OB・OG訪問を受けてもらうことができたけど、相手が約束をおぼえているかどうか心配……。訪問する先輩は仕事が忙しい社会人ですから、不安になるのも無理はありません。そこで用いるのがリマインドメールです。ここでは、リマインドメールの書き方とポイントを例文を交えて紹介します。
リマインドは、英字では「remind」ですね。意味は高校レベルの英単語ですから説明するまでもありませんが、「〔人に〕思い出させる」、「〔人に〕気付かせる」です。そう、リマインドメールとは、相手に思い出してもらうためのメールです。OB・OG訪問に限らず、重要な商談やミーティングなどの再確認においても、リマインドメールは用いられています。
メールを送るタイミングですが、リマインド効果を最大限ねらうなら、訪問日の前日がベストでしょう。数日前では効果が少し薄らいでしまうかもしれません。
それではリマインドメールの書き方について見ていきましょう。
用件、大学名、名前を書きます。たとえば、「明日のOB(・OG)訪問につきまして(○○大学・まいなびよしこ)」など、件名は一眼でわかるように。また、注意点として、「明日のOB(・OG)訪問のリマインド(○○大学・まいなびよしこ)」とは、失礼になるので書かないように。
まず、訪問するOB・OGの会社名・部署名・名前を書きます。次に、「お世話になっております」などの挨拶を付けて、自分自身が誰か、大学・学部・名前を書きます。OB・OGの会社名・部署名・名前は、誤字脱字がないように念入りに確認を!
まず、仕事が忙しいなか都合をつけて、OB・OG訪問に応じてくれたことに対してお礼を述べます。そして、約束した日時と場所を書きます。ここで日時と場所を記載することは、お互いに認識齟齬がないかも確認できるため有効です。
件名:「明日のOB(・OG)訪問につきまして(○○大学・まいなびよしこ)」
株式会社●●●●
△△△△部
□□□課
◇◇◇◇様
お世話になっております。
○○大学のまいなびよしこです。
先日はOB(・OG)訪問をご了承いただき、誠にありがとうございました。
明日は(時刻)に(場所・住所)でお待ちしております。
何卒よろしくお願い申し上げます。
(以下、署名を入れます)
【大学】
【名前】
【電話】
【メール】
リマインドメールは、日時と場所の認識違いがないかを確認できる利点のほかに、相手に丁寧な印象を与える効果も期待できます。OB・OG訪問の際は、ぜひ、リマインドメールを効果的に使ってみてください。
なお、OB・OG訪問には、訪問の依頼から始まって、受けてもらえる場合は日程調整をし、訪問が終わったらそのお礼というように一連の流れがあります。OB・OG訪問をするのは初めてという人は、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。
【メール例文付き】就活のOB・OG訪問、「依頼からお礼まで」のやり方を徹底解説!
https://gakumado.mynavi.jp/style/articles/43422
文/学生の窓口編集部