「トビタテ文化祭」ってどんな文化祭?世界各国・多種多様な分野で活躍する先輩たちが一堂に会するイベントに大学生記者が潜入!
こんにちは!学窓ラボの近です! 先日1月21日に開催された、トビタテ!留学JAPANが主催する「トビタテ文化祭」に参加してきました!これから留学をしたいと考えている学生さん・海外の文化に興味のある学生さんに向けて、その内容をレポートします。
『トビタテ!留学JAPAN』とは
日本の若者の海外留学への気運を醸成する官民協働の留学促進キャンペーン。意欲と能力ある全ての日本の若者が、海外留学に自ら一歩を踏み出す機運を醸成することを目的として、2013年10月より開始。コロナ禍で落ち込んだ留学生数をコロナ前の水準に早期に回復させることを目指し、2023 年度〜2027 年度の第 2 ステージを実施中!
※詳細についてはこちらをご覧ください。
今回第2回目の開催となる当イベント。筆者自身、トビタテ!留学JAPANの奨学生募集に関する話は以前から聞いたことがありましたが、「文化祭」っていったいどんな感じなのだろう?とワクワクしながら参加させていただきました。
まず、当日の会場様子はこんな感じ!普段なかなか足を踏み入れることのない文部科学省に行けることもすごく新鮮でした。学生さんだけではなく、親御さん、小さなお子さんなど様々な年齢層の方が来場され、大学や高校の文化祭のような賑やかな雰囲気でした!
ステージパフォーマンスやブース出展者の方々は、ゲストの2名を除き今までトビタテ!留学JAPANを通して留学を経験した方々(以下、トビタテ生)だそうです。
今回いくつかのブースを周りましたが、その中から、個人的に特に面白いと思ったブースをピックアップして紹介します!
アメリカ留学が社会課題について考えるきっかけに!食べられる「おからスプーン」でフードロスに立ち向かう知念杏珠さん
最初はアメリカ・サンフランシスコに3ヶ月間、ドイツ・フランクフルトに2週間(同じく3カ月間の予定でしたが、コロナウイルスのため早期帰国)滞在をされた知念杏珠さんにお話を伺いました。知念さんはOkaraokaraという食べられる「おからスプーン」を開発・販売されているのだそう。
お豆腐を作る際に必ずできるおからのフードロスを削減するために、おからをクッキー生地に練り込み焼き上げたスプーン「パクーン」が生まれたそう。
知念さんは、留学前は学んだ英語を活かして地元沖縄県の観光産業に携わりたいと考えていたそうですが、サンフランシスコ留学中に起業意欲や社会課題解決意欲の高い同世代に感化され、その考えが一変。留学から帰国後、コロナ禍で大打撃を受けた沖縄県の観光産業を目の当たりにし、観光以外の分野で地元の課題を解決できないかと考えるようになったのだそうです。
現在は本業としてつとめていた企業を退社され、「パクーン」をより広く知ってもらうための活動に専念されているとのことです。フードロスの削減だけでなく、地元沖縄の産業活性化に寄与したい、と熱く語られていたのが印象的でした。
誰もが一緒に楽しめるユニバーサルスポーツを紹介!韓国にアーチェリー留学をした小川哲生さん
次に韓国にアーチェリー留学した方のコーナーに立ち寄りました。実際にアーチェリーを体験することができるコーナーで矢を放つ体験をさせていただきました。弓道を行ったことはあるのですが、全く違くて初めてするスポーツは新しい体験で楽しかったです!スポーツ留学ということは私自身初めて聞いたのですが、実際にお話を聞いて個人的にもそちらについてもより知りたくなりました!
幼児教育「モンテッソーリ教育の知識」を極めるためにオーストラリアへ留学した善福光さん
そして個人的に1番面白いと思ったのはモンテッソーリ教育でした。こちらはオーストラリアに留学してモンテッソーリ教育勉強した方のブースでした。モンテッソーリ教育とは子供の育ちなどを勉強し、子供の手や頭の動きを勉強して、子供により早く発育できるような手を集中できる道具などがありました。実際に子供のためのおもちゃがあり、手や頭の使い方を幼児が勉強することをそのようなおもちゃで支援しているという事を知るのは面白く、参考にもなりました。
他にもキャリア相談に乗ってくれる「エシカル就活」のブースやテコンドーの日本代表として活躍される方のブース、フランスの伝統刺繍作家として活躍する方の実演・作品展示、ステージパフォーマンスや、世界で活躍する俳優・現代美術家の方々のトークショーなど…本当に様々な催しがあり、あっという間に時間が過ぎていました。
▲トビタテ留学経験者が5名以上在籍する「エシカル就活」のキャリア相談ブース
▲フランスの伝統刺繍作家として活躍する湯浅拓海さんの実演の様子
まとめ
今回「トビタテ文化祭」に参加してみて感じたのは、歴代のトビタテ生の方々が世界各国・多種多様な分野で活躍されているのだ、ということです。また、留学に行って終わり、ということではなく留学終了後もトビタテ生同士で繋がって情報共有をしたり、活動を起こしたりしている人が多いのだなという印象を受けました。
実際、今回の「トビタテ文化祭」や同期生同士の交流会、トビタテ生限定のオンラインコミュニティなどがあるそうで、留学中に近くに住んでいるトビタテ生と繋がりを持つことが出来たりするそうです!私もトビタテで留学をしたい…!と思いました。
また、どの出展者の方々もとても気さくにお話を伺うことができたので、興味があるブースの方には自分から積極的に声をかけてみると良いと思いました。新たな出会いや気づきが得られると思います。
留学を検討している学生さんだけでなく、海外の文化に興味がある方、トビタテの多様な奨学生に興味を持った方は、トビタテ生を中心とした約2000名の体験談をキーワード検索できる、「留学大図鑑(留学大図鑑~先輩たちの留学体験談~|トビタテ!留学JAPAN (jasso.go.jp) )」をチェックしてみてくださいね。多彩な留学の世界に触れることで、新しい自分自身が見つけられるかもしれませんよ!
情報提供:トビタテ!留学JAPAN
ライター:近 由梨子(学窓ラボメンバー)
編集:ろみ(学窓編集部)
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