データで読み解く! 2015年度卒 就職戦線事情 第7回 2015年度の就職活動。タイトになる日程の影響は? その1

データで読み解く! 2015年度卒 就職戦線事情 第7回 2015年度の就職活動。タイトになる日程の影響は? その1

2015/02/25

就活の悩み・疑問

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第7回

2015年度の就職活動。タイトになる日程の影響は? ①

マイナビは、2015年春に卒業を予定している学生を対象とした企業の採用状況と、学生の就職活動状況、内定状況をまとめた「2014年度就職戦線総括」を発表しました。この連載では、それらの総括資料をもとに、就活生のみなさんに向けて2015年卒就職活動のポイントとなるデータをご紹介していきます。

第7回目は、来年度からの採用時期変更に伴う学生の就職活動への影響や、企業側の課題について見て行きましょう。

選考時期変更で企業の採用活動が大きく変わる

2013年秋、日本経済団体連合会は「採用選考に関する指針」を発表。2015年度(2016年卒)以降の採用時期が大きく変更されることになりました。具体的には、採用の「広報活動開始」は3月1日以降、「選考活動開始」は8月1日以降となります。選考活動の開始時期が後ろ倒しされるのは十数年ぶりのため、学生や企業への影響は大きく、さまざまな課題も指摘されています。


理系学生は就活と学業の両立が難しくなる

この変更に伴い、特に影響が大きいと予想されるのが理系の学生・院生です。選考活動が開始される夏は、卒業・修士論文のための実験や中間発表、学会が集中。さらに例年通りであれば、大学院の進学試験も同時期に実施されます。

これまでは4月ごろに就職活動を行い、内々定を獲得したうえで夏の大学院進学試験を受けるという形が一般的でした。しかしながら2016年卒の学生の多くは試験勉強と平行して就職活動を行わざるをえず、進路の選択が難しくなると予想されています。

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