4年、人事歴8年。人事コンサルタントとして教育研修のプログラム開発、人事制度診断等を提供。また、企業人事として新卒・中途採用に従事し、人事制度構築や教育研修の企画・運用など幅広く活動。この経験を活かし、人材関連の執筆にも数多く取り組む。
http://erinanase.com/

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