【GD対策講座】GDでのそれぞれの役割【グループディスカッション攻略】

【GD対策講座】GDでのそれぞれの役割【グループディスカッション攻略】

2015/08/21

グループディスカッション

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グループディスカッション(以下GD)では討論を円滑に進めるために、グループ内で役割を決めるのが一般的になっています。役割はおもに以下の種類があります。

■司会(リーダー)

全体を把握して全員の意見を聞きだし、チームとしての意見を導き出すまとめ役。うまくまとめられれば非常に評価が高くなりますが、そうでなかった時にはマイナスになってしまうハイリスク・ハイリターンなポジション。

■書記

意見や議論の内容を書きとめる役割。ホワイトボードを使うなど、必ず書記が必要な場合もありますが、特に書記役は決めずにそれぞれが意見をメモし、最後にまとめるということも。書記役になったら、メモ作業で手が一杯になってしまい、自分の意見が言えなかったなんてことのないよう気をつけて。

■タイムキーパー

こまめに時間をチェックし、メンバーに知らせる役割。冒頭で、最初に何にどれだけ時間をかけるかというタイムプランの提案ができるといいでしょう。こちらも注意したいのは、時間チェックに気をとられて自分の発言のきっかけをなくしてしまうこと。タイムキーピングとコミュニケーションを同時に行えるからこそ評価されるのです。

■発表者

グループでまとめた意見を発表する人。発表者の伝え方やまとめ方が上手だと全体的に印象が良くなるので、討論中の発言回数が多くなかった場合やとくに役割を担当しなかったときは発表者を買って出るのもおすすめ。

特定の役割を担ったからといって、無条件に評価が高くなるわけではありません。どの役割が有利といったことを考えるよりも「グループ全員が合格する」ために、お互いが協力しながら、自然発生的に役割を分担できることがベスト。企業がGDで見るのは、その企業の一員として会議や議論をどう進めていくかということです。社員の一員になったつもりで、仲間と協力し合ってディスカッションをするという意識を忘れないようにしましょう。


監修者●上田晶美

上田晶美(うえだあけみ)
1994年ハナマルキャリアコンサルタントを設立し(現在は株式会社ハナマルキャリア総合研究所)以来、大学生の就職、社会人の転職に関する講演、執筆を手がける。年間約20の大学でその他の講演も含め200講演。就職関連の著書20冊。1983年早稲田大学教育学部卒業。近著に『ちょっと待ったその就活!』(技術評論社)、『働くための「話す・聞く」コミュニケーション力って何?』(ぺりかん社)

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