成績や語学力より熱意が大事!「トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム【大学生等対象】 第16期 壮行会・交流会・オリエンテーション」に行ってみた

ゆり(ガクラボ所属)

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ガクラボ学生ライターで現在大学1年生のゆりです。みなさんは「トビタテ!留学JAPAN新・日本代表プログラム」に大学生も応募することができることをご存じでしょうか。

私はこれまで、トビタテは高校生向けの留学プログラムだと思っていたのですが、大学生向けの多彩な留学プログラムがあると知りました。“大学生”という貴重な時期にぜひ多くの方にチャレンジしてもらいたい!という気持ちを込めて、2024年7月21日(日)に開催されたトビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム〜【大学生等対象】 第16期派遣留学生壮行会・交流会・オリエンテーション〜の様子をお伝えします。

そもそも…トビタテ!留学JAPANとは?

文部科学省が2013年に開始し、官民協働で取り組んでいる留学促進キャンペーン。現在はコロナ禍で落ち込んだ留学生の数をコロナ前の水準に回復させることを目指して、2023年度~2027年度の第2ステージを実施しているそうです。※詳細についてはこちらをご覧ください。

これまで260以上の企業・団体・個人の方の寄附をいただき、返済不要の奨学金による留学を支援することを実現するプロジェクトです。選考基準は、学業成績や語学力ではなく、熱意好奇心独自性を重視して選考され、これまでに約1万名以上を選抜し、100か国以上に留学しています。

2023年より第2ステージが始動し、「新・日本代表プログラム」「留学プラットフォーム」「価値イノベーション人材ネットワーク」の3事業により、新たなグローバルリーダー社会に対してインパクトを生む人材を輩出することを目的としています。

トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム〜【大学生等対象】第16期派遣留学生壮行会・交流会・オリエンテーション〜ってこんなかんじだった

今期は267名の派遣留学生が決定し、壮行会が文部科学省3階第1講堂で行われました。

当日の一日の流れは

1.壮行会
2.交流会
3.派遣留学生対象オリエンテーション

といったプログラムでした。

今回は壮行会と派遣留学生対象オリエンテーションの様子を詳しくお伝えします。

壮行会の様子

壮行会では、文部科学大臣によるご挨拶、支援企業代表の方と篤志家の方からの激励メッセージ、先輩トビタテ生からのメッセージ、派遣留学生代表3名による決意表明が行われました。

支援企業代表の日本電信電話株式会社 取締役会長 澤田様からは「自分は一人じゃないと思って道を作ってください」「日本を変えるためには世界に出なきゃいけない」、トビタテの先輩方からは「自分の行動次第で目の前の環境は変えることができる」「地球がフィールドになる」等、様々な力強いお言葉が16期生に贈られました。

その中でも特に、盛山正仁文部科学大臣 の「留学することで日本の良さも、行く国の良さもわかる」という言葉が印象的でした。これから海外に行くトビタテ生の心に、長く残る言葉になったのではないでしょうか。

派遣留学生対象オリエンテーションの様子

オリエンテーションを始める前に、人が成長するためには「住む場所」「付き合う人」「時間配分」の3つを変えると良いという大前研一さん(日本の経営コンサルタント)の言葉が紹介されました。

その後、事前に集計したアンケートを元にディスカッションテーマが設けられ、学生たちがグループに分かれ、トビタテ生と支援企業のディスカッションが行われました。

前半、留学先の地域・国が近い学生たちが集まったグループでは、地域ならではの特徴などを先輩トビタテ生や支援企業の方々にアドバイスをいただいていました。

私は芸術、建築、デザインの班を取材しました。まずは自己紹介から始まり、メンバーで打ち解けた後に質問が行われていました。中でも支援企業の方の「環境が変われば行動が変わり行動が変われば意識が変わる」という言葉が印象的で、トビタテ生も真剣な眼差しで聞き入っていました。

後半、留学テーマが近しい学生たちで集まったグループでは、アドバイザーの方たちと共に「自身の研究や学びを深めるためにどうすれば良いか」などが議論されました。

私は教育・HR(Human Resourcesの略、人材育成のこと)のグループを取材しました。学生のみなさんが自分の経験に基づいて問題意識を持ち、活発に話し合っていた点がとても印象的でした。

オリエンテーション終了後には学生同士みなさん仲良くなり、留学への意気込みを共有したりしていました。

まとめ

今回の取材を通して、ここまで志を高く持ち、課題意識を持っている同世代が全国にたくさんいることを知り、現在大学1年生の私にとっても良い刺激となりました。

行く国も違う、目的も違う。しかし「海外で自分の学びを深めたい!挑戦したい!」という共通の目標を持って選抜された同世代の仲間たちと繋がりを持てること。また、同世代同士の繋がりだけではなく、歴代の卒業生や支援していただいている企業・団体・個人の方々、事務局の方々などたくさんのサポートをしてくれる大人たちと関わることができることもトビタテならではだと思います。

第16期派遣留学生のみなさんの活躍を心より願っています。また、来期チャレンジするみなさんにも、熱量が届いていたらうれしいです。

情報提供:トビタテ!留学JAPAN 
ライター:ゆり(ガクラボメンバー
編集:ろみ(学窓編集部)

ゆり(ガクラボ所属)

ゆり(ガクラボ所属)

今年城西国際大学1年生です。大学では映像芸術を学んでいます。
ストレートからミュージカル、朗読劇など、ジャンル問わずお芝居を見ることが好きです!大学進学を機に上京したことが嬉しすぎて舞台を見に行く頻度が加速し続けています。

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