面接の最後に「何か質問ありますか?」と聞かれた場合の対処法は?

面接の最後に「何か質問ありますか?」と聞かれた場合の対処法は?

2015/07/08

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面接の最後に「何か質問ありますか?」と聞かれて、困ってしまうという方も多いのではないでしょうか。

このとき大切なのは、「面接官の意図を考え、自分がその質問をする意図を相手に伝える事」です。

純粋に「何でも質問してください」という場合ももちろんあります。しかし、この質問には応募者の志向や意欲を図るという採用側の意図がある場合が多いのも事実です。会社への興味や意欲がある学生だからこそ、学生から質問が出てくると考えているのです。

ここで「質問はありません」「いや、特にないです」という回答をすると、「私は御社に興味がありません」と言っているようなものです。自身のアピールをする最大のチャンスと捉えて積極的に発言しましょう。

しかし、内容によっては相手にマイナスの印象を与えてしまう可能性があるので気をつける必要があります。

例えば、「残業はどの位ありますか?」「夏休みはとれますか?」「お給料はどの位ですか?」「産休・育休制度はありますか?」。このような質問を面接官にしたというケースをよく耳にします。たしかに、働き方・待遇・福利厚生面が気になるという人も多いでしょう。

しかし、この質問をされた面接官はどのように感じるでしょうか。「働き方、制度、給料の事だけを気にして働くのだろうか。それだったら、うちの会社でなくても良いのではないか……」。図らずしも、こう思われてしまうケースがあります。

待遇や給料などの条件以外にも、その企業への関心があると感じられなければ、入社後どのようなモチベーションで長く仕事を続けていくのか、企業としては気になってしまいますよね。

とはいえ、どうしても面接の場で上記のようなポイントを聞きたいという方もいらっしゃると思います。そんなときは、あくまで一例ですが次のような伝え方をしてみてはいかがでしょうか。

「御社で●●を成し遂げるため、ぜひ結婚・出産後も長く働いていきたいと思っております。女性社員の方々が出産を経て引き続きご活躍されている例などございましたら、教えていただけますでしょうか?」

「●●の分野で成果を出していくため、長く働いていく覚悟を持って入社したいです。働くイメージをしっかり持ちたいと思いますので、1カ月・年単位でも構いませんので皆さまどういう働き方をされているのか、教えていただいてもよろしいでしょうか?」

同じ事を聞くとしても、このように発言する事でその質問をする意図や、この会社で長く働いていきたいという意志が伝わります。

また、企業ホームページに掲載されている事を質問するときも注意が必要です。すでに掲載されているような基本的な質問をすると、「事前に調べてくれていないのだな……」と受け取られ、面接官に志望度が低い人だと疑われてしまう可能性もあります。

そうならないように意欲を伝えるのであれば、「ホームページに掲載されている●●という情報についてもう少し詳しくお伺いしたいのですが……」と、事前に勉強してきている事をアピールしながら質問をすると良いかもしれません。

いくつか例をご紹介しましたが、「これは質問してはいけない」と、固くなった状態で面接に臨むのは本末転倒になってしまいます。また、「これを聞けば大丈夫!」という正解も正直ありません。大事なのはしっかり面接官の質問の意図をくみ取り、あなたらしい質問の意図・意欲を伝える事です。「この会社で働きたい、だからこそさせていただいている質問です」という前向きな気持ちが伝わると良いですね。

薬袋恵理(みない えり)
日本キャリア開発協会CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)会員
人材サービス会社にて、人材派遣営業・コーディネーターを経験し、転職。現在は人材サービス会社にて、キャリアアドバイザーとして主に20代~30代の方々の転職支援を行う。
2012年、日本キャリア開発協会CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)取得
https://www.j-cda.jp/

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