係はやらなかった 222人(55.4%)
司会 52人(13.0%)
発表者 45人(11.2%)
書記 44人(11.0%)
タイムキーパー 38人(9.4%)
なんと「係はやらなかった」という人が半数以上! それぞれその係を選んだ理由を聞いてみました。
・積極的に発言するのは苦手で、ただただその場の流れで。係をしている人を凄いなと思っていた(女性/30歳/学校・教育関連)
・無難にしているほうがアピールになる(男性/22歳/建設・土木)
・係に立候補するのが面倒だった(女性/24歳/団体・公益法人・官公庁)
自分の能力や性格を踏まえ戦略的に係にならないのもありみたいですね。
・自分の意見をいうより、人の意見を聞いてまとめるほうが好きだった(女性/23歳/建設・土木)
・司会役が自分のペースでやりやすかった(女性/28歳/医療・福祉)
・司会をやると目立つから(男性/23歳/人材派遣・人材紹介)
司会役の場を仕切る能力の有無で、他のメンバーの参加姿勢や発言頻度が大きく変わります。責任重大な役割ですが、率先してその役割を担おうとする姿勢は素晴らしいですね。
・人前で話すことが苦ではなかったから(男性/29歳/医療・福祉)
・1番目立つ役だから(女性/24歳/医療・福祉)
・自分ではそのようなつもりはないがいつも緊張しないで落ち着いて喋って見えるらしく、よく推薦された(男性/27歳/電機)
発表者の出来が班の評価に与える影響は少なくないはず。グループワークの中で「この人話がうまそうだな」とメンバーから信頼を獲得した人物が自然と発表者になることも多いですよね。
・文章を完結にまとめて、記録することが得意だったので(女性/25歳/機械・精密機器)
・整理して記録するのが1番自分にできそうだった(女性/26歳/学校・教育関連)
・字が綺麗だから(女性/29歳/学校・教育関連)
議論の流れや発言内容を書き留める役割の書記ですが、議論を整理してまとめあげる能力は、社会人になってからも求められること。うまくこなしてアピールにつなげたいですね。
・時間配分が得意だったから(女性/23歳/食品・飲料)
・楽そうだったから(女性/26歳/建設・土木)
・まとめるのは苦手だったが、何かの役をやらなければと思ったので(女性/23歳/建設・土木)
多くが「楽そう」「役の中で1番責任が低そう」など消極的なものでしたが、「時間管理が得意」など積極的な理由もありました。グループディスカッションにおいて時間管理は重要なこと、議論をしつつも冷静に時間に対しても注意を注げる人物が適任ですよね。
どうやら役割によって傾向があるようで、多くの場合、「司会」「発表者」といった発言量が求められる役割を担う人は積極的、「タイムキーパー」「係についてない」などの役割を担う人は「楽そう」「話すのが苦手」など消極的な理由が多いようでした。自分自身の適性を踏まえて役割を決めるのは大切ですが、どのように振る舞うのが1番チームのためになるか、という積極的な姿勢を持ってぜひさまざまな役割で自分をアピールしていきましょう。
文●学生の窓口編集部
マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年3月
調査人数:401人