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「逆面接」とは面接を受ける立場の人が面接官となり、面接をする立場の人に質問をするという面接方法のこと。つまり、役柄が逆転するという意味です。このような面接法を取り入れる目的は、質問させることで受験者の質問力、問題解決力、積極性、度胸、視点、自信などを見極めたいからです。受験者は応募企業に関して知りたいことを質問をしますが、個性を出すためには他の人とは違う視点での質問が求められます。従来の面接より人柄や考えが前面に出るユニークな面接法といるでしょう。
逆面接を成功させるための対策として最も簡単なのは、ロールプレイでの練習です。3人1組みで「面接官」「受験者」「観察者」の役を順番に受け持ち、それぞれの立場から客観視できるように練習します。3人揃わない場合は、2人で「面接官」と「受験者」を交互に受け持つようにしましょう。受験者役のときには質問の意図をきちんと把握して答え、面接官役のときには受験者から何を聞き出したいのかを明確にする必要があります。また、逆面接に備えてシミュレーションしておくのもいいかもしれません。