文系学生を中心に高い人気を持つ出版社への就職。書籍の編集に携わることができる出版社への就職がずっと憧れだったという就活生の方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、出版社に就職したい就活生のみなさんに向けて、志望動機の書き方を例文つきでご紹介します。
▼出版社の志望動機作成に役立つ!
多くの場合出版社は、就活生について「弊社を希望するということは、出版に興味があり、また自社の出版物についてもよく知っている」と考えます。当たり前の話かもしれませんが、もし希望する出版社について何も知らない、またその出版社の刊行物について全く興味がないというのであれば、面接を突破するのはなかなか難しいと言えるでしょう。
というのは、そのような人は必ず知識不足な部分が出てしまうからです。出版社が求める人材は「(営業・編集などの職種によらず)出版に熱意を持って取り組める人」と言えます。また「自社の刊行物が好きでその発展に尽くしてもらえる人」なのです。もともと大手出版社への就職は狭き門ですが、だからこそ、そのような人を採用しようとしています。
大手の出版社になるとさまざまな出版物を刊行しています。雑誌、単行本、新書、文庫本、コミックス、その内容も多種多様。もちろんこれら全てに目を通さなければいけないわけではありませんが、少なくともどのような出版物があるかを理解し、また「この雑誌のこういうところが好き」「こういう本を作りたい」「こういう本を売りたい」といった熱意が、出版社へ就職したい人には必要です。
出版社に就職を希望する場合、エントリーシートや履歴書に志望動機をどのように書くかですが、これは「出版への熱意をいかにうまく伝えるか」に尽きます。
よくサンプルにある、
御社の刊行物の方向性や内容が私に合っていると考え……
といったよく見るフレーズではアピール不足。次は、志望動機の例文をご紹介します。