就活生の皆さんの疑問・質問を解消するため、Q&A方式でさまざまな就活の悩みにお答えします。今回は、「専攻して学んできたことや経験が直接仕事に生かせるものではない場合、どのようなアピールをすべきか?」という相談です。
<就活生からの質問>
エントリーシート(ES)や面接で「あなたの知識や経験を、入社後にどう生かしていきたいですか」という質問があります。しかし、これまで私が専攻してきた分野は、直接何かに役立てることが難しいものなのです。そのため、回答は「問題を探し出し、丁寧に取り組む力を●●で生かしたい」というように、アピールする内容が「課題発見能力」や「堅実性」など基本的、もしくは観念的なことしか答えられないのです。文系の学生に多いのかもしれませんが、自分が積み上げてきたことが仕事に直接活用できるものではない場合、どのようアピール方法があるでしょうか。
<就活の真実 事務局からの回答>
「あなたの知識や経験を入社後にどう生かしていきたいですか」との質問ですが、
の3点について、企業側は確認したいのだと推測されます。
質問者様は、自分の経験が仕事に具体的に結びつかないことを悩んでいるようですね。考えた末、どうしても出てこないということであれば、「会社は何をしてほしいのか」と逆の考えをしてみてはいかがでしょうか。
企業側も、新卒の学生に大きな経験を求めているわけではありません。新卒学生へ求めるのは今までのキャリアよりも、その企業でののびしろです。企業が求めていることに沿って、質問者様の過去のできごとを探し出し、エントリーシートの読み手が納得できるように書けばアピールにつながると思います。頑張ってくださいね。
コンテンツ提供●プライマル株式会社「就活の真実2016」
「就活の真実2016」
「就活の真実」は、プライマル株式会社が提供する、1,300記事以上のノウハウを収録したスマホアプリ。就活生の実体 験や、企業の人事担当者の本音などの内容が人気を博している。iOS版はApp Storeから、Android版はGoogle Playから、 それぞれ無料で入手可能。